2017/10/29

初サッカー!

先週Dとランチした時に、「週末ほんとやることがないし、連休も出かけたかったけど車が予約できなかったんだ、、」って話したら、「日曜日にSとサッカー行くけど、来る?」って言われて。
ドイツにいるのに全くサッカーに興味のないまま(ユーロカップはそれなりに楽しんだけど)もうすぐ2年が経過する。
普段なら「うーんでもサッカーよく分かんないし。」と断るところだったけど、ほんとに引きこもっているのに飽き飽きしてたとこだったので「行く行く!」と二つ返事。

しかし朝から雨。
試合は2時からなので、予報では晴れるけどドイツの天気予報ってほんとアテにならないし


まあ、多少の降りなら行くつもりでいたんだけど12時になっても結構降ってて。でも家を出なきゃ行けない時間になったら、さっきまでの雨がウソみたいに晴れて。
ちゃりんこちゃりちゃりお城まで。
カールスルーエのスタジアムがどこにあるかも知らなかったけど、こんなにお城に近いとはー。


天気が定かじゃなかったのでチケットは購入してなかったので、当日券で。日本の野球みたいに当日券買えないとか全くありません。


ほんとにいい天気。Dと「雨やむかしらねー」って話してた時は「雨は大丈夫そうだけど、寒そうだからなるべく厚着でね」「そうだねー」と話してて、ジーンズの下にヒートテックタイツをはいてまでの重装備で行ったら、暑いのなんのって、、サングラス持って行けば良かった


まずはビール!とDがビール、SがStadionwurst(スタジアムのソーセージ)を買いに行ってくれたんだけど、Dが店員さんにビールちょうだいって言ったら店員さんがなんか言ってて、買えなかったので「まさか売り切れ?じゃないよね?」って聞いたら、「今日のゲームはハイリスクゲームだからアルコールは売らないんだって」と。そんなことがありえるんだ!!!シュトゥットガルトvsカールスルーエとかなら分かるけど(これはほんと危険らしい)

でもノンアルビールをゲット。このノンアルビール普通に美味しくてびっくり。
ソーセージもおいしかったー!
面白いと思ったのは、スタジアムに入る前にビールやソーセージを買って入っていくのね。野球の試合みたいに売り子さんもいないし、試合の途中で買いに行く人もほとんどいない。


そしていよいよスタジアムの中へ。あーひさしぶりのこの「球場」の感覚!ドラゴンズが大好きで名古屋球場やドームへ試合を見に行った日々の感覚がよみがえってくる。
まだ試合は始まってないけど大盛り上がり。3部リーグなのにすごいなあ。地元愛。

Sはドルトムント出身なのでもちろんBVBのサポーターなんだけど、「ドルトムントのスタジアムならこのスタジアムが満員になったのの3倍は人いるよ」と。1部リーグの試合見てみたいなー。でもノイアー故障中だし(まだノイアーにこだわる、笑)


最初はわけのわからないまますすんだ試合だったし、Sも「これはあんまいいゲームじゃないねー」って言ってたけど、1点とったところで雰囲気ががらりとかわり。


そのまま1−0で勝利。


やっぱりサッカーはルールもよく分かんないし何が起こってるのかもよく分からないんだけど(笑)、スタジアムの雰囲気や一体感がほんと楽しくて、ほんと来てよかった!!って感じだった。
お城からスタジアムに行く小径がほんとうに綺麗だったし


楽しかったなー。
「これでちりもKSCファンだね」と言われたので「うーんそれはまだ分かんないな。1部リーグに行ったら考えるよ」って言ったら「10年かかるな、、」と言ってたけど(笑)

まあでもノイアーは別格として、地元のチームを応援するのは当たり前だね

2017/10/28

ホームシック

年末の飛行機も予約して、あと2ヶ月で日本に一時帰国できるんだけど、最近なんだかホームシック。

たぶん冬が近くなって、毎日どんよりどよどよ、起きたら真っ暗、帰りも真っ暗、な日々がやってきたからだと思うけど。車がないし言葉が通じないので外に出たくないし、かといって家でやることも限られてるし(←ドイツ語勉強しろよ)、、で、ありとあらゆることに対してモチベーションもだだ下がり。

