2006/12/29

Crêperie la Rozell / Gallete



ドイツに滞在中の週末、フランス人のEが「フランスへ行ってガレットを食べましょー」と連れて行ってくれたのが、このレストラン。フランスとはいっても私が滞在していたKarlsruheからこのレストランがあるLouterbourgという街までは車で30分程度なのだけど。ガレットを食べに国境を越える贅沢さ。陸続きって素敵。国境を越えると、いきなり標識や看板がフランス語表記になる。小さな街でも、ああ、フランスにきたんだなという実感。
ガレットといえばフランスの名物なんだけど、フランスではブルターニュ地方を中心に、Crêperieと呼ばれる、ガレット、クレープの専門店があちこちにあるらしい。んで、ガレットを中心としたコースまであるんだそうな・・・そりゃすごいや。日本ではガレットを「そば粉のクレープ」と表記することもあるけど、フランスではガレットとクレープは厳密に区別されていて、ガレットは塩味で、メインミールにできるもの、クレープは甘い、デザートなのだそう。

お店はこじんまりかつ整然としていて、お店の人はフランス語しか通じない。でもネイティブがいるので、ぜんぜん困らない(笑)。で、まずはフランス式にりんごのワインから。りんごのワイン(シードルなのかな?)は2種類いただいたけど、どちらも美味しかった。面白いのは、グラスで飲むんじゃなくてBolêeと呼ばれるマグカップのようなカップで飲むってこと。これは伝統的なものらしいよ。

私が選んだのは右のアスパラと、きのこ、ベシャメルソースのガレット。ソースや味付けはやっぱり濃かったけど、ガレットの生地の美味しいことといったら。ほんと香ばしくてぱりぱりで。香りもすごく良くって、実は私はクレープ自体があんまり得意じゃないんだけど、確かにこれは食事にできる。みんなのもハム入りやチーズ入り、ベーコンやらきのこやら、サーモンやら、もうテーブルがすごい豪華だったよ。

クレープ職人さん。チーズ入りのクレープを作成中。私も卵入ったのにすればよかったかなー。

私がデザートに頼んだクレープ。アイスクリームとチョコレート、アーモンドクリーム?かなんかのクレープだったんだけど、これが甘いの何の!薦めてくれたEに悪いと思って全部がんばって食べたけど、歯にしみるような甘さだった(笑)。これで太らないんだからフランス人すごいな。

2006/12/26

ISOLA TRATTORIA / イタリアン



12/23イブイブディナー。玉高10階にあるこのイタリアンレストランは、本格的ナポリピザが売りのお店。
玉高というとらぶまっく夫妻と一緒に訪れたASOチェレステがまだまだ記憶に新しく、その時のディナーの内容も大変満足のいくものだったので、同じ玉高ならと期待も高まる。しかも今回は1万円のクリスマス特別フルコース。ただ他の店は予約は全滅だったのに、このお店だけは予約ができたのが、ちょっとだけの不安材料ではあった^^
7時15分の予約に、7時をちょっと過ぎたころお店に向かう。予約があることを伝えるとすぐに席に・・・というわけでもなくて、結構待たされて、こっちから言うまでコートも預かってもらえず、うー、むむむ。



食前酒はすぷモーニかお酒の飲めない人にはブラッドオレンジジュースかのチョイス。Stuzzichinoはこってりとしたコンソメのスープ。金箔が入っていてなんかちょっとわたしの趣味ではない。Antipastiはズワイガニと、キャビア、えびのサラダだったかな。これは普通に美味しかった。

で、これが名物のナポリポザ。ナポリピザというカテゴリがどういうものなのかわたしにはよく分からないんだけど、ぱりぱりのクラストではなくて、とにかくモチモチとしたポンデケージョのような生地。結構おなかに持ちそうなんだけど、6インチ程度のピザを2人でシェアするわけだから、なんだか物足りない・・・。


