2008/12/31

Aroma fresca名古屋 / イタリアン / 矢場町

美味しいもの会Jちゃんとの2008年食べ納めは、アロマフレスカ名古屋。麻布のお店は予約3か月待ちは当然の状態らしいけど、新しくなった松坂屋本館の10階にあるこの名古屋のアロマフレスカは、ぎりぎりでも予約可能らしい :-)よいことだ。同じフロアにはジョエルロブションのレストランもあったりする。松坂屋がんばってるんだね。大晦日の今日はランチのみの営業。
ランチは3500円のパスタコース(Antipasto+Pasta+Dolce)と5800円のランチコース(Antipasto+Pasta+Pecse or Carne+Dolce)の2種類。私たちは5800円のコースを選択。前菜と、パスタは2種類から、メイン料理、デザートはそれぞれ4種類から1種類選べる。ただ、パスタは「取り分けなさいますか?」と聞いてくれるので、2名の場合は2種類選んで取り分けてもらうのが良。今回はメイン以外は2人とも同じものを注文。(パスタは2種類で)。

Antipasto:Polpettino con Cervo e Fegato d'Anatra(蝦夷鹿とフォアグラのポルペッティーノ ルッコラのサラダ添え)

前菜は真鯛白子のポワレか、蝦夷鹿+フォアグラのポルペッティーノ。これは迷わず蝦夷鹿をチョイス。「ポルペッティーノってなんだろうねー」と言ってたんだけど、出てきたのは「ハ、ハンバーグ?」食べてみて「ハ、ハンバーグ??」と顔見合わせる相変わらずの私たち :-)、あとから調べてみたら「ポルペッティーノ」って「肉団子」っていう意味らしいので、あながち間違いではない。(←でも積極的に当たってはいない)。ナイフを入れるのが大変なほど「みっちり」したハンバーグ(違)で、前菜とは思えないほどボリューミー。最初はフォアグラの存在はわからなかったけど、しばらく食べ進めたら「ごろり」とフォアグラが出現してきてこれまた美味。
Pasta:Tagliolini alle apesante con Bottarga(帆立貝と水菜のタリオリーニ イタリア産カラスミ風味)/Gnocchi alla Bolognese con Tartufo(リコッタチーズのニョッキ ボローニャ風ミートソース トリュフ添え)

この日のパスタはタリオリーニとニョッキ。先にも書いてあったけど、スプリットしてもらってちょうどいいポーションになる感じ。タリオリーニはまあ普通で(でもカリっと表面が焼かれた帆立は美味しかった)、カラスミのせいもあってちょっと塩味強めだったので、これがフルポーションだったら結構しんどかったと思う。
逆にリコッタチーズのニョッキは絶品!!こんな美味しいニョッキは食べたことないって言うぐらい美味しくて、ソースも絶妙だったし、結構たっぷりめにかかったトリュフもいい感じだったし、これはもうソースを一滴たりとも残したくなくて、「パンのお代わりをお願いしますー」と言ったんだけど、残念ながらパンが出てきたのはお皿をさげられてからだった :'-(
これはフルポーションで食べたい味だった、、、美味しかったなあ。
Pesce o Carne:Piatto del Giorno(本日の魚料理・肉料理)

