2017/09/30

ドイツで鶏ひき肉

アメリカでもスプラウツとかの限られたスーパーでしか手に入らなかった鶏ひき肉。
ドイツではさらに入手が困難で、というか、ドイツでは鶏ひき肉の販売は衛生上禁止されているらしい。
かわりにターキーのひき肉はあるんだけど、だいたい味付けがされているので使えない。

別に鶏ひき肉がなくても死にはしないけど、肉味噌パスタが食べたい時とかにやっぱり欲しい。
あんま使わないよな、、と思ってて購入に踏み切れてなかった、グラインダーをとうとう買ってしまった。
KitchenAid FGA Food Grinder

洗うのとか大変そうだけど、、、
スーパーで胸肉を買って来て、さっそくみんちー
「鶏胸肉を3つください」って言ったのに、300gと聞き間違えられて(←たぶんdreiしか通じてない)肉を切って渡そうとしてくれたので「いやいや、どらいしゅとっけだよ」って言ったら「なんだよはっきり言えよ」みたいな顔をされたのは秘密の話。っていうかグラムでも買えるんだな。知らんかった


肉味噌パスタとかいっといてとりあえずガパオ(笑)


このガパオの素はアジアショップで買ったものだけど、なんだろう味に深みがないっていうか、もちろん不味くもないけど期待していたほど美味しくなかった。きっと何かを足さないといけないんだろうな、、(何かはわからない)ガパオの素もそうだけど、クックドゥみたいな簡単なのに美味しいものができる日本がほんとに恋しい。なんでも1から作りたくないのだよ社会人の私は

まあ、半熟目玉焼き効果で見た目は美味しそう


もちろん後日肉味噌茄子パスタも。茄子の油の吸いっぷりにはいつも驚愕する。でも油ケチると美味しくないしな、、、


ああ、改めてお米がなくても生きて行ける気はするけど(※たぶん無理)甘味噌のない世界では生きて行けないと感じる


太めのパスタにからめてうまうまー。リークを切る時に盛大に指の肉も削ぎ取ったけどね☆ うちの包丁はいつもするどい切れ味です


スライサーもそうだけど、買って2、3回使って満足するタイプ。でも持ってることでオプションが広がることが重要なのです。パスタマシーンとかもそうだけど、私のキッチンアイテムはだいたいそう。

こないだ同僚とランチの時に日本の卵焼きの話になって「日本のオムレットは独特だね」と言われたので「私も卵焼きをつくる特別な四角いフライパンをアメリカにも持って行ったし、アメリカで引っ越しの時に壊されたから、新しいのを買ったけど、こんどはドイツで引っ越してIHで使えなくなったからまた新しいのを買って持って来たんだよ」って自慢げに(何故)話してたんだけど、そしたら違う同僚に「んでそのパンはどんな頻度で使ってるの」って痛いところをつかれ(笑)「ドイツにきてからはただの一度も卵焼きは作ってないよ、笑」と正直にこたえておいた。卵焼きそんな好きでもないし、、、笑。冷やし中華の時に薄焼き卵をつくるのにつかったり、目玉焼きつくるときに使ってるけど。

2017/09/29

Federweißerの季節

今日は朝ラウンドアバウトで車にひかれそうになったよ☆ ドイツこわいね

数週間前にCとNの家に遊びに行った時に、「Federweißer飲む?」って聞かれて、「それなに?」って聞いたんだけど、説明を聞いてたらずっと飲みたいと思ってた「ワインになる前のワイン」だってことが分かって「のみたいのみたいー!」と。

このFederweißer、またの名をNeuer Wein(=新ワイン)、発酵途中のワインでドイツでは限られた時期にしか飲めなくて、玉ねぎのキッシュ(Zwiebelkuchen)と一緒に飲むのが伝統、というのは聞いて知ってたんだけど、時期がいつか知らなくて、飲めないままでいたんだけど。

飲んでみたらアルコールはほとんど感じなくてまさにぶどうジュース。ごくごく飲める。

すぐにDに「はじめてFederweißer飲んだよー!めっちゃ美味しい!Nはrealで買ったらしいけど、私はrealは遠すぎていけないから、どこで買えるのかな??」って聞いたら「スーパーに売ってると思うよ。Scheckinにもあるはず。でも買う時は気をつけてね。蓋がちゃんとしまってないから。」と言われて。

発酵途中のワインなので、売ってる途中もどんどん発酵がすすんで行くようになってて、発酵にはもちろん空気が必要なので通常は蓋がちゃんと閉まってないらしい(というか後から調べたら発酵して炭酸ガスがでるので瓶が破裂するかららしい)。新しいものだとアルコール分も4%ぐらいらしいけど、時間がたつにつれてワインに限りなくちかい11%ぐらいまでいくらしい。

で、今日会社帰りにScheckinに寄ったんだけど、そしたらあたー!!
でも赤ワインのだけ。やっぱ蓋がちゃんとしまってないからなのかちょっとしたカオス。


白ワインのしか興味ないので、残念だな、、とおもってたら、レジ横にもあたー!白ワインのは、バーデンのと、プファルツのがあったので、「やっぱワインはプファルツだよな、、」と思い1本購入。


でもバーデンのはスクリュートップだったんだけど、プファルツのは普通のワインと同じようにしっかりボトル口が包装されてたので、「なんだ、蓋がしまってるのもあるんだね」と思って、まあでもそのまま立ててもって帰って来たんだけど。

早速家であけてみると、、、コルク入ってなーい!
こんなうっすいものだけ(しかもよく見たら穴があいてる)だけで栓されてた


普段ワインを買う時は、バッグとかに横向きに押し込んだりするんだけど、今日はわりと荷物に余裕があったので、立てて持って帰って来てほんとよかった、、、、。レジの人がワインをレジに通す時になんか言ってたんだけど(たぶん立ててもって帰れと言ってたんだな)、ドイツ語わかんないからただニコニコしてただけだったけど、もしバッグにいれてたら大惨事になるとこでした。