パスタは、ホロホロ鶏の自家製タリアッテレ。タリアッテレのゆで加減は抜群、味もとっても美味しくて、「あー、もっと食べたい・・・」という感じ。なにせポーションが少なすぎるよ。
メインは小牛のグリル。焼き加減も栗の入った赤ワインのソースも絶妙で、ものすごく美味しかった。でも添えられているスナップえんどうの筋取りをしてないのはどうかと・・・。
奥に見えるスフレは、「根セロリのスフレ」と名打ってあったけど、ものすごいしょっぱくてとても食べられたものではなかった。お肉はほんとに美味しかったのが救い。


デザートはロールケーキ。
えー、、ロールケーキですか・・というがっかり感と、ロールケーキに巻かれているチョコレート風味のシート(?)が、昆布に見えてしまい・・・。まずくはなかったけど、美味しい!!って思える品でもなかった。
・・・で、写真をみても、「えっ、これだけ?」って思ってしまうような内容のディナー。
これで1万円はクリスマスとは言えかなりぼったくり感。これにワインを頼んでサービス料を取られて(たいしたサービスも受けてないのに)、一人1.5万ほどの食事だったけど、1.5出したらもうちょっといい食事ができるよなあー、とかなりのがっかり感。
この店はもう二度と行かないと思う。

2006/12/18

Langos



これはカールスルーエのクリスマスマーケットで食べた、Langos。これはドイツ名物ではなく、ハンガリーの名物らしい。お店の前にすごい行列ができていたので、興味がわいて、Langosってどんな食べ物?って聞いてみたら「パンケーキの上に、たっぷりのガーリックとたっぷりのチーズを乗せたものなの。ガーリックの量が半端じゃないから、あれを食べたあとは誰ともキスできないわよ」と、フランス人の彼女(笑)。そして「私はLangos大好きなのよー」と列に並ぶ。並んでいるとこのLangosを持って歩いていく人がいて、「うわー、美味しそうだけどヘビーな感じー」と思い、「ねえ、半分こしない?」と提案してみるも「大丈夫、1個食べられるって!」っと彼女。
で、例によって注文してもらい、揚げたてのLangosを手に入れる。すごいチーズの量だわ、こりゃ・・・。



wikiさんにお伺いをたててみるとLangosの生地はジャガイモからできているらしいけど、ぜんぜんじゃがいもくささみたいなものはなくって、揚げたてのドーナツみたい。
そんなふわふわのドーナツ生地に、おろしにんにくがたっぷり入ったサワークリームと、これでもかという量のチーズ。このおかず系の味のもののとは別に、粉砂糖をふっただけのものや、りんごジャムを乗せたものがあったけど、粉砂糖も美味しそうだったなー。
しかし見た目ヘビーだけど、これが美味しい!
にんにくでちょっとぴりりとしたサワークリームも絶妙だし、チーズはやっぱりちょっと多すぎたけど、この揚げたての生地が美味しいーーー。
さすがに1枚は全部食べ切れなかったけど、これは美味しかった。今度はお砂糖の食べたいな。

2006/12/17

サンドいろいろ



ハイデルベルグのクリスマスマーケットに連れて行ってもらって、あちこちにある屋台のお店で食べたのがこれ。お店の中の大きなグリルテーブルでちりちりと焼かれているソーセージはいったい何種類があるのかわからないほど。
どれがいい?って聞かれて、「赤いのがいいかも」と言ったら「あれはスパイシーだけどいい?」と確認されたので、「もちろん~(いやむしろ辛いの大歓迎)」と、注文してもらう(←甘えすぎ)。

お店のおねーさんが、長い長いソーセージをぱきぱきと器用に折ってパンにはさんでくれる。お好みでマスタードをかけて、見た目はホットドッグだけど、もうこのパンの美味しいことといったら!ソーセージもほんとほどよくスパイシーで、マスタードも絶妙。
けっこう大きなサンドイッチなんだけど、あっという間に食べちゃった。



