2008/08/19

明洞栄養粥専門店 / お粥(죽) / Korea(明洞)

8/19、朝ごはん。
8/18のディナーの写真がないことから分かってくれた人もいるかもしれないけど、無理もたたってお腹の調子は悪くなる一方、2日の夜には体力の限界に達してしまっていた私。あれもこれも食べたいのに、食欲がわいてこないし、食べたいと思っても、後から苦しい思いをすることを考えると口をつけることが出来ないし、韓国旅行ったら食べることがメインなのに、なんていう運の悪さなんでしょう、、、つか自分の体調管理がなってなかっただけなんだけど。アスピリンを飲み、ビオフェルミンを飲み、さらには太田胃散も飲んで頑張っていたんだけど :-)
で、韓国最終日の朝ごはん。お粥自体はあまり得意ではない私なんだけど、ガイドブックで見たあわびのお粥は試してみたかったのだ。Jちゃんもあわびのお粥は気になっていたらしく、初日に2日目か3日目の朝ごはんはあわびのお粥♪と盛り上がり。お粥のお店もいろいろあるんだけど、Jちゃんのお友達のオススメのお店、ということでこの明洞栄養粥専門店に決定。


この明洞栄養粥専門店、地下鉄乙支路入口(いまだに読み方分からん)から5分ほど歩いた場所にある。小路の奥にあるけど、そんなに難しい場所ではなかった。村山富市元首相が訪れたこともあるらしく、店内には村山元首相の写真が :-) 「村山さんは松の実粥を召し上がられました!」と食べたものまで書かれてて、「アワビじゃないんだ!」と小さなツッコミ。
半地下のお店なんだけど、階段の壁には画用紙が貼られていて、日本語で書かれたメッセージが山ほど。コレ、あちこちの店でみかけたけど、流行ってるんかね。あんまり景観よくないけど、、、とかいいつつわたしもクマの絵描いてきた。

前菜は白菜のキムチ、イカのキムチ、そして豆もやしのナムル。キムチがすっごいおいそうだったんだけど、お腹さんにお伺いたてたら「やめといたほうがいいよ」と言うので、泣く泣くあきらめた、、、食べたかった、、、食べたかったよぅ。梨っぽいものが浮いてるスープみたいなものには最初から手を付けず。
で、アワビアワビと騒いでいたお粥は「きっと全部食べられないからもったいない」という理由であきらめて(だって1500円近くするお粥を残したらもったいないわ、、)、身体に一番やさしそうな野菜粥を注文。もう、肉とか排除。悲しすぎ。お米から炊いているのか、結構長いあいだ待たされて出てきたお粥はとっても身体にやさしそう。思ったより塩気が強かったし、お出汁(鶏かな?)の味もしっかりしていて、お粥っていうか雑炊なのかな。
ゆっくり、ひとさじひとさじをよく噛んで口に入れつつ、やっぱり全部食べきるほどの食欲はなく、なんか、悲しくなりつつも、美味しいものが食べられてちょっと幸せ。韓国のお粥美味しいなあ。

2008/08/18

韓国旅行 3日目 on 8/19

2日目からのつづき。

さて今日も調子が悪いのです、、、最終日だというのに。
日本へ帰る飛行機は18:25発と遅めだったんだけど、格安ツアーの宿命強制お土産屋さん連行があるのでピックアップは14時。
毎日食べてばかりで全然観光はしてないよねーってことで、今日はちょっと観光することに。でもまずは腹ごしらえ、ということで、これまた韓国へ行ったら食べたい物リストに入っていたお粥やさんへ行くことに。しかし相変わらず食欲がない、、、お腹が痛い。

ピックアップの時間までを有効に使えるようにと、ホテルはチェックアウトしてしまうことにして、荷物の整理。実家に帰る小さなゴロゴロバッグ(キャリーオン可能サイズ)で韓国まできてしまった私はお土産を入れる場所が足りない :-)それでも別に持ってきたショッピングバッグなどを駆使してなんとか荷物をおさめ、ベルデスクに荷物を預け、さあおでかけー。