しかも来週は火曜日水曜日と祝日でまた店が全部しまるし。
さすがにシュバルツバルトでも行って最後の秋を感じてこようかなーなんて思ってカーシェアを予約しようとしたけど、オートマは全滅、、、。

ドイツってほんとつまんない!!という気持ちが盛り上がって来て、日本だったらアパートは狭かったけど気軽にみんなとご飯食べに行ったり、ぶらぶら買い物出来たり、ぱっと思いついて料理したり出来て楽しかったな、、と。みんなのfbやインスタの写真をみてよけいに日本が恋しくなる。

まあそんなわけでアジア食を欲する。
アジアショップで、ずーっと探してた中国山椒をやっと見つけたので、豆板醤やら豆豉醤やらも買って来た。
豚のひき肉は自分で作るか、、と思ってたけど、冷凍庫から出て来てラッキー!


ほんとなんでこんな1から作らなきゃいけないんですかね、、、。
鶏ガラスープは妹がたくさん持って来てくれたのでほんと助かる。ない人はどうしてるんだろう。
甜麺醤もないので、甘味噌(賞味期限切れでも気にしない)


ひき肉いためてー


豆板醤、豆豉醤、にんにく、ネギ、生姜を加えー
全体に味がまわったら甘味噌、お酒、ごま油、溶いた鶏ガラスープを加えてぐつぐつ


そして決めての中国山椒。これでもかというぐらい入れる。買った中国山椒はホールのものだったけど、ミルがないので、買ったけどあけたら臭くて1回もつかってないサラダ用ハーブが入ってたミルに入れたけど、まあ、出ないわ出ないわ、、


レンジで水切りしたお豆腐追加。もっと綺麗にいれたかったけど、パックから出す時に盛大に崩れたのでもうどうでもいい感じで。高いしパックからはありえないほど出しにくいけど、この絹ごし豆腐ほんと美味しい。
ちゃんと割れるように切れ目いれて冷凍してたのに、うっかり全部解凍しちゃったので肉成分多め。
片栗粉でとろみづけて完成。


不味いミルヒライスでも、ごはんがすすみます。
中国山椒のあの舌がぴりっとする感じ、ほんと好き。


たくさん作ったので明日はいんげんを投入する予定。

2017/10/27

ドイツの食事は雑 / lieblos

ドイツ人は食事に興味がないとよく言うけど、少なくとも私のまわりにいる人は、男の人でも料理が好きな人が多いし、美味しいものを食べたいという意欲が感じられる人ばかり。
ただ美味しいものは少ないですが。

まあ、ドイツ人にとってはランチがメインで、夜は質素だと聞くけど、実際に見たわけじゃないし、若い世代もそういう傾向があるのか全く分からないけど。
だいたい私もランチの比重が高いから、平日の夜に料理なんかほとんどしないし。

ただ、ドイツの食事で思うのは「茶色い、しょっぱい、肉と芋のみ」という3拍子。
だいたいこんな感じの。笑
これはまだ彩りのイタリアンパセリが乗ってるだけマシっていうか


今日も例によってボーイズランチでCafe Palaverへ行ったんだけど、頼んだグヤーシュ(ポレンタ付き)が運ばれて来た時に、VとDが「これはなんか『lieblos gemacht』だね」と。

「lieblosって何」って聞いたら、「-losはポストフィックスみたいなもので、withoutとかmissingの意味。たとえばちりlosって言ったら、『ちりmissing』って意味だよ」って。「それポジティブな意味なの?」って聞いたら笑いながらスルーされたけど。
で、liebは日本人ならダレでも知ってるliebeから来てて(語幹かな)まあつまりは「without love」という意味らしい。

だだくさ(岐阜弁で『雑』の意味。テストに出ますよ)に盛られた食事とかをlieblos gemacht(直訳すればmade without love)って言うんだって。

まあ、たしかにかなりだだくさに盛られてたんだけど、「でもさ、ドイツってもともと食事のプレゼンテーションに気を使わなくない?」ってステレオタイプとも言い切れないことを言ったら「そんなことないよ!!!!」と全力で否定された。危うくドイツ国民を敵にまわすとこだった

雑っていうか大雑把?(同じ意味だろ)