これはカースルーエ駅構内にあるパン屋さんで朝ごはんに買ったサンドイッチ。これで2ユーロぐらいだったような。ハムとチーズとトマトとレタス。シンプルなサンドイッチだけど、これがまた美味しい~、このさくさくとしたパンの食感は何なんでしょう。バゲッドと普通のパンの中間みたいな。
とにかくどのパン屋さんにも、ショーケースの中に美味しそうなサンドイッチがずらりと並んでいて、サンドイッチ好きの私はそれを見てるだけで幸せになれる。



これは私が食べたんじゃないけど、ハイデルベルグのクリスマスマーケットのシーフードのサンドイッチ。きゅうりにゆで卵、たっぷりの湯でえびにサウザンアイランドとタルタルソースを足して2で割ったようなソースがかかってた。
シーフード苦手な私でも「美味しそう....」って思ったから(彩がきれいで)。とっても美味しかったらしい。
機内食最悪だからサンドイッチを持って乗ろうと心に決めた私。

2006/12/16

Schnitzel, Spaetzle



Guten Appetite!
ドイツ伝統料理の一つ、シュニッツェル。せっかくドイツにきたんだから、知られてるものは食べたい・・んだけど、旅行で来たわけじゃないから下調べも何もないし。わらじトンカツというかミラノ風カツレツというのか、とにかく薄い豚肉をフライにした料理ってことぐらいしか知識がなくて。
そんな折、会社の人に観光客なら絶対行かないような地元のレストランにつれて行ってもらったんだけど、当然メニューは読めない(サラダとか、お肉だとか、そういう大まかなことは分かるけど、そこに何種類も種類があって、もう・・・涙)けど、そこはまた一緒にいるのが生粋のドイツ人とドイツ語も堪能なフランス人という強み。メニューを一通り説明してもらって「Schnitzelはもう試した?」と言われたので、「そ、それいただきます!!」てな勢いで飛びついた。

Schnitzelというカテゴリにも何種類もあって(彼女いわくソースや付け合せの違いなんだそう)、どれがいいのかもよく分からないので「一番伝統的っぽいのがいいな」といって選んでもらったのが写真のSchnitzel。一般に言われるSchnitzelとは違って、カツレツにもなっていないし、クリーミーなソースもたっぷり。で、付け合せはこれまたドイツの伝統のパスタであるSpaetzle(シュペッツエレ)。Spaetzleは細長いニョッキみたいなものだと思うんだけど、私は結構この麺が好き。デミグラスソースとかにも合いそう・・。
で、シュニッツェルは、普通に美味しかったけど、ソースがしょっぱかったー!!たっぷりかかってたので、よけながら食べたけど、2枚ついていたお肉は1枚しか食べられず・・・せっかく選んでくれたから申し訳ない・・・と思って頑張ったんだけど(笑)。「口に合わなかった?」と聞かれたので、「そんなことないけど、私にはちょっとだけしょっぱいかな...」と言ったら「ヨーロッパの食事は日本よりは多く塩を使うからね...」と申し訳なさそうに言われてしまって、うー、ごめんよー。私自身がしょっぱ耐性が低いのもあるのよー(と、ここまでは言える英語力なし)。
お店の人も「彼女はもう食べないのかしら?」みたいな感じで(ドイツ語だから分からない)心配してくれて、で「日本人にはちょっとだけしょっぱすぎるみたい」てなことを説明してた(これもドイツ語だからほとんど分からないけど、ヤーパン、サルツ、ってのは聞き取れたのできっとそんなことを言っていたに違いない)。
ごめんよー。決してまずくはなかったんだよーー。