目指したお粥やさんは明洞にある「明洞栄養粥専門店」。ここはJちゃんのお友達がオススメのお店ということで安心して入店。実は「あわび粥」を食べるのが目標(?)だったんだけど、あまりに体調が悪く、食欲もなくて、高価なあわび粥(12000ウォン、1500円ぐらい?)を注文して残してしまったらもったいない、、という理由で野菜粥を注文。Jちゃんは高級あわび粥か普通のあわび粥かでかなり悩んだあと、普通のあわび粥に決定 :-)
野菜粥は、私の好きなエゴマとか入ってて、ものすごく体に良さそうな感じ。ちょっと全体的に塩味は強めで、お粥よりは雑炊が好きな私にはちょうどよかったかも。キムチとかと食べることを考えるともう少し塩味が控えめでもよかったけどね。(詳しいごはんレポはこちら
そんなこんなで朝ごはんを済ませ、「どこへ行こうねー」とガイドブックを見ながらJちゃんと協議。チャングムでおなじみの(よく知らないが)昌徳宮(チャンドックン)に行こうかーとか話していたんだけど、なんと火曜日は休み!おー、のー。その他のよさそうな観光地も、入れる時間に間に合わなかったりとかして、全滅。仕方ないので、近場で市庁(シチョン)や、徳寿宮(トクスグン)へ行くことに。
私たちが韓国を訪れた時は、ちょうど大韓民国建国60周年とかで、市庁の建物が対極旗でごっそり覆われている状態だった。ガイドさんがホテルにドロップしてくれる時にちょうどこの市庁前を通ったので説明してくれたんだけど、この装飾は1晩のうちに行われたらしく、次の日みんながこの市庁をみて、何が起こったんだ!って驚いたらしい。そりゃそうだ。スケールでかいよ。
この対極旗、1個1個が半透明のボールみたいなものをつなげて作られていて、自称「丸い集合体恐怖症」の私には近くでみるとちょっと怖い。対極旗の周りの絵は1個1個が写真で作られたモザイク絵画になっていて、ちょっとスゴい。さすがマスゲームの得意なお国柄。(あれ、それって韓国だっけ?)。いつまでこの装飾がなされているのかわからないんだけど、壊したあとどうするのかなーとか、いらぬ心配。
さて次は市庁の隣にある徳寿宮(トクスグン)へ。交差点を渡ってすぐの場所にあるこの宮殿、元々は朝鮮時代の王族が住んでいた邸宅なんだそうな。入場料も1000ウォンと格安。私たちが行った時はちょうど衛兵の交代の時間だったらしく、門の前で後退の儀式が行われてた。おお、ラッキー。

インサドン・サラムドゥル / 韓国伝統茶 / Korea(仁寺洞)

8/18 お茶タイム。
インサドン(仁寺洞)にある韓国伝統茶が飲めるお店。インサドンにはここの他にもあちこちに伝統茶が飲めるお店があったり、韓定食が食べられるお店があることでも有名。メインストリートからあちこちに小路がのびていて、小路に入るととっても不思議な雰囲気をかもし出している街。
いろんなチョイスがある中から選んだこのお店は韓国のカキ氷(パッピンス)が食べられることでも有名で、今回の旅トモ/食べトモJちゃんはカキ氷を食べようかと悩んでいた様子。
お腹の調子が相変わらず思わしくない私は、本望ではないがお茶のみで :-)
ここも例によって日本語メニューあり。


お店は小さいけれど、とっても落ち着く雰囲気で、私たちが入ったときには4人グループが1組、そして常連さんっぽいおじさんが1人。趣のある木の椅子たちにも心ひかれたんだけど、ほのかに疲れていた私たちは奥のソファ席に陣取って、メニューとにらめっこ。ソファ席最高。落ち着く。

