2009/09/25

香港旅行4日目 on 9/25

3日めの続き。香港最終日。最終日も無駄なく遊べるように、帰りも午後便(16:10分発のCX便)の設定だったのに、初日にガイドさんからもらった「最終日の集合時間」には朝10時45分の文字が。フリープランとはいえツアーなので免税店に連れて行かれるのは仕方がないことなんだけど、さすがに16時の便に10時45分の集合は早いでしょ、、って言ったら、ガイドさんが「自分で空港行くようだったらそれでもいいですよ」って意外な提案をしてくれたので、「じゃあ自分たちで空港行きます」と初日に言っておいたのだ。なので空港まで自分たちで行かなくてはいけない。自分たちで空港まで行くのは何の問題もないけど、ホテルが不便な位置にあるので、チェックアウトしてから荷物をどうするかが問題。んがしかし、空港までいかずともAirport Expressの駅でアーリーチェックイン(CX便においてはなんと48時間前から!)できることが分かり、朝はホテルのシャトルバスに乗って九龍駅まで行き、荷物をチェックインすることに。

で、九龍駅について、チェックインカウンターのほうへ向かうも、いまいち勝手がわからない。オクトパスカードか、Airport Expressのチケットで入場できるみたいだったんだけど、オクトパスカードは残高不足で入れなかったし、Airport Expressのチケットで入っちゃったら出る時どうするんだろう、、と不安が残ったので、とりあえずcustomer serviceに行って、「オクトパスカードでは残高不足で入れないし、どうすればいいんですか?」って聞いたら、「Airport Expressのチケットで入れますよ」というので「それは後で出られるんですか?」って再確認。そしたらモーマンタイってことだったので、じゃあ、チケットかおーってことになって窓口を離れようとしたら「ここでも買えますよー」とお姉さん。じゃあ買います。ってことになって、Jちゃんがカードを切ったんだけど、金額を見たら140HKD。Airport Expressは九龍駅からは片道90HKD、香港駅からは片道100HKDなので、なんでこんな高いんだろう?って思って聞いたら、2人分なんだそう。それでもなんで140HKDなのかわからないけど、どうやらここでは香港駅からのチケットは買えなくて、140HKDってのは2人分をまとめて買うと割引になるっぽい。もらったチケットにもgroup of 2って書かれてて、、、これは知らなかったから得した。券売機で買ってたらこんな割引には出会わなかったから、ラッキーだった。

そして無事にチェックインを済ませ、向かった先は香港駅にあるIFCモール。いろんなブランドが集まるショッピングセンターでもあるこのモールだけど、私の目的はショッピングではなく、、、!
そうです雲呑麺屋さん:-) 銅鑼灣の何洪記の雲呑麺にいたく感動した私たちは、「最終日にも雲呑麺を食べよう!」ってことで意見が一致していたんだけど、何洪記が開くのは11時半だし、銅鑼灣はちょっと遠いし、意外にバタバタするかもねー、なんて言ってたんだけど、ふと何洪記でもらったビジネスカードを眺めていたら、「正斗」という同系列のお店でが中環(このIFCモールの中)にあることがわかり、オープンも10時半からになっていたので、「もしかしてこっちのほうが便利じゃない?」ということでIFCモールにやってきたのだ。

