2006/11/15

代官山ASO チェレステ / イタリアン



11/14、らぶまっく夫妻とともに。
愛知に住むこのご夫婦との縁はとっても不思議で私が岐阜、らぶまっく夫妻は愛知の出身なのに、今まで会ったのはアメリカで2回、そして今回が二子玉。私のほうが近くに住んでるのに「レストランの調査はお願いしまーす」なんてお願いしてしまい、ディナーにチョイスしてもらったのが玉川高島屋に11FにあるASOチェレステ。ASOチェレステはかのひらまつグループが経営するイタリアンレストラン。こんな雰囲気のお店に行くのは久しぶり^^
落ち着いた店内には大きなワイン貯蔵エリアがどどーんとあって、「おぉー、こだわりのワインセレクション~」という感じ。でも私はワインはまったく詳しくないので(でもこれでもちょっと詳しくなったほうだけど←カリフォルニアワインだけ)、きっとワインリストを見ても何がなんだかわからなかっただろうけれど。
夜景の綺麗な窓際の席に座り、メニューをじっくり。
ここのお店のコースはプリフィックスで、平日はフルコース以外にもそこから1品、2品を抜いたコースもあって、「ポーションはどうなんでしょうねえ」とちょっと心配になりつつもみんなでCコース(Primi+Secondi+Doici)をチョイス。ワインはnoriさんにお任せで。



Stuzzichino:かぼちゃの冷たいスープ/パン/自家製ホイップバター
スープの下にはリコッタチーズがたっぷり、そしてアクセントにコンソメのジュレ。かぼちゃ大好きの私にはたまらない一品。パンも普通に美味しかったけど添えられた自家製のホイップバターが劇ウマ!小瓶に詰めてもって帰りたいぐらいフワフワで塩分もちょうどよくて美味しかった・・。



Primi Piatti:蟹とドライトマトとブロッコリーのスパゲッティ。
最初このプレートが私の前に置かれた時に「あれ?オーダーしたものとは違うものが来ちゃった・・」と思ったほどパスタが意外な色をしていた。「蟹とドライトマト」というだけでトマトクリームソースのようなものを想像してたし(笑)。そしたらブロッコリーが中心になってるパスタで、でも青臭さとかはまったくなくて、味としてはアーリオオーリオに蟹とドライトマトの風味が加わってる感じ。これは感動するほどではなかったけど、美味しかった。


らぶまっく夫妻のPrimi Piatti。フェットチーネ 茄子とベーコンのアラビアータソース、秋鮭と舞茸のスパゲッティ スカンポ風味のクリームソース。スカンポ風味ってなんだかわからないけど(スカンピのこと?)noriさん曰くかなり濃い味だったらしい^^



Scondi piatti:イベリコ豚のグリリア 爽やかなルコラソース むかごのロースト添え。
何を隠そうむかごが大好きな私。イベリコ豚って流行だけどなにがどうスゴイのかは分からない。美味しければよいのだ。ルッコラのソースはちょっと酸味があって、お肉とよく合ってた(ビーフやチキンには絶対合わない味だと思うからさすがだなー。)


ご夫妻は鱸のグリリア 長葱のクリーム煮と赤ワインソース。メニューは甘鯛って書いてあったんだけど、今日はいい甘鯛が入らなかったらしい。これまた赤ワインソースがかなり濃厚だったらしく、「ワインが負けてる~」とはご夫婦の談。


そしてメイン終了の後は、まだ飲みきっていないワインとともにチーズをたしなむ。ガラガラーとカートで運ばれてきたチーズたちは、説明を聞いても一瞬で忘れてしまった。チーズ知識のないワタシ。選んだのも山羊のチーズにカマンベールと無難なもの(笑)まだブルーとかはたしなめるほど大人の舌を持ってないのよーー。なんて思ったけどnoriさんがチョイスしたチーズ(名前は当然覚えてない)、めっちゃくちゃ美味しかった。あれにすればよかった(笑)。
チーズとともにサーブされたのは、自家製グレープフルーツのジャム、はちみつ、ワインのジュレなど。このはちみつがまたまた劇ウマ!すいません、さっきのパンにホイップバターとはちみつつけて食べていいですか、って言いたくなるほど美味しかった(←美味しさがぜんぜん伝わってない)。ワインのジュレは私がチョイスした山羊のチーズとベストマッチ。



Dolci:モンブランとほろ苦いコーヒーゼリー キャラメルのアイスクリーム添え。やっぱ秋でしょ。モンブランでしょ。と選んだデザート。それぞれがとっても美味しくて、ゆっくりの食事とチーズ、ワインで満腹になったおなかにもするすると入っていく恐ろしさ。キャラメルのアイスクリームがとっても大人の味。