韓国の伝統茶でやっぱり一番知名度が高いと思われるのが柚子茶(ユジャチャ)。あとはカリン茶とか生姜茶とか有名だと思うんだけど、今回の旅で私が幾度となく口にしたのが、五味子と呼ばれる実から作られる五味子茶(オミジャチャ)。"오미자차"というハングルも覚えてしまったほど。空港からホテルへの送迎の最中にガイドさんがこの五味子茶と漢方を合わせた飲み物をくれて、「すごく身体にいいし、ビタミンもたっぷりだし、疲れている時なんかはこれを飲むとすっごく元気になるんですよー」とかなりのお勧めだったし。
Jちゃんは悩んだ末、冒険はせず好きなユジャチャをチョイス。「ほっと?」と品のいいオモニが聞いてくれたので、店の中がエアコンききすぎてることもあって温かいものにした。
五味子の名前の由来は甘, 酸, 辛, 塩, 苦の5つの味がするということからきているらしいんだけど、甘みと酸味以外の味はほとんど感じない。アセロラに似た味がするので、酸っぱいものが嫌いな人にはダメだと思うし、甘さも結構強め(これって五味子だけの甘さなのかな、だとしたらすごいと思う)。私は好きな味。
日本にいるみたいにカフェでゆったりくつろいで(Jちゃん寝てたし)、お茶飲んで、旅先でこんな時間の使い方もよいものです。

春川家タッカルビ / タッカルビ(닭갈비) / Korea(新村)

8/18ランチ。
韓国へ行くのは2回目なんだけど、1回目はインチョン(仁川)空港がなかったころなので、少なくとも8年以上前。その時に食べたタッカルビの味(当時韓国料理といえば石焼ビビンバと焼肉、チゲぐらいしか知らなかった)が忘れられず、日本でも一時期ちょっと流行ったことがあって、名古屋にもお店があったんだけど、1回も食べないうちにすぐにつぶれた記憶がある。そんなこんなで、「韓国へ行ったら絶対食べたいもの」にリストアップされていたこのタッカルビ、本場はソウルからちょっと離れた春川(チュンチョン)という地区なんだけど、この新村(シンチョン)にも何軒かタッカルビのお店があるのです。


シンチョンの駅からはちょっと歩く、方向音痴の私にはわかりにくい場所にあるこのお店、アメリカ生活(←韓国料理をやたら食べてた)のおかげで、記号にしか見えないハングルの中でも「갈비(カルビ)」という表記はかろうじて認識できる私。大きなお店の看板を見つけて「おぉ、きっとあれだー」と、お店にin。お店の中は大きな鉄板(直径50cmはあると思う)がずらずらと。韓国旅行は何が楽かって、有名なお店に行けば例外なく日本語が通じることなんだけど、なぜか今回は通じなかった :-) でも「タッカルビ」で指2本のボディランゲージ「ジュセヨ」で注文は問題なし :-) おじさんはトッピングも薦めてくれたけど、とりあえずそれはなしの方向で。

このお店の前菜は、わかめスープと、キムチ、マカロニサラダ、お漬物と、わさび味の薄く切った大根。このわかめスープを、温かいものと思って飲んだら、温かくないし、酸っぱいしで衝撃だった :-) 正式には「わかめ酢スープ」らしい、、、わさび味の大根も、、、不思議味。

んでタッカルビ。辛く味付けられた鶏肉と、野菜が結構きれいな状態で器に盛られてくるんだけど、それをためらいもなく鉄板にどーんとぶちこむおじさん。焼肉と同じようにここでも自分でなにかする必要はほとんどなくて、大体店員さんが何でもやってくれるので、安心してお任せ。鉄板が熱くなってくるにしたがって、じゅーと野菜やお肉が焼けてくる気配があるけど、かなり長い間そのまま放置。