さすがにきれいなショッピングモールに入ってるだけあって、「正斗」のほうは「何洪記」と比べるとかなりの高級店の様相。値段とか違うのかしらって思ったけど、雲呑麺は同じ値段。(ただし何洪記と違ってお茶代はとられるし、10%のサービス料も必要)。ここは雲呑麺の大サイズがあって、心残りのないように、、と大サイズを注文。さらに私は芥蘭、Jちゃんは蝦の湯葉あげを注文。雲呑麺はやっぱり美味しくて、大サイズでも、あっという間に食べてしまって、、、「後悔のないように小サイズ追加で食べておこうかな、、、」と迷い始める。Jちゃんも「食べなよ^^」と背中を押してくれたので、「雲呑麺もう一つください、、、でも小さいサイズのね。(ほんとは大きくてもいいんだけど)」と追加オーダー。Jちゃんも野菜の餃子を追加で注文。ほんと今回の旅buddyがJちゃんでよかった。糖朝でデザート2品ずつオーダーしよう!って言った時ものってくれたし、雲呑麺屋をハシゴしたり、2杯食べる友達を目の前にしても動じないJちゃんに感謝 :-)
お腹がいっぱいになった後は、Jちゃんはショッピング、私はIFCに入ってるcitysuperっていうスーパーマーケットで買い物。インポートものがたくさん置いてあるちょっと高級系のスーパーマーケットだったけど、ずっと探してた金華火腿のスープストックを発見、そしてなぜかギラデリのブラウニーミックス(ずっと欲しかったんだけど日本ではなかなか見つからない)を買っている私 :-) いったん会計を済ませてJちゃんと落ち合い、金華火腿のストックあったよーって報告すると、Jちゃんも買いたいっていうので、もう1度スーパーへ。そこで気になってたけどさっきは買わなかったタピオカ入りのココナツミルクをやっぱり購入してみたり、オランデーズソースミックスも見つけたので購入。ココナツミルクと金華火腿ストック以外香港と全く関係ない、笑。
しかしこのココナツミルクがうま!20HKDで、飲み物としては安くはないけど、オーガニックぽいコーナーで売られてたし、美味しそうと思った直感が大当たり。ほんとに美味しくて、ごくごく飲んでしまった、、、チェックインラゲージがまだ手元にあったら持って帰りたいぐらい美味しかった。

今回の旅行は天気にも恵まれていたけど、最終日もとってもいいお天気で、IFCモールの渡り廊下からの眺めもとってもきれい。「もうすぐ香港ともお別れだねー」と言いながらココナツミルクぐびぐび。いやまじ美味しいし。
そして地下鉄で九龍駅に戻り、Airport Expressに乗車。前のほうの席の人がやったらでかい声で電話し続けてたことを除けばAirport Expressはきれいで快適。空港まで25分ぐらいってことだったけど、途中駅にもほとんど止まらないし、景色やらなんやら見ていたらあっという間に空港についてしまった。チェックインはもうすませてあるので、あとは適当に空港で時間をつぶして日本に帰るのみ。
空港では免税店をウロウロして、搭乗時間前にちょっと喉がかわいたので、アイスラテでも買おうと思ってゲート近くのコーヒーショップをのぞいたら、あまりにおいしそうなドーナツが売ってて、思わず買っちゃった、笑。どんなけ食べるんだって感じだけど、さすがのJちゃんも驚きの表情。さすがにすぐには食べなくて、飛行機の中で機内食代わりに食べたけど(機内食は相変わらず不味くて食べれたものじゃなかった)、美味しかったなー。
まさに食い倒れの旅になった今回の香港旅行。香港美味しいもの多い。そしてほとんどのものが30HKDぐらいで食べれてしまうのがすごい。今回はB級グルメ中心だったので、高いレストランに行ってないのもあるけど(一番高かったのが2日目の四川料理、あのお店でも一人3,000円ぐらい)、ご飯をすべて入れても1万円も使ってない気がする、、、、。ほんとにたくさん食べました。でも胃がもたれてないのはこれまたたくさん飲んだ中国茶のおかげかな。(当然太りましたが)

2009/09/24

香港旅行3日目 on 9/24

2日目からの続き。昨日は9時のバスに乗って出かけたけど、お店がほんとに開いてなくてお粥のあとの時間つぶしにちょっと困ったので、今日はゆっくり出かけましょうーということで10時に出発。向かうは上環(Sheung Wan)。今日は飲茶をするのですー。飲茶のお店はいろいろありすぎるんだけど、「昔ながらのところに行ってみたいね」ってことで、お店の造りから料理に至るまで、昔からの雰囲気を色濃く残していると言われる「蓮香楼」に決定。このお店、ローカルの人であふれかえる(相席必須、英語もあんまり通じない)ような場所らしいんだけど、ワゴンサービスのお店なのでまあ、言葉は通じなくてもなんとかなるかーと思い、入店。

しかーし。現実は厳しかった :-) まず、お茶は問題なくもらえたけど、待てど暮らせどワゴンがまわってこない。最初に回ってきたワゴンが私の好きな腸粉(チョンファン)のワゴンだったので、英語通じないのはわかってるけどdo you have シンハーチョンファンって言ったらちゃんとエビの腸粉くれた(写真はそのあとで取ったチキンの腸粉)。アメリカ時代に飲茶に通ったのがこんなとこで役に立つ :-) しかし回ってたのがこのおばちゃんだけだったのでちょっとさめてて残念。あつあつの腸粉食べたいよ。味はおいしかったけど。