2006/12/03

DOUGHNUT PLANT / ドーナツ



「ドーナツプラントのドーナツは美味しい」と聞いたのはいつの事だっただろうか。少なくともアメリカにいた時だから1年以上は前なのは確か。「ニューヨークのドーナツ屋さんで、DEAN&DELUCAとか、Whole Foodsのような高級店にしか卸してないんだって」という希少観がこれまた私の背中を押し押し、じゃあ、ナパのDEAN&DELUCAに行ったら売ってるのかなあとそれからナパを訪れる度にDEAN&DELUCAに寄り(というか何もなくても寄るけど:笑)、探したこともあったっけ、などと遠い目をしてみる。
簡単に食べられないとなると食べたくなるのが人間の性。それでも「東京のDEAN&DELUCAにはあるらしいけど行く機会もないしなー、、」などと思っているうちに熱は冷めていたんだけど、横浜に越すことになり、そして品川エキュートで再会、そして今回横浜のジョイナスの一角にできたクイーンズ伊勢丹にも入ったことを知り、いざお店に向かってみる。



オープンしたての割にはそれほど人は並んでなかったんだけど、とりあえず長年の(?)思いがあるので、ベーシックなバニラのドーナツ、そしてドーナツプラントといったらイチゴのドーナツと双璧をなすチョコレートのもの、そしてこれは個人的な趣味でエスプレッソのものを購入。
ドーナツプラントのドーナツは1個あたり320円とドーナツにしては強気なお値段。「それだけ美味しいに違いない~」と期待も高まり。
お店の一角がイートインになっていて、コーヒーを飲みながらドーナツを食べることもできるんだけど、それだと写真が撮れないので(笑)、暖房むんむんの地下鉄にのり家に帰着したらドーナツがドロドロになってた(涙)。特にチョコのは大変な状態になってて、写真掲載自粛(笑)。


で、肝心のドーナツの味は・・・・えっとですね。正直「どこが美味しいの?」って感じでした。
クイーンズ伊勢丹に行く前に会社の子が「私はクリスピークリームよりドーナツプラントのほうがフワフワで美味しいと思う!」と言ってたんだけど、モチモチ感はあるけど、フワフワ感・・・?
うーん。味覚は人それぞれだね。(笑)
ベーグルとドーナツの中間みたいな感じ、って言うのが一番ピンとくるような。ここのドーナツのパンタイプのもので、イーストで膨らませたものを揚げてあるらしいんだけど、卵を使ってなくて、もしかしたらレシピはベーグルに近いのかもね。ベーグルも売ってたけど、そういうことを考えるとここのベーグルは美味しいかもしれない。
期待過剰だったのかもしれないけど、やっぱ私は断然クリスピークリーム派だなあ。まあ、クリスピークリームも家に持って帰って食べたららそんな感動するほど美味しいものじゃないから、持って帰って食べた私が悪いってことなのか・・・
ちなみにKKドーナツのところにコメントしてあるけど、クリスピークリームジャパンは12/15日第一号店が新宿にオープンだそうです!お子様のいる人は是非。

スープカレー心 / スープカレー

「スープカレー」という言葉が流通し始めたのはいつの頃だったかもう忘れてしまったけど、一度も食べたことがなかった私。それが「スープみたいなカレー」であること以外の知識はなかったわけなんだけど、とりあえず何でもチャレンジしてみる。
入ったお店はスープカレー「心」。なんか聞いたことがあるような、ないような、有名なような、そうでないようなビミョウなお店だ。そもそも何故岐阜(しかもモレラなんかに)にあるのかが不明だけど(笑)。ちなみにモレラは日本最大級のモールってことで、確かにデカくてアメリカのモールみたいな雰囲気でそれは楽しいけど、入ってる店がショボすぎてじきつぶれるヨカン。
とりあえず何がよいのかもわからないので、各々スープカレーに、ラッシーとデザートのセットを付けてみる(+250円だかなんだか)。