メインは鮟鱇の蒸し焼き、子羊煮込み、豚の炭火焼、金目鯛のポワレとある中で、私は豚の炭火焼、Jちゃんは最後まで悩んだ後ポワレを選択。いつもなら私がポワレを選んでる感じだけど、ソースが「濃厚なソースに酸味を加えた、、」という説明だったので、酸味かあ、、と思い豚をチョイス。これがもう写真の通り「え!」って思うポーションでやってきてびっくり。しかもナイフがすごく入れにくくて、きーっってお皿の音をたててしまうこと2,3回、、すみません。
これも結構塩味が強め。
Dolce:Millefoglie di Mela con Gelato di Meiple(紅玉りんごのパイ仕立て メープルのジェラート添え)
デザートは、りんごのパイ、キャラメル風味のババロア、洋なしのコンポート、栗のクレープから。栗のクレープに添えられる「エキストラバージンオイルのジェラート」っていうのが気になって気になって、最後まで悩んだんだけど、結局リンゴのパイにしちゃった。 :-)
ここまででパスタ以外は「肉→肉→肉」な私だったので、「パイちょっと重いかも、、」と思ったんだけど、ぜんぜんパイの重さはなくて、メープルのジェラートも思っていたより軽い味だったので、さくっと食べられた :-) アツアツのパイに、アイスクリームって、どうしてあんなに合うんだろうね :-)
麻布のお店には行ったことがないので、お料理やサービスを比べることはできないけど、ニョッキのおいしさがほんと半端なかったので、きっと麻布のお店はもっと美味しいんだろうなあ、と。いつか行ってみたいな。
2008年もごちそうさまでした :-)
来年も美味しいもの食べられる環境でいられるといいな。

2008/12/21

Eataly Daikanyama / マーケット / 代官山

今年の秋、代官山LOVERIAにオープンした「Eataly Daikanyama」へ行ってきた。
Eatalyはイタリアのトリノとミラノにて展開する、高級食材専門店でこの代官山の店舗が日本初上陸らしい。代官山の駅からは徒歩2~3分(迷ったので実際のところはよく分からない)。
商品の90%がイタリアからの直輸入品だというマーケットプレースが魅力的なのはもちろんなんだけど、さらに魅力的なのはイートインがあって、カジュアルにオーセンティックなイタリアンが楽しめるというところ。(お値段は普通のレストラン並だけど)。
お昼過ぎに代官山に到着、おなかもペコペコだったのでまずはイートインでランチ!ということでイートイン待ちの列に参加。席は室内と、パティオ席があって、この日は12月というのにコートを着ているとちょっと汗ばむような暖かな日だったので、「早いほうでいいです」と伝えたところ、パティオ席をゲット。


食事のメニューがなかなか決められなかったので、まずはワイン、、とワインを選ぶ。グラスワインは480円のものから、1800円するバローロまで。私はイタリアワインは全くわからないので(つかいまだにワインは全く詳しくない、、)、普通に480円(3種類)の中から1つをチョイス。店員さんによるとこの3種類はまあそれほど違いはないんだそう。パンは食べ放題で、(そんなに風味豊かでもない)オリーブオイルと一緒に提供される :-) おなかがかなりすいていたので、パンをむんずむんずと掴み取り食べてしまう私たち。
注文したお料理は、牛豚うさぎのアニョロッティ、(トップ写真)と、ピザは無難にマルゲリータ。マルゲリータはブーファラのものもあった。アニョロッティって何者なのか分からなかったので、店員さんに「これってどんなものですか?」って聞いたら、ラザニアみたいなもの、、って言ってたんだけど、出てきたのはご覧のとおり「ラビオリみたいなもの」。実は料理を注文するまでに、周りをいろいろ見てて、パスタは結構なポーションだったのでそれを期待していたので、目の前にこのアニョロティが置かれた時は「え!!」と思ってしまった :-) なんて控え目なポーション :-) (トップの写真は決して食べかけなのではなく、出てきたものの写真なのです)。この一皿が1800円って、、って最初は解せない気分だったんだけど、食べてみたらこれが激ウマ!!たぶんすごい手が込んでいるに違いない。そう思いたい。ロースト肉のソースって書いてあったけど、グレービーにもっと深みを出した感じで、パンでひたすらソースをぬぐって食べたほど。もっと食べたかった :-) ピザはモッツアレラたっぷりのナポリスタイル。トマトソースが結構多くて、中心部がちょっと水っぽすぎて残念だったけど、これも普通に美味しかった。でもアニョロッティが感動的だったので、ピザの感動は薄め。パンおかわりしちゃって全部食べられなかったし。