そしてまた次のワゴンを待つも、ワゴンがいない。前に座ってるおじさんとか、ずっとお茶しか飲んでないし。しばらく待って、やっとワゴンが出てきたんだけど、出てきたと思ったらみんな伝票をむんずとつかんでワゴンの周りに大集合 :-)通路も決して広くないのに、すっごい人だかりになっちゃって、ああじゃないとこの飲茶屋さんでは生き残れないんだ、、、私たちには無理だね、、、とJちゃんと意見が合致し、次の飲茶屋さんへ向かうことにした、笑。いや、あれは無理ですほんと。
次に向かったのは、陸羽茶室。ここもガイドブック常連の飲茶屋さんなんだけど、ワゴン式にちょっとついていけないと思ったので、オーダ式のこのお店に決定。わら半紙でできたなんか風情のあるオーダシートに個数を書き込んで渡せばやってくる。ここのお茶美味しかったな。しかしここはここでメニューがとても少なくて、「大根もち食べたかった、、」「ショウロンポウ食べたかった、、」という気持ちを満たすには至らず。出てきたものはそれぞれ美味しかったけど、やっぱりちょっと物足りなかったな。飲茶は今回縁がなかったみたい。お店に入る時間とかも重要かも。

今日はヒルサイドエスカレーターに乗ってソーホーあたりに行ってみようってことで、中環方面へ向かう。途中美心西餅(マキシム)へ寄って、地下鉄の駅のあちこちで宣伝されててずっと気になってた「冰皮月餅」を購入。アイスクリームなのかと思っていたけど、そうではなくて、単に冷たい月餅なだけみたい。2個入りで26HKDとちょっと高めではあったけど、初日からJちゃんに呆れられるぐらいずっと気にしてた商品だったので(月餅なんか全然好きじゃないのに)、念願かなってよかった、笑。味は無難にマンゴーを購入。マンゴー味の甘さ抑えめの餡に、マンゴーピュレが入ってて、最初は「思ったより、、」って感じだったけど、ピュレが出てきたあたりからすごく美味しくなってきた :-) これは普通の月餅の数倍美味しい。全部これにすればいいのに。
そしてヒルサイドエスカレーターへ。もっと急勾配なすごいエスカレーターを想像してたんだけど、全然そんなことはなくて、単なるエスカレーターだった、笑。Jちゃんが前に来た時上まで行きすぎて、降りるのが大変だったという話を聞いて、あんまり上までいかないようにする :-)。しかしなんで上りだけなんでしょ。下りのほうが膝に負担がかかるのよー。
ヒルサイドエスカレーターでSoHoへ向かう途中にあるのが、蛋撻(エッグタルト)で有名な「泰昌餅家」。私はエッグタルトはそれほどファンではないんだけど、Jちゃんがここのはおいしかったよーというので、食べないわけにはいかない。1個5HKD。次から次へと人がやってきてエッグタルトや、パン、カステラみたいなものを購入していく。ビニール袋に無造作に入れられたまだほんわかとあたたかいエッグタルトをむんずと取り出し、口に入れる。、、、む。これは美味しいかも。