注文の仕方は白米か玄米かを選んで、ご飯の量と、カレーの辛さを選ぶんだけど、この辛さの基準がたくさんありすぎて混乱。「普通はどれぐらいなんですか?」って聞いてみたら「3」だそうです。100段階って、そんな細かに段階をつける意味があるのかがよくわからない。
私は14種類の野菜カレーを辛さ10で注文。姉はもち豚とほうれん草のカレーを普通の3で。セットで付けたラッシーは、ほぼ牛乳だった(笑)。
んで、肝心のスープカレーだけど、「まあ、こんなもんかなあ」って感じ。
野菜がごろごろ入ってて健康そうではあるし、決して不味いわけじゃないけど、なにせスープだからカレーの味がしみているわけでもないし、普通のカレーみたいに絡まってるわけでもないし、姉と二人で「どうかねぇ、これは・・」と言って店を後にした。
カレーなら私はココイチのほうが好き(笑)。比べるものじゃないかもしれないけど、おそらくあんかけスパと一緒で「カレー」っていうカテゴリでくくろうとするから違和感を感じるのかも。

スープカレー「心」

2006/11/15

代官山ASO チェレステ / イタリアン



11/14、らぶまっく夫妻とともに。
愛知に住むこのご夫婦との縁はとっても不思議で私が岐阜、らぶまっく夫妻は愛知の出身なのに、今まで会ったのはアメリカで2回、そして今回が二子玉。私のほうが近くに住んでるのに「レストランの調査はお願いしまーす」なんてお願いしてしまい、ディナーにチョイスしてもらったのが玉川高島屋に11FにあるASOチェレステ。ASOチェレステはかのひらまつグループが経営するイタリアンレストラン。こんな雰囲気のお店に行くのは久しぶり^^
落ち着いた店内には大きなワイン貯蔵エリアがどどーんとあって、「おぉー、こだわりのワインセレクション~」という感じ。でも私はワインはまったく詳しくないので(でもこれでもちょっと詳しくなったほうだけど←カリフォルニアワインだけ)、きっとワインリストを見ても何がなんだかわからなかっただろうけれど。
夜景の綺麗な窓際の席に座り、メニューをじっくり。
ここのお店のコースはプリフィックスで、平日はフルコース以外にもそこから1品、2品を抜いたコースもあって、「ポーションはどうなんでしょうねえ」とちょっと心配になりつつもみんなでCコース(Primi+Secondi+Doici)をチョイス。ワインはnoriさんにお任せで。



Stuzzichino:かぼちゃの冷たいスープ/パン/自家製ホイップバター
スープの下にはリコッタチーズがたっぷり、そしてアクセントにコンソメのジュレ。かぼちゃ大好きの私にはたまらない一品。パンも普通に美味しかったけど添えられた自家製のホイップバターが劇ウマ!小瓶に詰めてもって帰りたいぐらいフワフワで塩分もちょうどよくて美味しかった・・。



Primi Piatti:蟹とドライトマトとブロッコリーのスパゲッティ。
最初このプレートが私の前に置かれた時に「あれ?オーダーしたものとは違うものが来ちゃった・・」と思ったほどパスタが意外な色をしていた。「蟹とドライトマト」というだけでトマトクリームソースのようなものを想像してたし(笑)。そしたらブロッコリーが中心になってるパスタで、でも青臭さとかはまったくなくて、味としてはアーリオオーリオに蟹とドライトマトの風味が加わってる感じ。これは感動するほどではなかったけど、美味しかった。


らぶまっく夫妻のPrimi Piatti。フェットチーネ 茄子とベーコンのアラビアータソース、秋鮭と舞茸のスパゲッティ スカンポ風味のクリームソース。スカンポ風味ってなんだかわからないけど(スカンピのこと?)noriさん曰くかなり濃い味だったらしい^^



Scondi piatti:イベリコ豚のグリリア 爽やかなルコラソース むかごのロースト添え。
何を隠そうむかごが大好きな私。イベリコ豚って流行だけどなにがどうスゴイのかは分からない。美味しければよいのだ。ルッコラのソースはちょっと酸味があって、お肉とよく合ってた(ビーフやチキンには絶対合わない味だと思うからさすがだなー。)


ご夫妻は鱸のグリリア 長葱のクリーム煮と赤ワインソース。メニューは甘鯛って書いてあったんだけど、今日はいい甘鯛が入らなかったらしい。これまた赤ワインソースがかなり濃厚だったらしく、「ワインが負けてる~」とはご夫婦の談。


