2017/08/31

シュニッツェルパラダイス

ここ数週間ありえないほど忙しくて、朝早く出勤して、遅くまで仕事(とは言っても日本のレベルではない)。
理解しなきゃいけないことも覚えなきゃいけないことも山ほどあって、1週間とかで自分の知識レベルが格段にあがっていることを実感しながらも、それ以上に分かんないこともいっぱいで、まわりの人のレベルが高すぎるのでほんとにこのままやっていけるんだろうか、、と思う毎日。何もわからないままひとりで大事な顧客と電話会議とかほんと心臓がもたない。お客さんにとっては私が新人だからって言い訳にもならないからね

そんな今日はまたDとFとやりたいことリストの消化。
Daxlandenにあるシュニッツェルやさんに行くことになっていたので、会社からトラムにのって、足も踏み入れたことのない終点のRappenwörtへ。
Dが自転車で行こうって言ってたんだけど、自転車で片道40分もかけて行く気力がなかった(どっちかっていうと帰り道が怖い)

ほんとなんにもないよ


自転車で来たDと合流してちかくをぶらぶら。ライン川沿いなので水が豊富。カヌーとかできるらしい。全く興味ないけど


そして目的のシュニッツェルやさんに到着。そしたらFが既に待ってて「あのね、今日メンテナンスで6時半で閉店なんだって、、」と。


がーん。どれも美味しそうなのに、、、


しかたないのでプランBで違うシュニッツェルレストランに行くことにしたんだけど、Fが電話したら「いまは満席で1時間ぐらいしないと席があかないかも、、」と言われ。
でもせっかくなので1時間後に予約して、時間つぶしにAndreasbräuへ。自転車乗ってこなくてよかったです


ここのビールはほんと美味しい。キッチンカウンターの近くの席にいたので、つぎつぎに運ばれていく食事をみて「あれも美味しそう、これも美味しそう、、」と騒いでたら「ちりはもう会話に集中してない(笑)」と言われ。

なんだかんだでぷらんBシュニッツェルやさんに到着。シュニッツェルパラダイスと呼ばれるこのお店、すぐ近くにシュニッツェルハウスって名前のレストランがあって、姉妹店?らしい。なんでそんな近くに。

席はがらがらでした。30分ぐらい前にきても座れたんじゃ、、、


さすがのパラダイス、ぶたのシュニッツェルだけで3ページもあります(笑)
「番号でオーダーしてね」と言われ「つ、つばいふんだーと、どらい、、うんと、、」って指差しながら頭の中で変換してたら言い終わるまえに店員さんが「233番ね(笑)」と。DとFは、2,1,5みたいに番号をいってたので、100番台を超えたら番号をそのまま言えばいいっぽい。「でもさ、それって234だった時に、普通ならつばいふんだーとふぃあうんとどらいつぃひって2->4->3っての順番でいうのに、番号でいうときは2->3->4なわけ?243と間違わないの?おかしくない?そもそもなんでひっくり返すわけ?ドイツ人のくせに(←意味不明な理論)」ってドイツの数字にいつも悩まされてる(そしていつまでたっても数字は聞き取れないので会計が地獄)ので文句を言ったら、「フランス語のほうがひどいだろ」と言われて会話終了。フランス語は90とかだと20x4+10って言うんだってね。そりゃひどい。、、、いやそこじゃない。


悩んだ末選んだのが「ドラキュラ」と名うたれた、ガーリック、チリ、玉ねぎがのったシュニッツェル。
白いのチーズじゃないんですよ、、、生のガーリック


お決まりのでっかいとんかつ2枚。「これさ、1枚だけオーダーできないの?」って聞いたらSenioren-portionって頼めばハーフポーションなんだって(はるべぽるちおんでも良さそうだけど)。でもSeniorenは「老人用」って意味だからね、と言われたけど。

絶対食べきれないと思った量だったけど、これがかなり美味しくて、さすがに付け合わせのフライドポテトは食べられなかったけど、シュニッツェルは2枚ぺろり。
ソースが普通のブラーテンソースじゃなくて玉ねぎのせいなのかなんかテリヤキソースみたいにほのかに甘くて、ほんと美味しかった、、、。
ガーリック臭はんぱなかったけど。ブレスケア飲んだけどまったく効かないレベルの臭い。生怖い。

ぱんぱんのお腹で帰宅。まさにドイツ!って感じの茶色い食事だった(決してサラダとかついてきません)

次の計画はなんだろうなー。

2017/08/26

Bierbörse

今年はほんとに冷夏。

去年みたいに毎日40度近くなって、夜になっても涼しくならない日がほとんどない(たぶん6月の私が一時帰国してた時が一番暑かったんじゃないかっていうレベルで)。
アパートも、まあ暑いけど除湿器と扇風機フル稼働でなんとか乗り切った感。っていうか除湿器はほんと買ってよかった。

おいといて。

ビールは好きだけど去年は暑すぎて人ごみに向かう気も起きなかったBierbörse。世界中から500種類以上ものビールが集まるドイツっぽいけどドイツっぽくない(ドイツ人はビール大好きだけどドイツのビールしか信じてない傾向がある、笑)イベント。今年は涼しそうだったのでCとNに「ビールフェス行くなら私も一緒に行っていい?」と聞いて一緒に行ってもらうことに。さすがに一人で行くのは寂しいしなー。