エッグタルトのファンじゃないのは、焼きプリンと同じあの卵くささがあまり得意じゃないのもあるんだけど(なので焼きプリンもあまり好きじゃない)、ここのエッグタルトはそれがなくて、ぴゅるぴゅるの卵液にほのかな甘みのクッキー生地、全部がバランスよくて美味しかったなー。しかしあとから灣仔とかにも泰昌餅家が支店を出しているのを見つけたんだけど、そこはなぜかエッグタルトが3.8HKDだった、、、なんでだ!5HKDだって安いんだけど、笑。
そこからもう少しエスカレーターを上がって、SoHoにたどりつく。このあたりはエスニック料理や、欧米のレストランが多くて、白人率がかなり高い。今回香港をあちこち歩いてみて思ったけど、街やレストランのきれいさ(見た目)とそこにいる欧米人率は確実に比例していると思う。私たちが行ったようなB級グルメのお店には白人は皆無だったし、俗にいうexpatって人たちなんだろうけど、一歩路地を入るだけでそこには底辺の生活をしている(と思われる)人たちがいるわけで。ちょっと考えさせられるところがある。日本でもそうなのかもしれないけど。そんなことを考えながらSoHoを後にして、向かったのはまたデザートのお店、笑。
今度のデザートのお店は「許留山(ホイラウサン)」。これもあちこちにあるファーストフード系のスイーツのお店らしい。私はマンゴープリンにフルーツがついたもの、Jちゃんはマンゴージュースの中にマンゴーとマンゴーアイスが入ったものをオーダー。ここのマンゴープリンはちょっと人工的な味がしたけど、生マンゴーはおいしかった :-) イチゴは口に入れた途端本能で感じるヤバい味がしたので、吐き出して破棄。見た目はごくごく普通だったのに、危なかった。油断ならないわ。
そしてそして、、次は今回の旅のメインイベント「スパ・ロクシタン」でのエステー!日本にはまだないロクシタンのエステ、香港にはもともとプチ・スパってのが三店舗あったらしいんだけど、最近できた(らしい)のが、この灣仔のグランドスパ。ロクシタンのイモーテルシリーズを使ったフェイシャルが75分で850HKD。最初はフェイシャルだけでいいかなーって思ってたんだけど、「日本にないし」「せっかくの旅行だし」ってことで60分のボディーマッサージ+75分のフェイシャルのコース"Journey to Provence"、1600HKDを予約してもらった。日本円にしたら2万円ぐらいで、決して高くも安くはないと思うんだけど、頑張ってる自分へのご褒美なのです。
しかしここでまたトラブル発生 :-) 旅にはトラブルがつきものですが。実は行きの飛行機の中の免税販売で、このスパ・ロクシタンgift certificate1000HKD分があって、これを使うと、450HKD相当の背中マッサージが無料で受けられる、ということで、「それはお得だよね、もし時間がなくてマッサージ受けれなくても損はしないし」ってことで、一人1000HKD分ずつ購入したのだ。で、スパについて「このgift certificateを使うと、背中マッサージが受けられるはずなんですが」って聞いてみたら、なんと「予約を香港ナビ経由でされているようなので、そのgift certificate自体が使えないんです」という予想外の返事。そんなのなんかおかしいような気がするんだけど、まあ、たぶん香港ナビ経由で予約すると、ある程度サイトにコミッションとか入るようになってるのかもしれないね。逆に飛行機で買ったgift certificateを使うと、キャセイにコミッションが入るとか、、、。まあそれはよくわからないけど、さすがに1000HKDを無駄にするわけにはいかないので、「なんとかできませんか?」とか「フリーのマッサージはいらないから、certificateだけ使えませんか?」「もしこの香港ナビの予約を今キャンセルしたら使えますか?」とか食い下がってみる。お店の人も「うーん、困りましたねー」って感じだったんだけど、最後の最後で「じゃあ、このサイトで予約した分を、no-showってことにしますね、そしたらこのcertificate使っていただけますので。無料マッサージは受けていただけませんがそれでいいですか?」って言われたので、「もちろんです!ありがとう!!」と大感謝。よかったよう。お店の人が優しい人でよかった。

それでやっとスパのコースへ。部屋に案内され、着替えをすませるように言われたので、黒いTバッグの紙パンを履き(笑)、ローブを羽織ってまずはフットバス。ローズパウダーをたっぷり入れたフットバスで足をマッサージしてもらうと、歩きすぎて疲れた足がめちゃくちゃ気持ちいい。ああーっとやって欲しいーって思ってたら、私のセラピストのがめっちゃ笑いを押し殺しはじめたので、なんだろう?って思ったら、どうやら私がスリッパを着替え位置に置きっぱなしにしてきちゃって、フットバスが終ってスリッパ履かせようと思ったらなかったので笑ってたらしい。「あっちに置いてきちゃいました、笑」って言ったらすごい笑ってた。恥ずかしかった。