そしてメイン終了の後は、まだ飲みきっていないワインとともにチーズをたしなむ。ガラガラーとカートで運ばれてきたチーズたちは、説明を聞いても一瞬で忘れてしまった。チーズ知識のないワタシ。選んだのも山羊のチーズにカマンベールと無難なもの(笑)まだブルーとかはたしなめるほど大人の舌を持ってないのよーー。なんて思ったけどnoriさんがチョイスしたチーズ(名前は当然覚えてない)、めっちゃくちゃ美味しかった。あれにすればよかった(笑)。
チーズとともにサーブされたのは、自家製グレープフルーツのジャム、はちみつ、ワインのジュレなど。このはちみつがまたまた劇ウマ!すいません、さっきのパンにホイップバターとはちみつつけて食べていいですか、って言いたくなるほど美味しかった(←美味しさがぜんぜん伝わってない)。ワインのジュレは私がチョイスした山羊のチーズとベストマッチ。



Dolci:モンブランとほろ苦いコーヒーゼリー キャラメルのアイスクリーム添え。やっぱ秋でしょ。モンブランでしょ。と選んだデザート。それぞれがとっても美味しくて、ゆっくりの食事とチーズ、ワインで満腹になったおなかにもするすると入っていく恐ろしさ。キャラメルのアイスクリームがとっても大人の味。


そしてこのラテアート(笑)
キュートすぎ。



そしてこれがnoriさんチョイスの今回のワイン、バルベラ ダスティ 2000 / トリンケロ。当然イタリアワインといったらキャンティしか知らないぐらいにまったく詳しくないけど、さらさらと飲める赤ワイン、という感じでとっても美味しかった。
美味しいワインに美味しい食事、そして尽きない会話でディナーに費やした時間はなんと4時間。私たちのテーブルを担当してくれていたウェイターさんもとっても気さくな人で気持ちよく食事ができて幸せ。アメリカだったらチップは最低25%、サービスによってはそれに上乗せ・・・って感じのお店だったけどどんなにすばらしいサービスを受けてもチップの金額を悩まなくていいのは日本のいいところ。(※サービス料はかかります)
こういう時間がしばらく持てなかったのでとっても幸せな気分で家路に着いたのでした。
しかもごこんな素敵なディナーを馳走になってしまったのよ!noriさんらぶまっくさんご馳走さまでした。そして写真も全部らぶまっくさんからいただいたものでーす(私のカメラは暗さに弱い)

2006/11/12

TINDRA / IKEA



イケアは世界各地にあるスゥエーデン家具のお店。アメリカにいるときは住んでたアパートのすぐ近くに店舗があったので、何はなくともソフトクリームを食べに行ったりとかしてたんだけど、日本にはそのころ船橋にしかなくてとても気軽に行ける場所でもなく。が2006年の9月に港北にもオープンしてこれがまたすごい近い・・・と喜んだのもつかの間、いままでとは違って車を持っていない私には近くにできても気軽に行ける場所ではないことは変わらなかった(笑)、車がほしいー。
それでも車を持ってる人に乗せていってもらったりとか、新横浜から出ている無料のシャトルバスに乗ったりとかですでに数回訪れてはいるんだけど。ただまだ土日はゆっくり見られるという状態でもないけれど。
ここのお店の基本は組み立て家具なので車がなければどうにもならないんだけど、家具はともかく、北欧らしいちょっとした雑貨やテキスタイルが安くてかわいいのも魅力。その中でもお気に入りなのがこの香りつきのティーライトキャンドル


IKEA自体が扱っているキャンドルの数は半端じゃないんだけど、このティーライトキャンドルを最初見たときは「オレンジシナモンってどうなのよ」と思ったのも事実。オレンジの匂いもあまり好きじゃないし(オレンジの匂いがする洗剤がすごい苦手)、シナモンの香りは嫌い。でも売り場で箱をくんくんしてると、なんかものすごく自分の好みに合っている気がしてきて。同じシリーズで他にはイチゴとかバニラとか恐ろしい匂いのものがあるんだけど、それはまったく受け付けないけど、このオレンジシナモンだけはずっとくんくんしてても大丈夫。
で、ためしに1箱買ってみたんだけど、点灯してみるとこれがまたよい感じで一気にお気に入りの香りに昇格。