食事がすんだあとはマーケットプレイスでお買い物。見たこともない種類のパスタや、グリッシーニ、チーズもふんだんにあって、買ったとしてもどうしていいかわかんないものばっかりだったけど、楽しくて楽しくてひたすらマーケットの中をウロウロ。ランチ食べたばっかりなのに、プロシュートを試食したり、オリーブオイルを試食したり。

イタリアワインもかなりの品揃えで、イタリアワインの知識が皆無な私(ブドウの種類さえ全くわからない、、、)は「へー」って感じで見るだけ :-) 2000円~4000円程度のお手軽なワインもたくさんあったのでちょっと試してみようかとも思ったけど、最近とんとお酒に弱くなってしまった私は飲む機会もないし、、。
バルサミコ酢もあれこれ置いてあって、2万円以上する高級バルサミコがフツーに陳列されているのには驚いた :-)

パンも種類がたくさんあって、この時期ならでは?のパネトーネも。テーブルロールサイズの小さなパンコーナーは1個200円で自分で1個ずつ袋に詰めてレジに持っていくことができる。奥にはサイズ大きめのパンを売っているコーナーがあって、種類はミニパンとほぼ同じ。ここは頼めばスライスしてもらえる。そのほかにはクッキーなどのお菓子や、ハチミツ、ジャムなんかも盛りだくさんで大興奮。
向いの建物にはババとかケーキとかのスイーツも売られていて、「ジェラード食べたいね」って言ってたんだけど、私たちが向かった時にはすでにジェラードコーナーはクローズ。残念すぎる、、、、。

あれこれ大興奮で見回った割には戦利品はパスタとパンのみ :-) パスタはビックサイズのフジッリみたいな「エリケ・ジガンティ」とS字の切り口がかわいかった「カザレッチェ」を購入。ジガンティのほうはボロネーゼとかのお肉系の濃いソースに合わせたら美味しそう。ソースもいろいろ売ってたけど、結局パスタしか買わなかったチキンな私。
パンはビターチョコのリュスティック。このビターチョコが小麦のおいしさを邪魔しない絶妙な甘さ。トーストして、生クリームを添えたらこれまたウマ!パンは買いだめができないのが悲しいなー。(冷凍庫はすでにパンでぱんぱん←お!)
何にしても楽しかったこのEataly、ただパティオ席は途中から風が強くなって、ナプキンはとぶわ、ワイングラスは倒れそうになるわ、料理は冷めるわでゆっくり食事ができず、大失敗だった :-) やはり冬場は室内の席をお勧めします。

2008/12/14

suc's avenue / フレンチ / センター北

なんか美味しいものを食べよーと会社のNさんと急きょ計画したはいいものの、日曜日が休みだったり、天気が悪すぎてあまり遠出をするのも、、という気持ちになり、選んだレストランがこのsuc's avanue。
このレストラン、開店した時からずっと気にはなっていたんだけど、まず私たちのようなオフィスワーカーはターゲットにされてないのが明確なのと、基本的にうるさい場所での食事は好きじゃないので、行く機会がなかったんだけど、調べてみたらランチもディナーもかなりリーズナブルだし、土日ならそんなうるさくないかな、、と思って予約TEL。
そしたらすでに満席だそうで、土日は時間制限を設けてないので予約は不可だけど、2時頃ならお店に直接来てくださいと言われたので、2時に現地集合でNさんと待ち合わせ。
かなりの人がまだ食事中だったけど、席にはすぐに案内してもらえて、メニュー吟味、、と思ったら「今日はもうavenueコースは終わってしまいました」とのこと。ランチはオードブル、スープ、メイン、デザートのavenueコースと、スープ、メイン、デザートのsoupコースしかないので、「だったら先に言ってくれればいいのに、、、」とavenueコースを期待していた私たちはちょっとがっかり。