で、マッサージとエステはどうだったかって言うと、これがもうお値段以上の満足度。マッサージはかなりしっかりやってもらえたし、フェイシャルもすっごく丁寧で、メイク落としひとつも手を抜かない感じ。見えないのでよくわからないけど、ピンセットみたいなもので小鼻の掃除もしてくれて、角栓を1個1個とってくれるの。チクっと痛いんだけど、最近ほんとに角栓が気になってたので、終わったあとのするするの鼻を見てこれまた感激。ほんとに2時間ちょっとがあっという間で、終わったあとはひたすら「気持ちよかった、、、」と。いやほんと。前に横浜でジュリークのフェイシャル受けて、悪くないと思ってたけど、雲泥の差だった。日本にもあればいいのに、、、。イモーテル思わずシリーズでそろえようかと思うほど肌がぷりぷり。メイクするのがもったいなくて、私はエステ終わったあとはノーメークでいることに。ショップでいろいろ購入しつつ、お店を出たのが7時近く。あー、ほんとに満足な時間だった、、、。
ノーメークですがご飯は食べます。向かったのは灣仔にある「楊記」。このお店は撈麵(汁なし麺)で有名なお店で、トッピング(味?)はいろいろあるけど、やっぱりスタンダードな宮庭蝦籽撈麵(蝦の卵あえ撈麵)をオーダー。22HKD。スープは別にやってきて、これがもう「蝦!蝦!これでもか!蝦!」って感じ。なんでこんなシンプルなのに美味しいんだろうって感じ。例の雲呑麺のほうがもちろん好みではあるんだけど、撈麵も不思議な食感で美味しかったな。
ご飯を食べた後はまたトラムにのって、上環方面へ向かい、今度はビクトリアピークへ。ビクトリアピークへはピークトラムと呼ばれるケーブルカー(?)に乗るんだけど、これが結構な急勾配ですごい。なんとか写真におさめようとしたんだけど、、、難しい。

そしてピークトラムはあっという間に山頂に到着。なんか、こういう展望台系のところってひっそりとダサいお土産屋さんがあるぐらいで、ほかにはあんまり何にもないイメージだったんだけど、このビクトリアピークは全然違って、かなりしっかりしたレストランがあったり、(Bubba Gump Shrimp まであった)お店もちゃんとしてていい意味で裏切られた。ピークトラムも、展望台もオクトパスカードが使えて、行き+展望台+帰りとオクトパスカードを使うことで割引が受けられたり、、、うまくできてるなあって思った。今回ホントオクトパスカード大活躍。おかげで小銭も全く増えなかったよ。写真をつなげてみる :-) しかし夜景に弱いカメラだなあ、、、。
これが100万ドルの夜景って言われると「うーん」って感じだけど、たぶんUSDじゃなくてHKDで100万ドルなんだと思う。ああ、きれいな夜景を目の前にしてこんなことを考えるなんて私の心はどこまで汚れてしまっているのでしょう。純粋な心を取り戻したい :-) 風がすごく強くて、そんなに長居はできなかったけど、たぶんここは昼間より夜来たほうがいい気がする!昼間は昼まで良さがあるんだろうけど、私は絶対夜景派だな。
ごはんも、エステも、夜景も堪能して充実の3日目も終了。ホテルに帰ってお風呂に入りすぐに撃沈。疲れました。明日は最終日ー。

2009/09/23

香港旅行2日目 on 9/23

2日目(だけど観光は初日)は9時に出発するホテルのシャトルバスへのって旺角(Mon Kok)へ。しかしホテル自体も不便な場所にあって、このシャトルバスがなかったら結構大変だったかも。
初日の朝食は朝粥の予定にしてあったので、地図を見ながらお店にてくてく歩く。それにしても香港、車通りはそれなりに激しいけど、ちょっと小路に入ると朝は死んだように静か。どうやら香港のお店は、お粥や飲茶のお店を覗いてはほとんどが11時半とか昼ごろにオープンするみたい。そのかわり夜は遅くまでやってるお店が多いんだけど(デパートでさえ夜10時とかまであいていたりする)。シャッターがほとんどしまってて、街が死んでる状態。目的地がお粥屋さんなので不安はないんだけど、活気がないとやっぱりなんかさみしいわ。