私はほんとキャンドルの光って大好きで毎日のようにキャンドルを使ってるんだけど、普段のは安いこっちを使いつつ、ちょっとリラックスしたいなーとか、お友達が来たときなんかは、こっちの香りつきでちょっと癒される空間をアレンジしてみたり。ロウが溶けた色がこれまたすごく綺麗なんだよね。IKEAのキャンドルはすすも少ないし、なにより安いのでとってもお勧め。
でもアメリカのほうがもっと安かった記憶があるけど・・・っと思って調べたら香りつきので$3.99。為替とか現地の消費税8.25%考えたら500円ぐらいだからそんな変わらないんだけど、私の感覚的に$3.99=399円というイメージなのよね。

2006/11/11

鼎泰豐 / 小籠包



小籠包の代名詞ともいえる鼎泰豐(ディンダイフォン)。台湾に旅行した人はマンゴーカキ氷のお店と同様に必ず行ってると思うし、かくいう私も台湾旅行にはあんまり興味はないけど(そりゃ美味しいものが多いだろうけど、原料のわからないものも食べてしまいそうで怖い)、メイエキの高島屋にこの鼎泰豐ができたとき「行きたいなー」と思いつつ、メイエキのは行かずじまいになっているんだけど。小籠包っておやつっぽくないし、食事にするには物足りないし、微妙な存在だと思うのはわたしだけだろうか。(飲茶になるとこれはまた話が違うけど)。
日本の鼎泰豐はメイエキ、新宿、横浜、京都、汐留などなど、やっぱり主に高島屋の中。なんか提携でもしてるんだろうか^^
今回は横浜高島屋の鼎泰豐。ランチの時間はすぎているというのに結構な人でにぎわっていて、みんなテーブルの上に1蒸籠、2蒸籠と並んでいる。チャーハンを食べてる人も多かったけど、ここの炒飯って化学調味料多めってきいたことあるし・・・。



レンゲの上にそっと乗せて針生姜と酢醤油をつつーっとたらして、きゅいっと皮に穴をあけると、アツアツの肉汁がだばだばとあふれてくる小籠包は、さすがというかなんというか。実は私は飲茶は大好きだけど、小籠包はそれほどでもなくて、蝦餃(ハーガウ)や腸粉(チャウファン)のほうが数倍好きだったりするけど、飲茶ででてくる小籠包がこのレベルだったらきっと小籠包ばっかり食べてしまうんじゃないかと思うほど。
これ、アツアツじゃなかったらちっとも美味しくないんだろうけどね。
がしかしおなかがすいてたこともあって別途注文した酸辣湯や鶏肉麺はちっとも美味しくなくてほんとがっかり。やっぱりランチには向かないなーと思ったり。
まあ、小籠包だけ30個とか食べる手もあるけれど。
あ、そういえばこのお店には私の大好きなデザート愛玉子(オーギョーチー)があります^^
美味しいのよねー・・。

鼎泰豐(音でます)

2006/11/04

景徳鎮 / 陳麻婆豆腐


(11/4/2006追記)
横浜中華街の本格四川料理のお店。横浜中華街で四川料理のお店は数件しかないらしいけど、横浜中華街で四川料理といえば重慶飯店、の重慶飯店と肩を並べるお店らしい。景徳鎮で使っている唐辛子は、中国四川省から取り寄せた朝天辣椒というものらしい。イヤってほど辛いものが食べたいときにはうってつけのお店。
私が初めてこのお店を訪れたのはもう3年以上前。「とにかく辛いものが食べたいー」と四川料理のお店を探してたどり着いたお店だったけど、注文した麻婆豆腐がもう「辛い、痛い、でも美味しい!」って感じで、その後いろいろなお店で麻婆豆腐を注文するもなかなかこういう奥が深い味に出会えず、「また食べたいなー」と思い続けたお店。
横浜に引っ越してきたんだからまた行かない手はないでしょー、と再び足をのばしてみた。