仕方ないのでsoupコースで二人ともメインはお魚、デザートはガトーショコラをチョイス。何かアペリティフでも、、と思いドリンクのメニューをもらって(スパークリングワインを注文したとたんスープが運ばれてきて、「まだアペリティフが終わってないのに、、、」と :-) オードブルないから仕方ないのかもしれないけど、かなりせわしい感じ。アラカルトでなんか頼めばいいかと思ったのに、そのメニューもなかったし。
で、これがスープ。季節のスープってことで、、なんだっけ紫芋?のスープに、菜の花のベニエ。(まあ、フリッターだ。)このベニエがうま!!スープもさつま芋のポタージュほど甘くないし、塩加減もちょうどよくて、パンでぬぐぬぐして食べた :-) これは期待高。

自家製のパン。「パンそのものの味を楽しむためにこのままでお召し上がりください」と言われたんだけど、やっぱりバターは欲しいと思ったのは内緒。しかもおいしいやつ。パンは外はカリっと、中はモッチモチでこれまたうま!パン単体で売ってくれればいいのにって思うぐらい美味しかった。(丸いほうね)

メインのお魚も、地元のお野菜たっぷりだし、ムチムチの身の引き締まったお魚で、かなり美味しかった。なんだろう、変に凝った味付けがしてあるわけじゃないのに、普通のものが普通に美味しいって言うのが、結構好き。
んでデザート。やっぱり品数の少ないコースだったので、ここまでで「ちょっと物足りない、、」っていう気持ちもちょっとあったんだけど、このデザートでそんな気持ちは吹っ飛んでしまったほど。ガトーショコラは最後まで食べるのが大変なほどすっごい濃厚だったし(いい意味で)、添えられたリンゴのジェラートは、まるですりおろしりんごをそのまま食べてるみたいな加えもののないりんごそのものの味。
なんでもこのレストラン、専門のパティシエさんがいて、ケーキを売ってないお店で、専門のパティシエさんがいるのは結構めずらしいことなんだそうな(へー)。
何にしても1500円でこの満足感はすごい。期待していなかっただけにいい意味で裏切られた感じ。ディナーも3900円とかなりお得なので、「こんどはディナーに来てみよう」ということで意見が一致。
��さんの言葉を借りれば、キッズフレンドリーは当然、あまりposhすぎてもダメだし、かといって安っぽい店はウケない、、と、かなりこの地区のニーズを研究して出店している感じ。
ただ欠点はやっぱりうるさいってこと。普通こういうレストランってマナーとして大声で騒いだりしないものだと思うのだけど、子供は普通に走りまわってるし、大衆食堂みたいな勢いで話す人が多いし、みんながしてるからしていいってことではないと思う。(みんながみんなそうだとは言わないけど)。そういうのが苦手な人にはおすすめしません。それがなければ頻繁に通いたいレベルのお料理ではあった。

2008/11/30

Strasbourg / フレンチ / 関内 (2回目)

11月30日、母とともに。
母が横浜に遊びに来るってことで、何しよう何しようといろいろ計画を練っていたんだけど、とりあえず美味しいものは食べに行こうということで、レストランサーチ。行ったことのないお店はちょっと不安だし、カジュアルなお店がいいし、ということでまずは何回トライしても予約が取れないマッケローニにトライするもやはり玉砕。まあ、あいてないだろうと思ったけどリストランテホンダも玉砕、ASOチェレステもいいけどなるべく田園都市線は避けたい、中華街はこないだ行ったし、、ということで、そこそこのお値段で満足度が高かったカジュアルフレンチのストラスブールを予約。最後までフレンチ懐石の姉妹店、ストラスジュールと悩んだんだけど、とりあえずは本店でいっかと。

この日も5,300円のストラスブールコースで予約。ストラスブールコースはアミューズ、オードブル、ポタージュ、鮮魚とオマール海老、メイン料理、デザート、パン、飲み物のほぼフルコース。
アミューズはカリフラワーのムース、コンソメのジュレとウニ添え。をー。いきなり予想もしてなかったウニの攻撃。(わたしはあまりウニ得意じゃない)。2回目だというのにお店の場所を全く覚えてなくて散々歩き回ってたどり着いたため、おなかペコペコだった私たちはあっという間にアミューズ終了 :-) ウニは噛まずに飲み込んだ。ムースなめらかで美味。