そして目的のお粥やさん、「海皇粥店」に到着。ここは地元民であふれかえるローカルなお粥屋さんっていうよりは、ファーストフード感覚で食べられるお粥屋さんっていう感じで、店内やメニューも結構ポップなつくりになっている。二人ともこのお店のおすすめの「海皇一品粥」(22.5HKD=280円ぐらい)を注文。なんかちょっとサイドが欲しい感じではあったけど、これからいろいろ食べることを考えて胃をセーブ。海皇一品粥はいわゆる「なんでも入り」って感じのお粥だったんだけど、なにせお粥がはいってるボウルがかなりデカくて、普段朝食を食べない私にはかなりのボリューム。頑張ったけど結局半分ぐらい残しちゃったかな。
お粥を食べたあとに目指したのは牛乳プリンで有名な「義順牛奶公司」。このお店もちょうど旺角にも支店があったのでそこに向かったんだけど、なんだか様子が変。シャッターが中途半端にしまってて、「もしかしてまだ開いてない、、、?」朝8時ぐらいからやってるはずの店なのに、、、。なんか開きそうな様子がなかったので、「別の店行こっか」ってことでさっさとあきらめて、油麻地(Yau Ma Tei)へ向かうことに。
旺角から油麻地へ向かう道沿いには、「金魚街」と呼ばれる場所があって、金魚やら熱帯魚やらのお店がずらーっと立ち並ぶ道がある。金魚は小さなビニール袋に入れられてつるされていて、PETAとかに見つかったら怒られそうな状態で売られてる。こんなもん需要あるのかなーって思うんだけど、結構地元の人が群がっていたりしてそれなりに需要はあるっぽい。でもかわいそう。そして道全体が魚臭いのです。
さらに屋台で有名な女人街を抜ける。このあたりはナイトマーケットエリアだけど女人街だけはお昼にはオープンするみたいで、屋台の設置があちこちで始まっていて面白い。つか、屋台って毎日こんな1から組み立ててやってるんだね、、、屋台骨を組み立てて商品を陳列して、、、これって結構大仕事な気がするけど。すごいな。

旺角~油麻地のメインストリートであるNathan Rd.を歩きつつ街を眺める。街は決してキレイじゃないし、道は狭いし、上からエアコンの水が落ちてくるし、歩きたばこの人が多すぎてすれ違う時怖い。でもやっぱりなんか街自体に押し寄せてくるパワーがあってすごいなあって思う。あちこちでビルの工事や修復をやってるんだけど、基本足場が竹なのがすごい、、、。けっこうきれいなビルとかも竹で足場組まれてるし。
そんなこんなでやっと油麻地の義順牛奶公司に到着。私はやっぱり定番の牛乳プリン(馳名雙皮燉奶)20HKD。雙皮っていうのは2枚の皮っていう意味らしいけど、私は牛乳の皮は嫌いなので横によけていただきます。プルプルというよりは、ふるふるの柔らかい牛乳プリン。甘さも控え目でやさしい味。お店のおばちゃんがめっちゃくつろいでて、なぜかJちゃんの足元に大注目。レギンスが気になったのか、サンダルが気になったのか、、、、よくわからないんだけど、注目っぷりがすごかった。なんだったんだろう、笑
牛乳プリンを堪能した後は地下鉄で移動。でもその前にオクトパスカード(八達通)購入。このオクトパスカード、日本で言うところのSuicaみたいなもんらしいけど、地下鉄やバス、フェリーにも乗れるし、コンビニで支払に使うこともできる。小銭をじゃらじゃら持ち歩かなくてもいいし、運賃を気にしないで乗れるし、バスなんかはおつりも出ないので便利。150HKDで、50HKDはデポジット分。デポジット分は万が一残高がマイナスになっちゃった時に使われるのと、払い戻しすると戻ってくる(ただし発行から7日間以内に払い戻しすると7HKDの手数料が発生)。今回の旅はこのオクトパスカードが大活躍。おすすめです。

香港の地下鉄の駅は軒並みきれい。ラインもそんなに数があるわけじゃないので迷うことはないし、本数もあるので便利。駅から出口まではかなり歩くことが多いのと、エスカレーターが早いのでちょっと怖いんだけど。油麻地から向ったのは銅鑼灣(Causeway Bay)。

銅鑼灣での目的はお茶屋さんと雲呑麺屋さん。しかしまだ朝が早いせいかやっぱりお店はしまりがち。さすがにまだお腹はすいていないので、ぶらぶら歩いたり、雲呑麺屋さんの場所をチェックしたりして、目的のお茶屋さん(英記茶荘)へ。お茶屋さんでは、お茶を試飲させてもらったりして、私は大好きな珠になってるジャスミン茶(白龍珠香片)を2袋(100gで100HKD)と、バラの花といろんなお茶がブレンドされている健康によさそうなお茶(英姿茗)(100gで60HKD)をリーフで2箱購入。プーアル茶も欲しかったんだけど、何せ高級なものばかりで、さすがに手が出ず :-) めっちゃくちゃ安いってわけじゃないけど、日本で買うよりは安いかな。(全部で3200円ぐらい)