そしてこのラテアート(笑)
キュートすぎ。



そしてこれがnoriさんチョイスの今回のワイン、バルベラ ダスティ 2000 / トリンケロ。当然イタリアワインといったらキャンティしか知らないぐらいにまったく詳しくないけど、さらさらと飲める赤ワイン、という感じでとっても美味しかった。
美味しいワインに美味しい食事、そして尽きない会話でディナーに費やした時間はなんと4時間。私たちのテーブルを担当してくれていたウェイターさんもとっても気さくな人で気持ちよく食事ができて幸せ。アメリカだったらチップは最低25%、サービスによってはそれに上乗せ・・・って感じのお店だったけどどんなにすばらしいサービスを受けてもチップの金額を悩まなくていいのは日本のいいところ。(※サービス料はかかります)
こういう時間がしばらく持てなかったのでとっても幸せな気分で家路に着いたのでした。
しかもごこんな素敵なディナーを馳走になってしまったのよ!noriさんらぶまっくさんご馳走さまでした。そして写真も全部らぶまっくさんからいただいたものでーす(私のカメラは暗さに弱い)

2006/11/12

TINDRA / IKEA



イケアは世界各地にあるスゥエーデン家具のお店。アメリカにいるときは住んでたアパートのすぐ近くに店舗があったので、何はなくともソフトクリームを食べに行ったりとかしてたんだけど、日本にはそのころ船橋にしかなくてとても気軽に行ける場所でもなく。が2006年の9月に港北にもオープンしてこれがまたすごい近い・・・と喜んだのもつかの間、いままでとは違って車を持っていない私には近くにできても気軽に行ける場所ではないことは変わらなかった(笑)、車がほしいー。
それでも車を持ってる人に乗せていってもらったりとか、新横浜から出ている無料のシャトルバスに乗ったりとかですでに数回訪れてはいるんだけど。ただまだ土日はゆっくり見られるという状態でもないけれど。
ここのお店の基本は組み立て家具なので車がなければどうにもならないんだけど、家具はともかく、北欧らしいちょっとした雑貨やテキスタイルが安くてかわいいのも魅力。その中でもお気に入りなのがこの香りつきのティーライトキャンドル


IKEA自体が扱っているキャンドルの数は半端じゃないんだけど、このティーライトキャンドルを最初見たときは「オレンジシナモンってどうなのよ」と思ったのも事実。オレンジの匂いもあまり好きじゃないし(オレンジの匂いがする洗剤がすごい苦手)、シナモンの香りは嫌い。でも売り場で箱をくんくんしてると、なんかものすごく自分の好みに合っている気がしてきて。同じシリーズで他にはイチゴとかバニラとか恐ろしい匂いのものがあるんだけど、それはまったく受け付けないけど、このオレンジシナモンだけはずっとくんくんしてても大丈夫。
で、ためしに1箱買ってみたんだけど、点灯してみるとこれがまたよい感じで一気にお気に入りの香りに昇格。

私はほんとキャンドルの光って大好きで毎日のようにキャンドルを使ってるんだけど、普段のは安いこっちを使いつつ、ちょっとリラックスしたいなーとか、お友達が来たときなんかは、こっちの香りつきでちょっと癒される空間をアレンジしてみたり。ロウが溶けた色がこれまたすごく綺麗なんだよね。IKEAのキャンドルはすすも少ないし、なにより安いのでとってもお勧め。
でもアメリカのほうがもっと安かった記憶があるけど・・・っと思って調べたら香りつきので$3.99。為替とか現地の消費税8.25%考えたら500円ぐらいだからそんな変わらないんだけど、私の感覚的に$3.99=399円というイメージなのよね。

2006/11/11

鼎泰豐 / 小籠包



小籠包の代名詞ともいえる鼎泰豐(ディンダイフォン)。台湾に旅行した人はマンゴーカキ氷のお店と同様に必ず行ってると思うし、かくいう私も台湾旅行にはあんまり興味はないけど(そりゃ美味しいものが多いだろうけど、原料のわからないものも食べてしまいそうで怖い)、メイエキの高島屋にこの鼎泰豐ができたとき「行きたいなー」と思いつつ、メイエキのは行かずじまいになっているんだけど。小籠包っておやつっぽくないし、食事にするには物足りないし、微妙な存在だと思うのはわたしだけだろうか。(飲茶になるとこれはまた話が違うけど)。
日本の鼎泰豐はメイエキ、新宿、横浜、京都、汐留などなど、やっぱり主に高島屋の中。なんか提携でもしてるんだろうか^^
今回は横浜高島屋の鼎泰豐。ランチの時間はすぎているというのに結構な人でにぎわっていて、みんなテーブルの上に1蒸籠、2蒸籠と並んでいる。チャーハンを食べてる人も多かったけど、ここの炒飯って化学調味料多めってきいたことあるし・・・。



レンゲの上にそっと乗せて針生姜と酢醤油をつつーっとたらして、きゅいっと皮に穴をあけると、アツアツの肉汁がだばだばとあふれてくる小籠包は、さすがというかなんというか。実は私は飲茶は大好きだけど、小籠包はそれほどでもなくて、蝦餃(ハーガウ)や腸粉(チャウファン)のほうが数倍好きだったりするけど、飲茶ででてくる小籠包がこのレベルだったらきっと小籠包ばっかり食べてしまうんじゃないかと思うほど。
これ、アツアツじゃなかったらちっとも美味しくないんだろうけどね。
がしかしおなかがすいてたこともあって別途注文した酸辣湯や鶏肉麺はちっとも美味しくなくてほんとがっかり。やっぱりランチには向かないなーと思ったり。
まあ、小籠包だけ30個とか食べる手もあるけれど。
あ、そういえばこのお店には私の大好きなデザート愛玉子(オーギョーチー)があります^^
美味しいのよねー・・。