8時の待ち合わせだったので、もう日が落ちる直前。


裁判所の前で待ち合わせだったのでてくてく歩いて待ってたんだけど、でっかいライフルをもった警官が警備しててやぱここは海外だなあと思ったり。
日本のビールもあるよ


「せっかくだから何かエキゾチックなビールが飲みたいなあ」と言ってたんだけど、とりあえずベルギーのチェリービール。チェリーコークみたいな味。


このビアフェスでは、100mlのサンプラーグラスみたいなのがあって、それを手に入れたかったのでRothausでピルス。かわいいグラスー。


食べ物屋もいろいろ出てて、クリスマスマーケットでもあったざ・どいつなソーセージ光景


おつぎはブラジルのビール



さらにサンミゲル(スペイン)


そろそろお腹もすいてきました。これ美味しそうだった(ハムとザウワークラウトのサンドイッチ)


行列もしたくないしーってことで選んだのはビール衣の魚フライ
揚げたてあっつあつさくさくで最初は美味しかったけど、油っこくて最後までは食べられず。
たるたるが欲しい、、、


そしてデザートにまた甘いビール。ベルリーナヴァイセ。
アメリカで赤いやつは飲んだことあるけど、緑のははじめて。でもベルリーナヴァイセというと緑のやつが人気らしい。「何味なの?」ってきいたら「waldmeisterだよ」というので「waldmeisterって何?」って聞いたんだけど、ハーブの一種らしい。メロン味かと思ってた。ドイツ人は子供の頃からこの味に慣れ親しんでるらしく、waldmeister味のジュースとか、ゼリーとか、アイスクリームとか、いろいろあるらしい。


waldmeister、嫌いじゃないです


日も落ちて疲れて来たのでこのへんで帰途につく。
ついでにschlosslichtspieleをちょっとだけ見て。


去年はAyaboさんが来てた時に見に行って、期待値が高かったのでがっかりして帰って来た記憶があるけど、今年は見たプログラムがよかったのか、結構よかった!

hoepfner提供です(笑)


しかし暑かった、、、。汗だくで帰宅。

2017/08/08

3 Mohren / ロティサリーチキン / Pfalz

気がつけばたっぷり2ヶ月ブログを放置してしまった。生きてますよ。
忙しいっていうわけでもないんだけど、ちょっと環境の変化についていくのが大変で、家にかえってきたらもう何もする気になれない状態がつづいてたのと、毎日アマゾンプライムでドラマばっか見てたのと(笑)

一時帰国でも美味しいものいっぱいたべたのに、アップ出来ない、、、。
とりあえずなんかあげとこうと久しぶりに思い立ちました。はい。

と選んだのはこないだDとFに連れて行ってもらったロティサリーチキンのお店。
FとDとはVogelに行くだけじゃなくて、「3人でやることリスト」みたいのを4月ごろに作ったんだけど、その中の1つだったのが、Fのお気に入りのロティサリーチキンのお店にいくこと。
「世界一おいしいチキンのお店」
と言ってて、それはどんなもんだろうと思ってたんだけど。8月にやっと実現(笑)

最初は私が自転車を買ったので、みんなで自転車で行こうって言ってたんだけど、正直私の自転車は通勤用のシティサイクルだし(なのででこぼこ道に弱い)、1時間半ぐらいかかるらしいのでそんな体力ないなーって思ってたんだけど、運良く(?)予定してたのが雨降りそうな日だったので、Fが車で連れて行ってくれることに。
らっきー(笑)

かわいらしい雰囲気の街。
「なんかここ来たことあるような気がする」って言ってたんだけど、調べたらビミョウにちがった。


ここのお店は、もともと有名なお店の暖簾分け?みたいのらしい。
昔はチキンしかメニューになかったらしいけど、今はそれなりにチョイスがある。

とりあえずビール


チキンは「ふつう」「からい」「めっちゃからい」の3種類。辛いほうが美味しいんじゃないかとおもって「からい」にしたんだけど、かなり辛かった、、、普通のほうがいいかも

ぱりっぱりに焼けた皮はおいしいけど、なんかもうちょっと中(身)に味がついててほしい、、というのが正直な感想。1/2羽食べるのほんと大変だし、手羽のほうが皮がいっぱい食べられていいかもとちょっと思った。


次に来ることあったら多分手羽頼むなー。
お腹いっぱいなのになぜか勝手にたのまれるシュナップス(名前忘れた)。キンカンかと思ったらイチジクらしい。


予想通り雨も降り始めて、外が暗くなって来たけど、ここで終わらないのがドイツ人。
「おごるからアイス食べにいこう」とDの提案で、Alte Dolceへ。


ほんとに老若男女アイスが大好きなドイツ人。パン屋とアイスクリーム屋の数の多さと言ったら。


さすがに1スクープにしておく。ズッパイングレーゼ。Fとか3スクープ頼んでたけど(笑)