まだまだいろんなお店があいてないので「トラムに乗りたいですー」と、トラムに乗車 :-) 私は日本では地下鉄も電車も大嫌いだけど、旅行先の交通機関に乗るのは好き。仕組みを知るのも面白いし、なんか「旅してる!」って言う気持ちになるから :-) 銅鑼灣から中環(Central)に向かう路線に乗り込み、やっぱり2階席でしょ、と2階席をゲット。並んで座ることはできなかったけど、二人とも窓際の席に座れて、涼しいし気持ちいいー。Jちゃんは隣に乗ってきたインド人のおっさんにずっと話しかけられてて対応が大変そうだったけど、私はひとりで景観を楽しむ(会話には加わらない、笑)。トラムはめっちゃ細長いし、ギリギリですれ違っていくので、顔をだしてたら首ちょんぱの憂き目にあいそうではあるけど。楽しい。
中環からはまた地下鉄で銅鑼灣に戻り、自称わんたにすとな私のメインイベント、雲呑麺屋さんへ。実は銅鑼灣には気になる雲呑麺やさんが2軒あって、どうしようどうしようと悩んだ後で、お店構えが立派なほうの「池記(チーゲイ)雲呑麵家」へ。エビわんたんが入った鮮蝦雲呑麺は27HKDで、ちょっとサイドデッシュも欲しいかもってことで芥蘭をオーダー。うわーっとエビのかおりがするスープと麺。私は雲呑だけでなくこのぷちぷちした食感の輪ゴム麺もこよなく愛しているので、もう美味しすぎてあっという間に食べてしまった。
そして、、、なぜか雲呑麺の写真がもう1個続きます(笑)。実は香港で言うところの雲呑麺ってのは、台湾の担仔麺麺みたいに、小さなボウルに入ってて、そんなに量がなかったので「もしかして、、もう1杯食べれるんじゃない?」「私は全然平気かも、、」という結論になり、もう1軒の気になっていたお店、「何洪記(ホーホンゲイ)粥麺専家」へ行ってみることになったのだ。おそるべし私たちの胃袋。
何洪記の正斗鮮蝦雲呑麺は28HKD。これは、、美味しい。池記の雲呑麺もおいしかったけど、こっちのはスープにもっと深みがあって、麺のぷりぷりっぷり(笑)もよくて、「こっち後に来てよかったね、、」と。Jちゃんは「これは最近食べた物のなかでもトップ3に入る美味しさかも」といってスープを飲みほしていた。いや、ほんとおいしかった。300円ちょっとでこの満足感ってすごすぎる。このお店持って帰りたい。

さすがにお腹もいっぱいになって銅鑼灣のスーパーやら、お土産屋さんやらをぶらぶらしつつ、次に向かったのは尖沙咀(Tsimshatsui)。ここからはちょっと観光をするのです。かのペニンシュラホテルやら、インターコンチ、シェラトンなどの超高級ホテルが連立するこのエリア、ビクトリア湾を望む景色はまさに「香港」って感じで、私が小さかったころ見た父親が香港で撮ってきた写真のってこんな感じだった淡い記憶。
さらにここにはavenue of starsというハリウッドのチャイニーズシアターの香港映画スター版がある :-)とはいってもジャッキーチェンと、アンディラウ、ブルースリーぐらいしか知らないんだけど。
それでもなんでもすっかり観光気分で写真スポットでいろんなポーズで写真を撮り楽しんだ。
程よく日も暮れてきて、ビクトリア湾にはまたシンフォニーオブライツのために戻ってくる予定だったので、それまでに夕食を済ませる予定だったんだけど、まだそんなにお腹もすいてなくて(あたりまえだ)「デザートを先にしとく?」ってことになり、バスに乗って九龍公園(Kowloon Park)のほうへ向かい、日本でもおなじみ「糖朝」へ。
「やっぱりマンゴープリンは外せないし、、でもほかのものも食べたいし、、」と相変わらず食に対して貪欲な私たちは、ひとり二つずつオーダーすることに :-)。私は定番マンゴープリンと、フルーツ入りココナッツミルク。Jちゃんはゆう子のいちごプリン(なぜゆう子なのかは不明)と、フルーツとマンゴー入りの豆腐花。どれも20HKD~30HKDだったと思う。(記憶あいまい)。日本の糖朝だとマンゴープリンだけで800円ぐらいしたよね、、確か。それ考えるとほんとに香港はトロピカルフルーツが安い。マンゴープリンは言わずもがな。ココナツミルクはちょっと味が薄かったな、、、フルーツはおいしかったけど。
さて、いよいよお腹もまんぷく。今度は歩いてビクトリア湾へ戻るのです。