2017/10/22

韓国料理

先週ボーイズランチでずっと行きたいと思ってたカールスルーエで唯一の韓国料理屋に行って、デジプルコギを頼んだんだけど、期待過剰だったのもあるけどやっぱりガッカリの結果で。冷めてるし、ごはん少ないし。(ええ、少なくないですよね。でも私の拡張した胃には少ないのです)


アメリカでは2週間に1回はスンドゥブとデジプルコギのセット(これで12ドルとかだったから安かったなあ、、、)をランチに食べてたし、石器時代のスンドゥブが恋しい。
でもこういうアジア味が食べられるだけでもありがたいんだけど。

このお店に行ってから、韓国味がとても恋しくなってしまい、会社帰りにキムさんのところへ行って、チャプチェの麺やら、コチュジャンやら、ダシダなどを買い込んで来た

キムチも買ったんだけど、これがまあ、酸っぱいのなんのって
日本でもこくうまキムチしか食べない私には無理だった。


ラップして密閉容器に入れたけど、冷蔵庫がすごい臭いになったのでなんとかしなくては、、と思いチヂミにしてしまうことにした。
冷凍エビがビミョウな量しか残ってなかった、笑


生地は小麦粉3に対して片栗粉1にダシダとごま油を加えたもの。


外はぱりっと、中はもちっとのチヂミ。ニラはないのでチャイブを2把入れたけどぜんぜん足りなかった。味も薄いしやっぱりニラがいつでも買える環境が恋しいなあ。


そしてそれなりに脂の入った豚のかたまり肉をみつけて1kg購入したので、久しぶりのスライサー。
凍り状態がベストだったのもあるけど、かなりいい感じにぶたこまができた。
しかしスライサーのすき間にはいったお肉の綺麗な掃除の仕方がいまだに分からない、、とりはずせない部分はめっちゃ除菌してるけどほんとに大丈夫なんだろうか


薄切り肉はデジカルビに
漬けダレは、コチュジャン、お砂糖、醤油、お酒(全て大1)に、にんにくと生姜のすりおろしと、唐辛子を加えたもの。


ほんとは玉ねぎだけでいいけど、人参がそろそろかびそうなのでとりあえず入れとく


ビニール袋にいれて、もみもみして1時間ほど漬け込んでおく


あとはフライパンで炒めるだけ。ああ、この薄切り肉っぷりったら、、。もうちょっとコチュジャンいれてもよかったかも


しろいごはんがすすみます。
でもごはんがミルヒライスなのであまり美味しくない。はやくちゃんとしたお米買わなきゃな、、。


しかしやっぱり醤油で味付けした料理には癒される。

2017/10/14

クリスマスクッキーいろいろ

まだまだクリスマスにははやいけど、ハロウィンがアメリカほどメジャーではないドイツでは、すでにお店がクリスマス色に染まって来た。

最近はあまり一人ではご飯を食べていなくて、ボーイズランチに参加することが多い(このメンバー会話がとても楽しいんだけど、お昼の時間が遅めなのでめったに一緒には行ってなかったんだけど、最近は私も遅めランチにシフトしつつあるので)、その時にクリスマスクッキーの話になって「去年Nにクリスマスクッキーもらって感激したから今年はクリスマスクッキーを焼いてみたいから、よいレシピがあったら教えてね」と言ったら、「これぼくの好きなクッキーの一つ」とレシピのリンクを送ってくれて。
しかしドイツの男の子(←子扱い)は甘いもの好きでほっこりする。

「Dがレシピ送ってくれたよー」とレシピをVに見せたら「こんなクリスマスクッキー見たことない」と。
そしたらしばらくして「あー、これ『schwäbische』だからだ!」と。
シュトゥットガルト出身のD、シュトゥットガルト(シュバーベン地方)とカールスルーエ(バーデン地方)はライバル都市で、サッカーの試合もこわいことなるし、まえにパスポートコントロールの人に「どこに住んでるの?」って聞かれて「カールスルーエ」って言ったら、その人はシュトゥットガルト出身で「僕はカールスルーエは好きじゃない(いや、むしろ『嫌い』ってはっきり言ってた)」っ言われたこともあるほど(笑)

そんな遠くないのにクッキーまでそんな違いがあるとは。ちょっと面白かったけど。

で、早速やってみた。しかしこのSの字を作るのがほんとめんどくさくって、、、Dに「S作るのスキップしちゃダメなの?」って聞いたら「絶対ダメ」って言われたし、、なんでなん。だいたいSはシュトゥットガルトのS?シュバーベンのS?それともなめくじのS?