オードブルは自家製のスモークサーモンと、チキン(のなんか)、有機無農薬野菜サラダ添え。ををを、スモークも苦手、、、と思ったけど、このスモークサーモンの肉厚で美味しいことと言ったら!!ほんと生まれてはじめてスモークサーモンをこんなに美味しいと思ったかも。

さつまいものポタージュ。色合いがちょっとさみしい感じだったので、パセリとか散らしてくれたらよかったのになーと思った。ぽかぽかと癒される味。

魚料理は金目鯛のポワレ。小さ目の切り身が二切れポワレにされていて、お魚の下にはラタトゥユ。ソースがなんとも微妙な味、、、しょっぱいし、ラタトゥユの味とケンカしてる感じだし、お魚は固いし、ちょっと私の好みではなかったな、、

お肉料理。私は蝦夷鹿背肉のロースト(トップ写真)、母は牛フィレの網焼きをチョイス。どちらも見た目は似たような感じだけど、フィレは思ったより臭みがあったなー。これもまたソースの味が甘くて、濃くてあまり好みではなかった、、、。どちらかというと蝦夷鹿のほうが美味かったかな。


お魚料理、お肉料理とちょっとがっかりが続いたあとで、デザート :-)
私はストラスブール風モンブラン、母は南瓜のプリン抹茶スープ仕立て。添えられていたのはどちらもさっぱりとしたバニラアイス。モンブランがとっても濃厚でおいしかった :-) 南瓜のプリンは、とってもしっかりしたもので、「プリプリ」というよりは「がっしり」といった形容がぴったりくるようなものだったけど、それはそれで新しい感じ。
食後のコーヒーに合わせては、知ってのとおり自家製生チョコレート。これまたかなり濃厚。
今回はちょっとメイン2品が口に合わなくて残念だったんだけど、このお店のカジュアルさやアットホームさとかはとても好き。母もとても喜んでくれてよかったよ。

2008/09/18

IRIE IRIE / カレー / センター北

センター北駅からnorthportへ続く渡り廊下(?)の途中にオープンしたカレー屋さん。
なんでも大井町にあった「ラミヤータ」というお店が閉店後に移転したんだそうな。なんで大井町からセンター北?って感じだけど、mos classicにしろ、quiznosにしろ、mosaicの中華やさんにしろ、zokaにしろ、私がそこそこ好きだったお店ほど光の速さで潰れていくこの界隈で(オフィスワーカーはターゲット層と違うからね、、)、新しいお店ができるのは喜ばしいこと :-)
オープン当日は混むだろうから並んでたらやめようね、、と言っていたんだけどたまたま2人の席があいていて、行列をスキップして入店できた。

テーブルにつくとまず「カレーの付け合わせですー」と、かわいいお皿に乗せられてでてきたのは干しぶどうとガーリックチップ、あとは大根のようにも生姜のようにも見えるピクルス(手をつけなかったので何だったのかはいまだに不明)、あとはランチに付属してくるミニ大根サラダ。このドレッシングがなんか不思議な味。私はあんまり好きじゃなかったな。カレーにはやっぱり福神漬だと思うのは私だけなのでしょーか。
このお店の看板メニューはいまいちよく分らない(スープカレーなのか、チキンカツカレーなのか)んだけど、私はチキンカレー、ランチbuddyのKさんはチキンカツカレーを注文。とりあえずはデフォの味を確認しようということで辛さアップはなし(+50円で中辛、+100円で大辛にできる)。オープン記念ということで、揚げ卵のトッピングはサービス。この揚げ卵の見た目美しいことと言ったら :-)