ボトルにも小さく「立てて置くように」と書いてあった。誰が読むんだこんなもの。


なにはともあれ飲む。
けっこう濃いのであとから氷入れたけど。甘いからワインショーレみたいに炭酸で割ってもいいなー


今日はぽかぽか陽気だったので、ベランダに出てのんびり飲んでたら、あっというまに1リットルを飲み干してしまった。いちおうアルコール入ってるけど、さすがに酔うレベルではないみたい。つか糖分のほうがやばい

Dに写真送ったら、「ちょうど会社からちりが自転車で通り過ぎてくのみかけたよー。Federweißer買ったから幸せそうだったんだね」と。笑。

2017/09/17

キャロットケーキ

日本では食べたことも作ったこともなかったキャロットケーキ。
アメリカにいる時にはじめて食べて、かなり好きになったんだけど、ドイツでもRüblitorteと呼ばれるキャロットケーキが存在してて、カフェとかであったらつい選んでしまう

いつか作りたいなーと思ってたんだけど、Scheckinへ行ったら人参2kgがなんと99セントという安さで売られていて、しかもいつもは2ユーロぐらいするクリームチーズも1ユーロでセールしてて、これはもうキャロットケーキをつくれという思し召しだろうと。

母に2kgも買ってどうすんのと言われたけど。まあね。


レシピはアメリカのものだけど、おろし人参3カップ。結局1kgぐらいはおろした気がする


人参.........3カップ
小麦粉........260g
砂糖.........150g
ブラウンシュガー...150g
サラダ油.......240cc
卵..........4個
ベーキングパウダー..小1
ベーキングソーダ...小1
塩..........小1

ほんとはここにシナモンが入るけど、手元にシナモンなかったのでいれず。
ナッツが好きなので思いつきで刻みアーモンドを100g追加。


基本はドライを全部混ぜて、ウェットと合わせるだけ。アメリカのレシピですからね


180度のオーブンで30分ぐらい


しっかり冷めるまでまってクリームチーズフロスティング。
人参ケーキそのものよりもこのフロスティングが好きという話もある

クリームチーズ.....1パック(175g)
バター.........100g
粉砂糖.........150g
レモン汁........少々

バターと粉砂糖をしっかりしっかり混ぜて、そこにクリームチーズを入れ、レモン汁でかたさ調整。
たっぷり。


あとは冷蔵庫でしっかり冷やして完了。しっとりずっしりのキャロットケーキ。

もちろん全部は食べられないのではしっこ+2ピースぐらい食べてほとんど会社に持って行ったけど。
私的にはとても美味しかったけど、正直アーモンドは余計だった(せっかくしっとりなのに食感が悪くなった)。ナッツ入れる時はフロスティングの上のトッピング程度にしといたほうがよかったかも。

こういう雑な焼き菓子を作って切ることもせず会社に持って行くようになるとなんか欧米化したなと実感する、笑。

2017/09/09

緑のある生活(ドイツ編:3)

前のアパートでは自分のものではなかったので枯らしてしまったらどうしようというストレスでケアが苦痛でしかなかった植物も、今のアパートに引っ越してからは全てが自分のものなので、ベランダ菜園やらなんやら、徐々に緑を増やしている。まあ、ゴールドクレストは全部枯らして、さらに新しいの買い替えたけどまた一時帰国中に枯れてしまった。

去年の冬一時帰国時に死にかけたマッサンも、エアコンのない夏は快適だったらしく、葉の色もすっかり戻り、ぐんぐん育っている。細い幹で耐えられるんだろうかというレベルで。


先日お昼休みにMarktplatsにあるお花市(毎日やってる)でオリヅルランを購入して、鉢が足りなくなったので(ゴールドクレストに使ってた鉢はあるんだけど部屋には白い鉢が欲しい)、今日は雨予報だったけどまだ降りそうじゃなかったので思い立って自転車でBauhausへ。他に欲しいものもあったし。


これはこないだ車でHornbachへいって大量に買い込んだ土やらプランターやら。車があったらほんと簡単にいろいろできるなあと思いつつ。Bauhausも車でしか行けないかと思ってたけど意外と近かった。ここなら車なくてもこれるじゃん。大きなものは買えないけど。ホームセンター大好き人間としてはうれしい発見。
まあもうさすがにこのアパートも1年たつのでDIYは必要ない生活だけど。


閑話休題。
ふらふら見回ってたら、ポトスがあるーーー!!!
ポトスはほんと育てやすい(っていうか強い)ので日本でも持ってて、アメリカでも増やしてたけど、ドイツでは新しいアパートに引っ越してからずっと探しててたんだけど、近場のお花屋さんやお花市ではみつからなくて。

もう買うしかないと思って、元気そうな子を厳選


ごろごろー。この買い物かご好き(笑)


鉢が割れないように慎重に自転車をこぎながら帰宅。
いままで緑がなかったバスルームに1こずつ。ただバスルームはシャワーのあるほうはほのかに日が入るけど、バスタブのほうはまったく陽があたらないので、大丈夫だろうか、、、たまに日にあててあげれば大丈夫かな(←これから冬でリビングも陽はあたりませんが)


部屋の観葉植物はコバエがわくので赤玉土も買ったんだけど、ついでなのでオリヅルランのランナーを切って赤玉土で水耕栽培。これから冬だけど(しつこい)根が出るといいな。


このオリヅルランめっちゃくるくるカールしてるんだけど、こういう品種なのかしらん
年末はまた一時帰国するけど、生き延びてくれますように、、、