だんだん焼けてきました。おじさんが頃合を見計らって混ぜに来てくれたり、いろいろやってくれるんだけど、放置が長いと不安になる私たち :-) しばらくしてもう食べてもよさそうな状態になって来たので、おじさんに目で訴えてみたら、おじさんが近寄ってきて、焼けてきた鶏と野菜を鉄板のふちに寄せ、大量の油(ごま油?)をどぼどぼーーと鉄板に。んでおもむろにライターでごーーーっと火を点灯、、、、、こんなパフォーマンスあっただろうか、、、、、。で、「マシケジュセヨー」とおじさん退場 :-) いただきます。

甘辛いタレに絡まったお肉も野菜もそれはそれはすばらしく美味しくて、うんうん、これが食べたかったの、と幸せをかみしめる。でも私の楽しみは最後に残ったタッカルビでするチャーハン。タッカルビ自体よりも、このご飯の美味しさが強く記憶に残ってるぐらいだったので。そろそろかなーというタイミングでおじさんに声をかけ、ご飯くださいアピール。ポックムパッ(焼き飯)って言うらしいんだけど、そんな言葉知らないし、最初はおじさんも困っていたけど、ご飯ってなんていうんだろうー、まぜご飯はビビンパブでしょー、とか思いつつ、「バップ」と言ったら「あー」と言って通じた。よかった。ご飯は1人前しか頼んでないのにすごい量。でもなんなんだろうこの美味しさは。おなかいっぱいになってお店退場。満足すぎ。
私たちをお世話してくれたおじさん :-) 私たちが韓国語まったく話せない+わからないのを承知で怒涛のように韓国語で明るく話しかけてくる。それでもなんとなくコミュニケーション取れてるから面白いもの。「(怒涛の韓国語)あー、ちゃいにーず?」「のー、ジャパニーズ、えーと、イルボン」。「ムサシー(いまだに意味不明)」、ご飯をいためてくれてる時に「アジュマシソヨー(すっごく美味しいよ)」と言ったら、すごく喜んでくれた。
いやほんと美味しかったな、タッカルビ。

2008/08/17

韓国旅行 2日目 on 8/18

1日目からのつづき。
よーし2日目。調子悪いぞー。風邪薬を飲んで寝たのに、朝起きたら頭はガンガン、関節もかなり痛くて「熱ありますよー」って感じ。しかもお腹もかなりの状態。風邪薬と胃腸薬は持ってきたのに解熱剤を持ってこなかったアホな私は、とりあえずフロントへ行って「解熱剤ありますか」と聞いてみる。そしたらこのホテルでは薬とかはおいてなくて、ベルデスク(なぜベルデスク、、)へ行って、近くの薬局の場所を聞いてくださいと言われる。えー。と思いつつも、ベルデスクへ行き、おにーさんに、「日本語話せますか?or is English better?」と変な話かけかた。English is betterといわれたのでそこからは英語で。韓国にいると、ほとんど日本語で会話が成立するけど、もちろん日本語が話せない人だっているわけで、日本語で話しかけていいのか(私は韓国語はオルマエヨー(いくらですか?)ぐらいしかムリだし)、英語にすべきなのかよく分からないのがちょっと不便といえば不便。

で、「アスピリンが欲しいのだけど、ここらへんでアスピリンの買える場所ありますか?」と聞いたら、「どれくらい欲しいですか?」って聞かれたので、「少しでいいんですけど、、」と言ったら、「じゃあ、私が持ってるのをあげます」と言って、一旦奥へ下がっていって、アスピリンを2錠分けてくれた。なんていい人なんだ。教えてもらっても薬局探すのもしんどいなあって思ったので、そのやさしさに涙。ありがとうおにーさん。何錠飲めばいいかわかんないけど。