で、肝心のカレーですが、これは、、、見た目も美しくて決して不味くはないんだけど、あっさりしすぎていてあまり印象に残らない味。私のカレーの定義って、少しの量でもたくさん御飯が食べられちゃうようなものなんだけど、ここのはスープカレーが元になっているからなのか、めっちゃあっさりで、ご飯にだぶだぶルーをかけないと堪能できないタイプ。普通のカレーでもご飯とルーの配分がうまくできない私(いつもご飯が残る)にはちょっとつらい。
これはこれでヘルシーな感じはするけど、、 :-)
印象という点では、チキンカツカレーの見た目は圧巻。わらじとんかつみたいにしたでっかいチキンカツがライスが見えないぐらいにどどーんと乗せられてて、これは男性にはうれしいポーションなのでは。チキンカツにかかっているソースが結構おいしかったので、これ+ルーだとそこそこしっかりした味にはなってるぽかった。

おいしいランチの選択の少ないこのエリアなので、あれから何度か足を運んだんだけど、マイルドポークカレーってのが、美味しいかも。辛いものが好きなので物足りないのだけど(これは辛くできないし)。ランチBuddiesでチキンカツカレー、ポークカレーを頼んで、チキンカツとカレーソースをシェアして食べるのがお気に入り。
このお店、ドイツ人にも好評でした。(シュニッツェルの国の人だからね :-) )

(2008/12/01さらに追記)

11月の終わりに夕食を食べに行ったら、メニューが変わっていることを発見!
前は中辛(+50円)大辛(+100円)だったのが、大辛までは無料でアップグレードできるように(これは私的にはかなり素敵)。さらにランチタイムには2食カレーってのが特別メニューで出来てたし、チキンカツも女性用にハーフサイズ(-100円)が誕生!
「あったらいいね」がこんな短期間で実現してることに驚き。かなりお店の高感度アーップ!
メニューもすごく見やすくなったよ。

(2008/12/02さらに追記)

そしてまたランチへ出かけた(笑)。ランチ限定2色カレーはこんな感じ。このカレーは辛くできないんだけど、私は今まではオプションでも辛くできなかったポークカレーを大辛で注文。ポークカレー、見た目もかなりグレードアップしておりました。(私はバラ肉の脂部分はあまり好きではないので全部あげちゃったけど、チキンカツカレーに負けず劣らずのかなりのボリューム)。辛さはまだまだ足りないけど、ポークカレーの味が好き。美味しかったー。
最初の頃は「頻繁に通いたい店ではないかも」なんて言ってたのに、この店かなり好きになってきた。こういう企業努力の見えるお店は大好き。

2008/09/13

Toshi Yoroizuka / デザート専門店 / ミッドタウン

だん吉なお美でおなじみの(←すでにおなじみではない)、川島なお美と婚約したことで有名なパティシエ鎧塚俊彦によるデザート専門店。婚約でメディアへの露出は増えたんだろうけど、パティシエとしてはもともとかなり有名な人らしく(私は知らなかったが)、六本木ミッドタウンと、恵比寿にお店がある。
「予約はできなくて、お店に行くと『xx時に戻ってきてください』って言われるの」とは一度来店経験のあるJちゃん談。私たちがお店に行ったのは、たぶん4時半ぐらいだったと思うけど「7時半ごろのご案内になります」と3時間待ち。まあでも行列してなくちゃいけないわけではなく、スタバでお茶したり(これからお茶するのに、、)ミッドタウンをブラブラしたり(ちょうどこの日ワインの試飲会をやってて、ほのかに酔っぱらいになった)して時間を潰してみたり。7時半近くになってお店に行き、席に案内される。ここはカウンター席のみで10席程度?かな。目の前でパティシエたちがもくもくと作業をして、美しいデザートを作り上げていくのが見られるので、かなり楽しい。