レシピもめっちゃ省略されてて、クッキー生地をつくるのに
「Aus allen Zutaten außer Hagelzucker und Eiweiß einen Mürbeteig zubereiten und kaltstellen.」
としか書かれてない。(ポップシュガーと卵白以外の材料を混ぜて生地を作って休ませます、的な)よくわからんので普通のクッキー作るときみたいに、バターと砂糖をふんわりさせたものに卵黄いれて、さらに粉ものと混ぜる方式にしたけど、正しいのかも分からんし。

で、出来上がったのを食べてみたけど、レシピにはレモンの皮を入れるようになってるけどレモンの風味は全くしなくて、これでいいんかなー?って感じで。
「このSの字を作るのがめっちゃめんどかったわ」ってfbにもアップしたんだけど、そしたらやはりカールスルーエ出身のCが「美味しそうだけど、Sの字にしなきゃいけないクリスマスクッキーって一体何??」と(笑)おもしろいね

これはDに聞いてみないと分からんわと思って、月曜日に会社にもっていったんだけど、なんとDはインフルエンザにかかって1週間ちょいやすみ(笑)結局カールスルーエの人に聞いてもどういう味になるのがいいのかも誰も分からないわで、良かったのか悪かったのかもわからないまま終了。

クリスマスクッキー熱がふつふつとわき上がって、本まで買ってしまった


この本、ほんと見てるだけで幸せになれる。アメリカのレシピ本って字ばっかりで買う気も起きなかったけど、ドイツのレシピ本は日本と一緒で写真がいっぱいなのが多くてつい買ってしまう。
これはCのお気に入りの三日月クッキー。Cが12月にドイツ戻って来た時に焼いてプレゼントしようと心に誓う。


そして先週はカールスルーエ(もともとはプファルツのクッキーらしいけど)の人もわかるHildabrötchen(バーデン地方ではHildabredlenというらしい)を焼くことに。クッキー型が必要なので買いに行ったんだけど、そしたらこんなかわいいクッキー型をハケーン!!
やだもうこんなクッキー型ドイツにしか絶対ないよね
しかもレシピ本にまさにのビジュアル


Hildabredlenの型もゲット!したんだけど、これあとから考えたら、上側はできるけど、下側ができない、、、そしてまた同じ店に探しにいったんだけど、ぴったりのサイズのがなくて。Karstadtにもなく、最終的にEdekaで妥協できるやつを購入。なんという手間


まあ、なんだかんだで楽しいクッキー作り
このプレッツェル型が好きすぎて辛い。なんてかわいいクッキーなんだ。S作るよりこっちのほうが可愛いじゃん。


型抜きもかわいいとたのしい
無駄スペースが多いんじゃないのと思った人はあとで体育館の裏に来い。



D(こっちのDはカールスルーエのD)のママンはアイシングをするらしいけど、めんどくさいのでパウダーシュガーで。手を抜けるところは抜くのが私のポリシー。


クッキー缶も買っちゃった


幸せな図。
私的にもHildabredlenはかなりよい出来。クッキーとラズベリージャムの組み合わせが好きってのもあるけどね。


新しい会社は人数が多いので、これだけのクッキーもあっという間になくなった。2日ぐらいは持つかなーって思ってたんだけど。「すごい美味しかったよー。見た目もすごい綺麗だったし!」ってメールくれた人もいて、ちょっとうれし。

まだまだレシピはいっぱいあるけど、でももうちょっとクッキーづくり飽きた、笑。

今日もボーイズランチに参加したので、やっとインフルから復活したDに「ねえ、そういえばいない間にもらったレシピでクッキーやいたけどレシピではレモンの皮を入れるようになってるんだけど、レモンの風味はする必要があるん?カールスルーエの人は誰も知らなくて。」って聞いたら、「ううん、しないよ」と言ってたので、じゃあなんでレモンの皮をいれるのでしょうか。次からは省く。