アスピリンを飲んで、まずはお土産探しにソウル駅へ。ソウル駅のすぐ近くにロッテマートというスーパーがあって、地元の人も行くスーパーなので、いわゆる「観光地価格」もそんなにないし(もっと地元密着のスーパーよりは高いんだろうけど)、面白いお菓子とか、お土産を買うには最適だろうと。入り口で荷物を預けなくちゃいけないとかいろいろ書いてあったけど、ぜんぜんそんなことはなくて、普通に出入りできた。
スーパーの中は結構大きくて、日用品も、化粧品もあるし、もちろん食料品は盛りだくさん。面白いのは、やたらオマケが多いこと。お菓子の箱にちょっと小さめの箱がテープで貼り付けられていたり、牛乳パックに牛乳やヨーグルトがオマケとしてついてたり。同じ商品でもオマケがついてないものもあって、オマケつきだと同じ値段で1.5倍ほどの商品が手に入ることもあるので慎重にさがさなくてはいけない :-)
スーパー大好きな私は多少興奮気味にいろんなところをぐるぐる。私は韓国のりのふりかけが欲しくて(アメリカにいる時友達からもらってハマったけど日本ではあまり見かけない)、それを探していたんだけど、それほど品揃えはなく。Jちゃんも柚子茶とかお菓子とかいろいろ買ってたよ。ちなみにJちゃんがここで買った柚子茶は5000ウォンぐらいだったと思うけど、後に南大門市場で値段を聞いたら倍ぐらいしてたよ、、。
荷物が多くなったので、一旦ホテルに戻り、次はシンチョン(新村)へ。ここは何を隠そう(隠してないが)、私が韓国で最も食べたかったタッカルビのお店がある地区。前に来たときは夜だったので街の雰囲気とかぜんぜん分からなかったけど、昼に来るとまた違った感じ。ちょっとゴミゴミした感じだし、ソウルのようにきれいな街ではないけど、近くに大学があるらしく、歩いている人の年齢層が若い。
で、タッカルビ。あー、これが食べたかったのよー。とかなりアドレナリン噴出。お腹痛いけど。身体だるいけど。テーブルを担当してくれたおじさんもすごいいい人で、タッカルビは記憶どおりに美味しかったし、幸せすぎ:-) タッカルビのあとのチャーハンが美味しすぎる。
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タッカルビを堪能した後は、シンチョンの街をぶらぶら。ガイドブックにミリオレがあると書いてあったのでそっちの方面に向かったんだけど、どうやらつぶれてしまったらしい。シンチョンの地下鉄の駅のすぐ近くには「グランマート」というロッテマートよりも庶民的なスーパーがあるということだったので、そこにも行きたかったんだけど、ミリオレまで歩いたら隣の駅のほうが近そうだったので、スーパーに寄るのは中止。ロッテマートで結構買ったしね。
やっとの思いで地下鉄の駅にたどり着き、次はインサドン(仁寺洞)へ。インサドンは韓定食とか、伝統茶とか、美術品とか、工芸品とか、とにかく韓国の伝統的なものを見たり聞いたり食べたりできる場所。観光地っぽいメイン通りからいろんな小路がのびていて、そんな小路に入ると、ちょっとだけ京都を感じさせる歴史あるっぽい建物が立ち並ぶゾーンがあったりして面白い。
インサドンでの目的は伝統茶を飲む(&買う)ことだったので、ガイドブック+ネットで調べてあったカフェのひとつへ。私は五味子茶、Jちゃんは柚子茶をいただいて、結構長い間くつろいでしまった。しかし五味子茶ばっかり飲んでる私。「身体にいい」って言う言葉に弱い。ロッテマートで五味子の実買えばよかったかなー。