店内でしか食べられない季節のデザートのほかに、テイクアウトのケーキも+50円で店内で食べられるとのことだったんだけど、わざわざテイクアウトできるケーキを食べるのももったいないので、私はスペシャリテのショコラミルフィーユを。Jちゃんもさんざん迷ったあとでイチジクのコンポート+ムースを注文。この日はほかにマンゴーのリゾットとかイチジクのスフレとか、、、、悩んだ割には覚えてない。
飲み物もそれなりにいろいろあって、紅茶はポットサービス。ちゃんと砂時計が下りるまで待ったんだけど、最初の1杯は薄かった :-)
で、ショコラミルフィーユは、一言で言うと、、「濃い!」。チョコレートのクリームがまるで生チョコのようで、洋酒の香りもしっかり、もともとチョコレートのデザートが得意でない私にはちょっと濃すぎた感。間にたっぷり入ってたアーモンドのプラリネは絶品だった。お昼にもキャラメルのアイスを食べたのに、ここもキャラメルアイス :-) すべてがすっごく濃縮された感じで、となりの男の人が1皿平らげるのに悪戦苦闘しているのもちょっとわかる気がした。
Jちゃんのイチジクのコンポート+ムースは、これまたムースが口の中でぷわわわってなくなっちゃうような食感で、もう、大袈裟だけど、今まで食べたムースの中で一番おいしかったかも。
「このムースだけ買って帰りたい、、、」と思うほど。これはナイスチョイス。
デザートが1品1200~1300円、飲み物が700円ぐらいなので、ホテルでお茶するような感覚だけど、ホテルでお茶するぐらいなら、ここでおいしいデザートを食べた方が絶対いい :-) あ、でも待たなくちゃいけないのか。
テイクアウトのケーキを買って店の外で開けて食べてる人も多数。
テイクアウトのケーキは400~600円と良心的なお値段なので、みんなでいろいろ買って試すのもいいのかもね。
この日は鎧塚さんもいて、店内で写真撮影に気軽に応じてたり(ちゃんとシェフハットかぶりなおしてたよ)して、好印象。
帰ってきてからつい川島なお美のブログ見ちゃった。幸せそうでなによりです :-)

Lacherir / フレンチ / 白金高輪

写真だけアップして、文面を更新してなかった、、、もうかなりうろ覚え。
美味しいものbuddyのJちゃんが帰名(=名古屋に帰る :-))してというもの、私側の美味しいもの会はサスペンド状態にあるんだけど、Jちゃんが出張ついでに遊びに来てくれたので、久しぶりのおいしい会 :-)
レストランの予約を当日までしてなかったので、朝から喧々諤々本を見たりネットを見たりしてお店リサーチ。ほんとは南青山にあるランベリーというお店に行きたかったんだけど、さすがに予約いっぱいで、名前がごっちゃになるこの白金にあるラシェリールというお店に決定。とにかくこのお店、「つかず離れず絶妙なタイミングのマダムのサービスが素晴らしい!」という口コミが多くて、いったいどんな人なのかという別の興味も :-)

18席 7テーブルというこじんまりとした空間は白とダークブラウンを基調とした家具やテキスタイルでまとめられていてとっても清潔感があふれる感じ。駅からちょっと距離があってかなり迷ってしまって、予約の時間に少し遅れてしまったんだけど、ちょっと場所が分かりにくいですよねー、と笑顔のマダムがお出迎え :-) おおこれが噂のマダム。どうやらこのお店はご夫婦で切り盛りされているらしく、この田中美里似のマダムがひとりでフロアを仕切っているみたい。
3種類あるコースの中から私たちは真ん中の3600円のコースをオーダー。
アミューズは、ずわい蟹と、何か(忘れた)のムース。このズワイガニ部分がすっごい濃厚で、小さなグラスの器に入ってるのに、味がぎゅうぎゅうに詰まってた。例によって私はカニとかもあんまり得意じゃないんだけど、あっというまに食べてしまったほど。