鼎泰豐(音でます)

2006/11/04

景徳鎮 / 陳麻婆豆腐


(11/4/2006追記)
横浜中華街の本格四川料理のお店。横浜中華街で四川料理のお店は数件しかないらしいけど、横浜中華街で四川料理といえば重慶飯店、の重慶飯店と肩を並べるお店らしい。景徳鎮で使っている唐辛子は、中国四川省から取り寄せた朝天辣椒というものらしい。イヤってほど辛いものが食べたいときにはうってつけのお店。
私が初めてこのお店を訪れたのはもう3年以上前。「とにかく辛いものが食べたいー」と四川料理のお店を探してたどり着いたお店だったけど、注文した麻婆豆腐がもう「辛い、痛い、でも美味しい!」って感じで、その後いろいろなお店で麻婆豆腐を注文するもなかなかこういう奥が深い味に出会えず、「また食べたいなー」と思い続けたお店。
横浜に引っ越してきたんだからまた行かない手はないでしょー、と再び足をのばしてみた。


で、もちろん麻婆豆腐を注文。麻婆豆腐は普通の辛さのと、「四川風カッコ激辛カッコトジ」があって、やっぱり激辛を注文。あとは前に食べて美味しかった記憶のある豚肉とピーマンの細切り炒めに、ウンパオロウなどの前菜、そしてご飯ももちろん頼むけど、五目ラーメンなども。いまいち写真がとりにくい状況だったので、写真は少なめなのです(涙)。
中華料理の相場ってよくわかんないけど、麻婆豆腐1皿が2000円近くするのは、いまいち納得が行くような、いかないような。しかもなんか前に食べたときよりお豆腐の量があきらかに少ないしっ!!

それでもやっぱりここの麻婆豆腐は美味しくて、「辛いー、でも美味しいー」と言いながら完食。お行儀はあんまりよくないけど、私のオススメは、ゴマの坦々麺を注文して、それに麻婆豆腐の辛いひき肉をどばっっと入れて食べる方法。
アメリカ生活で辛いものばっかり食べていたせいか、かなり辛さ耐性もあがって、前は痛いほど辛く感じたこの味にも、今回は「やっぱり辛いね^^」ぐらいで終了。美味しかったでもやっぱりお豆腐少なすぎ。
ここのお料理は(お豆腐の量は減ったけど←しつこい)意外と量が多いので、少人数で行くとそんなにいろいろ食べられないのが残念。

そしてまた行っちゃった。今回は四五六菜館へ行こうかなんて行ってたんだけど、やっぱり辛いものが食べたいねー、と吸い込まれるように景徳鎮。いつもの麻婆豆腐、そして青菜炒めと乾焼蝦仁。これを女二人でぺろりと平らげてしまった。今日はお豆腐少なくなかったよ^^。青菜いためもシャキシャキ、エビチリはぷりぷりで、美味しかった!

2006/11/03

ほっくりグラタン皿


ルクルのお鍋もそうなんだけど、きれいな色、暖かい色がキッチンにあるとそれだけで幸せになれる気がする。アメリカで住んでたアパートみたいに、太陽の光にあふれてるキッチンにいるのも幸せ。今のマンションは狭いけど窓がとても多くてそれはとっても気に入ってるんだけど、さすがに1Kの間取りで太陽の光差し込むキッチンは無理な話で。だから暖色の食器が欲しくなるのかもしれないな、と思ったり。そんな時に近くのデパートで売ってたのがこの「ほっくりグラタン」シリーズのお皿。他には「スープ」シリーズなんかもあって、そのデザインやいろの温かみに一目ぼれ。しかも1個800円とかの手ごろな価格もうれしいところ。
赤・黄・緑の信号セットのこの食器なんだけど、やっぱり緑は欲しくならず、持っているのは赤と黄色だけ。今カラーセラピーとかしたらどんな診断かな?笑。


まるまるだけど、ちょっとごつごつもしてる手作り感のある食器は、グラタンだけじゃなくていろいろな使い勝手がありそう。グラタン皿ってことで耐熱性があるのがいいね。
もちろんグラタンも私は好きなんだけど、グラタンとかに使っちゃうとどうしても焼きやこげ色がついてしまうので、二の足を踏んでいたり。深みはほとんどないんだけど朝のシリアルとかに使っていたりする(笑)。

そう考えるとスープ皿のほうが良かったのかなあとも思うけど、こんな風にチャウダーに使ってみたりも。これは時間をかけて(というほどかけてない)ベーコンのうまみやたまねぎのうまみをじっくりと引き出したコーンチャウダー。ちょっと写真が汚いですけど。
暖色の食器に入ったお料理は、それだけで味にまるみや温かみが出る気がするのは私だけかな。