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調子に乗ってタッカルビを食べすぎ、お茶も飲んでいよいよ身体の調子もお腹の調子も悪くなってきた私。あちこち見てまわっているときは平気な気がするんだけど、意味もなくぼーっとしちゃったりとかしちゃってJちゃんに心配をかける :-) ほんとゴメンよ。
道端で売ってるものとかも、いつもだったら手を出しているに違いない食いしん坊の私なのに、食べたいという気持ちにならないからおかしい。
「パッピンス食べたいー」というJちゃんは、red mangoへin。最近ベイエリアにも進出したらしいこのお店、(アメリカではフローズンヨーグルトのお店、という扱いっぽいけど)、メニューのシステムがよく分からなかったけど、フローズンヨーグルトにトッピング4つ、で5000ウォンぐらいだっただろうか。小豆を選ぶあたりがさすが名古屋人のJちゃん。私も2口3口を分けてもらう。ガツンと食べたいよー。
インサドンが京都に少し似ている、と書いたんだけど、それは伝統的な建物とか景観とかを大事にしているということも似ていて、インサドンにあるスタバは、ハングルで「スターバックス」と書かれている。他の街のスタバは、アルファベットなんだけど。先のred mangoも、インサドン店だけ、ハングルで店の名前が書かれているらしいよ。京都もマクドの看板が茶色だったり、景観大事にしているもんね。こういうのは大事だと思う。
次は東大門へ。前に韓国へ来たときはここの市場で買い物をしたり、屋台でトッポギ食べたりして結構楽しかったんだけど、なんか様子が変わってて、屋台村は見つからないし、なんかファスナーとか紐とかばっかり売ってる専門問屋街みたいなところに出てしまって、よく分からなくなってしまったので、疲れてきたのもあって早々に退散。前に来たときもかなり迷った記憶があるけど、私の屋台村は一体どこに、、、。
で、明洞に戻る。行きのバスでガイドさんにもらったパック入りの五味子茶を買いたいと、Jちゃんはお店探し。私はいよいよ本格的に調子悪くなってきて、薬局でアスピリン購入。つらい。私がトイレに行ってる間に、Jちゃんは目的のお店を偶然発見したらしく、「あったよー」と二人でお店へ。お店でお茶の成分の説明を延々受けて、私も50袋購入。「5袋オマケしてあげるね」とオンニィ。買ったものはその日にホテルまで届けてくれるらしい。重いから助かったよ。
夕飯。もうフラフラで食欲もない私は「私のことは気にしないで食べたいものを食べて、、」とJちゃんにお願いし、Jちゃんはヒトリ焼肉を決行 :-) 骨付きカルビと、デジカルビを1人前ずつ注文して、お肉堪能のJちゃんを目の前に、食欲がわかない自分を恨む。お肉を目の前にして、食べたい気持ちがわかないとは、、、こんなの私じゃない。私じゃないわ。野菜と、小さめのお肉を一切れずつつまませてもらって、夕食終了。Jちゃんゴメンね。
ぜんぜん食べてないのに、食後にまた猛烈にお腹が痛くなり、あとは苦しむだけの時間(涙)。この日はこれで終了。明日はすこしよくなっていますように・・・。
3日目につづく。