で、もちろん麻婆豆腐を注文。麻婆豆腐は普通の辛さのと、「四川風カッコ激辛カッコトジ」があって、やっぱり激辛を注文。あとは前に食べて美味しかった記憶のある豚肉とピーマンの細切り炒めに、ウンパオロウなどの前菜、そしてご飯ももちろん頼むけど、五目ラーメンなども。いまいち写真がとりにくい状況だったので、写真は少なめなのです(涙)。
中華料理の相場ってよくわかんないけど、麻婆豆腐1皿が2000円近くするのは、いまいち納得が行くような、いかないような。しかもなんか前に食べたときよりお豆腐の量があきらかに少ないしっ!!

それでもやっぱりここの麻婆豆腐は美味しくて、「辛いー、でも美味しいー」と言いながら完食。お行儀はあんまりよくないけど、私のオススメは、ゴマの坦々麺を注文して、それに麻婆豆腐の辛いひき肉をどばっっと入れて食べる方法。
アメリカ生活で辛いものばっかり食べていたせいか、かなり辛さ耐性もあがって、前は痛いほど辛く感じたこの味にも、今回は「やっぱり辛いね^^」ぐらいで終了。美味しかったでもやっぱりお豆腐少なすぎ。
ここのお料理は(お豆腐の量は減ったけど←しつこい)意外と量が多いので、少人数で行くとそんなにいろいろ食べられないのが残念。

そしてまた行っちゃった。今回は四五六菜館へ行こうかなんて行ってたんだけど、やっぱり辛いものが食べたいねー、と吸い込まれるように景徳鎮。いつもの麻婆豆腐、そして青菜炒めと乾焼蝦仁。これを女二人でぺろりと平らげてしまった。今日はお豆腐少なくなかったよ^^。青菜いためもシャキシャキ、エビチリはぷりぷりで、美味しかった!

2006/11/03

ほっくりグラタン皿


ルクルのお鍋もそうなんだけど、きれいな色、暖かい色がキッチンにあるとそれだけで幸せになれる気がする。アメリカで住んでたアパートみたいに、太陽の光にあふれてるキッチンにいるのも幸せ。今のマンションは狭いけど窓がとても多くてそれはとっても気に入ってるんだけど、さすがに1Kの間取りで太陽の光差し込むキッチンは無理な話で。だから暖色の食器が欲しくなるのかもしれないな、と思ったり。そんな時に近くのデパートで売ってたのがこの「ほっくりグラタン」シリーズのお皿。他には「スープ」シリーズなんかもあって、そのデザインやいろの温かみに一目ぼれ。しかも1個800円とかの手ごろな価格もうれしいところ。
赤・黄・緑の信号セットのこの食器なんだけど、やっぱり緑は欲しくならず、持っているのは赤と黄色だけ。今カラーセラピーとかしたらどんな診断かな?笑。


まるまるだけど、ちょっとごつごつもしてる手作り感のある食器は、グラタンだけじゃなくていろいろな使い勝手がありそう。グラタン皿ってことで耐熱性があるのがいいね。
もちろんグラタンも私は好きなんだけど、グラタンとかに使っちゃうとどうしても焼きやこげ色がついてしまうので、二の足を踏んでいたり。深みはほとんどないんだけど朝のシリアルとかに使っていたりする(笑)。

そう考えるとスープ皿のほうが良かったのかなあとも思うけど、こんな風にチャウダーに使ってみたりも。これは時間をかけて(というほどかけてない)ベーコンのうまみやたまねぎのうまみをじっくりと引き出したコーンチャウダー。ちょっと写真が汚いですけど。
暖色の食器に入ったお料理は、それだけで味にまるみや温かみが出る気がするのは私だけかな。