前菜。
前菜は、メニューに載ってるつぶ貝のソテーとは別に鱧も選べるということだったので、貝があまり得意じゃない+鱧好きの私は迷わず鱧をオーダー(トップ写真)。Jちゃんはツブ貝を。私の鱧の前菜は魚料理って言っていいんじゃないかってぐらいボリューミーで、焼き方もソースも絶妙、添えられた野菜もたっぷりで、満足の一皿だった。これが一番のお気に入りメニューだったな。

スープは「海の恵みのスープ」。中に入ってたホタテがこれまた肉厚でおいしかった。魚介ダシのスープがだんだん美味しく感じるようになってきた、笑。成長してます。

メインは骨付き仔羊のロースト、ガーリックの泡添え。ほんとに泡に出会う確率が高いけどいつからのブームなんだろう。めずらしく私がラムを選んだ理由は隣のテーブルで食べられていたお魚料理があまりおいしそうに見えなかったから。ラム自体はそんなに臭みもなくよかったんだけど、塩味がかなりきつくて、「これはしょっぱいね、、、」とJちゃんと顔を見合わせること数回。


2008/08/19

明洞栄養粥専門店 / お粥(죽) / Korea(明洞)

8/19、朝ごはん。
8/18のディナーの写真がないことから分かってくれた人もいるかもしれないけど、無理もたたってお腹の調子は悪くなる一方、2日の夜には体力の限界に達してしまっていた私。あれもこれも食べたいのに、食欲がわいてこないし、食べたいと思っても、後から苦しい思いをすることを考えると口をつけることが出来ないし、韓国旅行ったら食べることがメインなのに、なんていう運の悪さなんでしょう、、、つか自分の体調管理がなってなかっただけなんだけど。アスピリンを飲み、ビオフェルミンを飲み、さらには太田胃散も飲んで頑張っていたんだけど :-)
で、韓国最終日の朝ごはん。お粥自体はあまり得意ではない私なんだけど、ガイドブックで見たあわびのお粥は試してみたかったのだ。Jちゃんもあわびのお粥は気になっていたらしく、初日に2日目か3日目の朝ごはんはあわびのお粥♪と盛り上がり。お粥のお店もいろいろあるんだけど、Jちゃんのお友達のオススメのお店、ということでこの明洞栄養粥専門店に決定。


この明洞栄養粥専門店、地下鉄乙支路入口(いまだに読み方分からん)から5分ほど歩いた場所にある。小路の奥にあるけど、そんなに難しい場所ではなかった。村山富市元首相が訪れたこともあるらしく、店内には村山元首相の写真が :-) 「村山さんは松の実粥を召し上がられました!」と食べたものまで書かれてて、「アワビじゃないんだ!」と小さなツッコミ。
半地下のお店なんだけど、階段の壁には画用紙が貼られていて、日本語で書かれたメッセージが山ほど。コレ、あちこちの店でみかけたけど、流行ってるんかね。あんまり景観よくないけど、、、とかいいつつわたしもクマの絵描いてきた。

前菜は白菜のキムチ、イカのキムチ、そして豆もやしのナムル。キムチがすっごいおいそうだったんだけど、お腹さんにお伺いたてたら「やめといたほうがいいよ」と言うので、泣く泣くあきらめた、、、食べたかった、、、食べたかったよぅ。梨っぽいものが浮いてるスープみたいなものには最初から手を付けず。
で、アワビアワビと騒いでいたお粥は「きっと全部食べられないからもったいない」という理由であきらめて(だって1500円近くするお粥を残したらもったいないわ、、)、身体に一番やさしそうな野菜粥を注文。もう、肉とか排除。悲しすぎ。お米から炊いているのか、結構長いあいだ待たされて出てきたお粥はとっても身体にやさしそう。思ったより塩気が強かったし、お出汁(鶏かな?)の味もしっかりしていて、お粥っていうか雑炊なのかな。
ゆっくり、ひとさじひとさじをよく噛んで口に入れつつ、やっぱり全部食べきるほどの食欲はなく、なんか、悲しくなりつつも、美味しいものが食べられてちょっと幸せ。韓国のお粥美味しいなあ。