2009/03/14

Maultaschen / Bürger / ドイツ料理

とうとうとうとうとうとう見つけた!

のが、長い間「どこかで食べられるor買えるところはあるまいか、、」と輸入食材屋さんに行くたびに探し続けていたMaultaschen。
思えば2年前、ドイツで食べて以来「美味しかったな、マウルタッシェン、また食べたいな、マウルタッシェン」と思いを馳せていたんだけど、さすがにもうドイツに行く用事もないし、送ってもらうわけにもいかないシロモノだし、半ばあきらめていたんだけど。(シュペッツェレはたくさん持って帰ってきたのでまだある :-) )

そんな私がたどり着いたのが、ドイツの食品メーカーBürger(ビュルガー)社のHP。どうやってたどり着いたのか全く覚えてないんだけど、商品ページを見たらMaultaschenがある!オンライン通販できるのかな?って思ったんだけど、通販はやってないようだったので、取扱店舗をチェック。横浜ではプリンスペペの成城石井か、横浜そごうのザ・ガーデンが取り扱っているよう。どっちも行ったことあるのに、全然気付かなかった、、、ということで、大嫌いな地下鉄でムダ足を踏まないためにも、近いプリンスペペの成城石井に取扱商品の問い合わせ。そしたらBürger社の製品からは、マウルタッシェン(Maultaschen)と、ミニマウルタッシェン、シュップヌーデルン(Schupfnudeln)を取り扱っているとのことだったので、会社帰りに早速店舗へ。


ミニサイズのマウルタッシェンには興味ないので、普通サイズ(かどうかは知らないけど)のものを2箱(1箱200g、490円)購入。ちなみにドイツではチルドで売ってた気がするけど、輸入ものなので冷凍食品の扱い。1箱には2個のかちかちマウルタッシェンが入っていて、この凍ったままのものをコンソメスープで12分~15分茹でて使用。結構長いこと茹でなきゃいけないのねー。

コトコトコンソメで茹でたマウルタッシェンを、そのまま油をひいたフライパンで焼きつけ。正しい調理法はわからないんだけど、私のマウルタッシェンの定義は、ドイツで食べたAngebratene Maultaschen mit Eiなので、なるべくそれに近いものをイメージしながら :-) 。焼き付けたマウルタッシェンを一回フライパンから取り出して、薄切りに。この時点でもうかなりいいにおい。ラビオリって言うよりは、基本餃子なので、このまま酢醤油+ラー油で食べたくなるのを、ガマン。

切ったマウルタッシェンをさらに焼き付け。私は結構しっかり焼いた感じが好きだったのでこうしてるけど、たぶん茹で→切る→炒めだけの工程が正しい気がするけど、まあそんなことはどうでもいい。焼けてきたらとき卵を投入して卵が固まるまでさっくり炒めて完了。味付けはシンプルに塩コショウのみ。マウルタッシェン自体の味もしっかりしてるし、コンソメで茹でてるし、変に味をつけないほうがおいしいと思う。
出来上がったマウルタッシェン+卵炒めは、ドイツで食べたのとかなり近いもので、学校から帰ってきた土曜日のお昼に母が作ってくれた炒飯のような優しくて懐かしい味。(週休2日じゃなかった時代がばれる)
もうずーっとずーっと食べたいと思っていたものだったし、(私にとっては)新横浜は遠いけど、これを買うためだけに成城石井に行くのは苦にならないと思った :-)
マウルタッシェンを茹でたコンソメは、1回目は捨てちゃってたけど、「これマウルタッシェンから出汁も出てるし、スープにすれば美味しいに違いない」と、塩コショウでちょっとだけ調味して、パセリを散らしてもう1品完成。さすがに澄んだコンソメスープってわけにはいかなかったけど、普通に美味しいスープだった :-) 天才あらわる
ちなみにシュップヌーデルン(Schupfnudeln)も購入してきた。これはココで食べた料理をイメージして調理してみる予定 :-)