この時間になってくると、俄然街が活気づいてきていて、ネオンもピカピカ、行きかう人も心なしか元気がある感じ。ネオンや光の加減で街のいわゆる「汚い」部分が見えにくくなるので、街自体がよく見えるのかも。世界中からバックパッカーが集まるという重慶マンションのあたりは、さすがに怪しげな雰囲気だけど、身の危険を感じるほどでもないし、(でもさすがに女の子ひとりで歩くような場所ではないかな)、やっぱり香港は夜の街なんだなー。
そしてまたちょっと買い物などしつつ、20時から始まるsymphony of lightsへ。音楽に合わせて対岸のビル群が光の競演を行うというわかりやすいコンセプトのこのイベント、湾周辺はかなりの人だかり。それでも場所取りに困るというほどでもなく、そこそこいい場所をゲットして待つ。結構写真を撮ったんだけど、夜景に弱い私のカメラはまともな写真がひとつもなく :-(、、、イベント自体も「わーー」って思うほどの迫力はなくて、きれいだけどまあこんなもんっかって感じ。ディズニー的なものを想像していたので期待がちょっと大きすぎたかも。つかサムソンの看板がまぶしすぎて邪魔です。

まだまだ続きますよ。だってまだ夕ご飯食べてませんから。夕ご飯の場所はJちゃんの希望ですでに決めてあったので、スターフェリーに乗って銅鑼灣に戻るのです。その前に香港の法定遺跡である時計台なども見つつ、灣仔(Wan Chai)行きのフェリーに。乗り場は死ぬほど暑かったけど、乗ってしまえば潮風が気持ちいい。
灣仔へはあっと言う間について、ここから銅鑼灣へどうやって行こうかと考える。地下鉄の駅が微妙に遠くて「バスにする?」とバスに乗ってみることに。地下鉄と違ってバスは結構難しい。路線図もないし、どのあたりにつくかもわからないので、とりあえず勘で乗るしかないんだけど、今回のバスはちょっとトリッキーで、降りようと思っていたバス停をさくっと通り過ぎてしまい、次の駅で焦って降りたんだけど、これがかえっていい感じの場所に出て、ちょっと歩いてみたら目の前をトラムが走っていて、「さっきの場所で降りなくてよかったね、、、」とラッキーに感謝 :-)で、乗り慣れて安心のトラムに乗り換え、無事銅鑼灣へ到着。よかった。あせった。

そして向かったのは南北楼(ナムパッラウ)という四川料理のお店。しょこたんが紹介していたという鉄板エビチリに、私の大好きなメニュー宮保鶏丁(鶏肉のカシューナッツ炒め)。さらに青菜の炒め物と、私のワガママを言ってガイドブックに乗っていて食べたかった擔擔麵があったのでこれもオーダー。エビチリと宮保鶏丁はSサイズにしたけど、それでもすごい量!!small、って言ったのが一瞬オーダーがちゃんと通ってなかったと不安になったほど。擔擔麵はあんまり美味しくなかったけど、エビチリのエビはありえないぐらいにプリプリだし、なによりも宮保鶏丁が美味しすぎて感動。これは私の中の宮保鶏丁ベスト3に入るわよ。最初はすごい量だと思ったのに、ペロリと平らげてしまった私たちすごい。
そしてネズミーランド線に乗ってやっとホテルへ帰ります、笑。もう食べられません。食事が終ったのが11時過ぎだっただろうか。しかし初日からフルスロットルで食べました。明日もがっつり食べるぞー。