明洞餃子 / カルグクス(칼국수) / Korea(明洞)

8/17 ディナー。
「韓国へ行くなら絶対食べたい」ものがあって、その1つだったのがこの明洞餃子のカルグクス。ここもガイドブックには必ず載ってる有名店だけど、1回目の韓国旅行では行きたいと思いつつも、焼肉やら、冷麺やら、いろいろほかにも食べたいものがあって、ここまで手がまわらなかったのだ。お昼のビビンバでお腹はまだそこそこお腹いっぱいだったので、「焼肉って感じでもないし、カルグクスぐらいがお腹にちょうどいいよね、、」と1日目の夕食はここに決定。「次に韓国行くときは絶対カルグクス食べよう!」と思っていたので、念願かなった :-)



あいにくの雨で(しかし傘を買ったとたんにあがる雨)、お店を探すのにちょっとてこずったけど、無事お店を発見してin。ほぼ満席の店内は、韓国人の人たちもたくさんいて、「日本のガイドブックに載ってて日本人だらけ」のお店とはちょっと違う雰囲気。1人1つは絶対ムリよね、ってことで、カルグクス1つと、マンドゥ1つを注文。このお店はどのメニューも1つ7000ウォンの明瞭会計の先払い。

カルグクスは鶏がらベースのそれはそれはやさしい味。コシのない麺と、ワンタン(私はかなりのワンタン好き)と、ひき肉と、なぜかズッキーニの千切りと、どれもがまったく主張してないのに美味しくて、「この味にはかなり癒されるね、、、」と。しかし麺の量はハンパない。しかもなぜかご飯もついてくるし。(周りの人を見ていると、このご飯を最後に残ったスープに入れて食べている人が多かった) マンドゥも10個いりと大判振る舞いで(しかも1個は結構大きいのよ)、うう、お腹いっぱい、と言いながら、1人5個を完食。あとのお腹が心配な私。(←まだ体調悪いのに、旅だと思うとつい無理をしてしまう)
そしてこのお店のキムチの美味しいこと+辛いこと!ここのキムチは発酵が始まる前に食べてしまえる分しか作らないという新鮮なキムチらしく、酸っぱさはまったくなくて、私好み。マンドゥの上にのっけて食べたらこれがまた美味しくてハマった。しかしこのキムチ、胃がかーっとなるぐらいに辛くて、これも私の好みなんだけど、体調が悪いときにちょっと調子に乗って食べ過ぎた、、、
キムチはやさしくないけどとにかくやさしい味のカルグクスとマンドゥ。美味しかった。

明洞餃子

全州中央会館 / 石焼ビビンバ(곱돌비빔밥) / Korea(明洞)

8/17ランチ。
韓国といえば石焼ビビンバ、と思ってるのは私だけじゃないとは思うんだけど、この石焼ビビンバを作り出したといわれているのが、この「全州中央会館」。韓国のガイドブックには必ず載っているこのお店、有名なのにものすごい奥まったところに存在していて、見つけるのがちょっと大変。私は2回目なのでほとんど迷うことはなかったけど(ずいぶん前なのに、人間の記憶ってすごいね)、前はなんだったか忘れたけど、スタバが出来てて、これを目印にしていくといいかも。
お昼時にはちょっと遅い時間だったけど、お店はほぼ満員状態で、日本人率も高い :-) 実は旅行の前から熱が出ておなかの調子も悪くて、食欲があまりなかったんだけど、お店に入るとちょっとアドレナリン出て食欲わいた :-)韓国パワーおそるべし。オーダーは当然石焼ビビンバ(トルソビビンバ)。ユッケビビンバもいいかもね、、、って言っていたけど、この季節生肉はちょっと避けておきたいところだったので、王道で。


最初に運ばれてくるおかずは、キムチ、わかめの酢の物、イカのキムチ、そしてインゲンのような野菜のキムチ。キムチはちょっとすっぱかったけど、インゲンみたいな野菜(長ったらしい)のキムチがそれはそれは美味しくて、ものすごい勢いで食べてしまった。そういえば前にここに来たときは、あの席に座ったなー、とか、韓国ではおかずがお代わり自由だってことを知らなくて、すごく美味しいおかずがあって(それが何だったかは覚えていない)「もっと食べたいね、、」って話してた記憶とか、いろいろよみがえってきた :-)
アツアツの石焼ビビンバが運ばれてきて、しばし無言で食べる。石焼ビビンバは日本でも食べれるし、どこでも普通に美味しいものだけど(自分ちで作ったって美味しいし)、やっぱり美味しいものは美味しい :-) お気に入りのインゲン(←めんどくさいのでインゲンにしとく)のキムチを乗せつつ、コチュジャンを足しつつ、美味しさ堪能。
ここのお店のコチュジャンはなんかすっごい手間をかけて作られてる特性のものらしく、そんなに辛くないんだけど、奥深い味がして美味しかった。ちなみにお土産用のコチュジャンもあったけど、そこはやはり有名店、観光価格になってました :-)
前もこのお店でチヂミが食べたいと思ってたけど、石焼ビビンバでおなかいっぱいになっちゃうのよね、、、。今回も夢かなわず。