カールスルーエではアイスといったらここのお店って感じみたいだけど。まあ何にでも言えることだけど、日本なら別に普通のレベルだよな、、、みたいな(笑)というか私は基本バカ舌なので、あんま違いも分からない。
ただドイツのアイスは安いのでコスパは高い(だいたい1スクープ1〜1.5ユーロ)

2017/08/06

アルザスワインルート観光

これももう1ヶ月も前の出来事。日があっという間に経って行く、、

3月にみんなでPfalzでお花見をした時に、Eが「こんど一緒にフランスのワインルートに行きましょう」って言ってたんだけど、それが実現。
私は全くしらなかったんだけど、アルザスにワインルートなるものが設定されてて、小さな村を観光しながらまわっていくものらしい。Eも知らなかったらしいんだけど、日本に駐在している時に、出会ったフランス人に教えてもらったんだって。日本語のパンフレットとかをもらったらしくて、もしかして日本では有名?

いいお天気。ドライブも楽しい


最初に立ち寄ったのは、Barrという小さな村。アルザスーって感じの景色。


ぶらぶら観光してたら目に入ったのがお菓子屋さん。別にお腹がすいていたわけではなかったけど、サバランを見つけて興奮。わたしの母がサバランが大好きで、わたしもなんか思い入れが、笑


見事なサバラン。ラムがめっちゃきいててこれだけで酔っぱらいそうな


先は長いのでさくっと第一ポイントで観光をすませたあとはさらに南下。「もうすこし先に行ってもいいんだけど、フランスは2時以降になるとしまっちゃうレストランが多いの」というEのアドバイスもあり、途中でランチすることに。Itterswillerという高台にあるレストラン。


まわりはドイツ語が多い中フランス語ネイティブパワーはここでも健在で、見晴らしのいい席に案内される。


ドイツ語とフランス語が併記されたメニューに苦戦しつつも、ココヴァンのリースリング版を注文。ワインはオーセロア。でもあまり好みじゃなかった


運ばれて来たcoq au riesling。コレを見たとき「う、これはダメかも、、」と。骨つきも予測してなかったけど、私は煮込まれたぶよぶよの鶏皮がダメで、、しかもココヴァンと違ってリースリングなので、彩りも良くないし、、、


ちょっとがっかりのランチになってしまったけど、Cがオーダーしたチキンはものすごく美味しそうだったし、Eのフラムクーヘンはめっちゃ美味しかったし、私の選んだメニューが失敗だっただけで。こういうこともある。のんびりランチして、さらにワインルートをすすみます。高台のぶどう畑たち


つぎに立ち寄ったのは、Bergheimというさらに小さな村。


この村、ほんっとにかわいかった!!
特にお気に入りだったのがこの通り。まるで絵画みたいな彩りで。インスタしない私だけど、この写真だけはおもわずちょっとフィルターかけてインスタにアップしちゃったからね


色とりどりの建物がフランスの田舎のイメージ
日本人にはコルマールとか人気だけどEはこの村のほうがかわいらしい言ってた。でもコルマール行ってみたいけどね。


小さい村なのであっというまに観光も終了。次はもうちょっと大きい村に行くらしい。
そして到着したのがRiquewihrという村。ここは駐車場とかもしっかりしてて、いきなり観光地の雰囲気が高まる。

人の量も一気に増える。




ランチをしてた時にEが先の村でロシェココを食べましょって言ってたんだけどロシェココって何?って聞いたら、ココナッツで出来たクッキーみたいなものっていうので、「アメリカンマカロンのこと?」って聞いたら「アメリカンマカロンって何?」って聞くから、写真を見せたら「そう、これよ!アメリカンマカロンっていうの?フランスの食べものよ!」と。「いや、アメリカでマカロンっていったらココナッツマカロンで、いわゆる私たちの知ってるマカロンってフレンチマカロンって言うよ」って言ったんだけど、それは広島人が広島風お好み焼きと言わないのと同じ原理なのか。多分違う。ココナツマカロンもフランスが発祥とはしらんかった。

「いろんなお店を試したけど、ここが一番よ」というお店でマカロン購入(Eが)


確かに美味しい。ココナツマカロンってあんまり好きじゃなかったけど。外はかりかり、中はしっとり。味を忘れないうちに作ってみなくては、と覚え書き。


しかしここも可愛い村だなー。


そしてまた一通り観光して、最後の目的地Keyserbergへ。
ここも観光色強め。


ここではあの塔までちょっとしたハイキング


たいした距離じゃないけど、不揃いな階段なのでかなり足腰に来る。スニーカー履いて来てよかった、、


「先に見えるのはドイツ。この広大な景色の中に『国境』が見えますか?」と哲学的な言葉。国境なんて人間がつくったルールにしかすぎないのです。


みんな疲れてて塔にはのぼる気力はなし(笑)うちの妹なら登るな。


のどかな景色



ワインルートの割にはワインは1杯しか飲まなかったけど、フランスを思う存分楽しんだ週末。
「また日本から誰かが来た時に連れておいでよ」とEが言ってたけど、たしかにのんびり1日、素敵な観光ルートだなあと思う。まずは車がなくてはどうにもならないけど(カーシェアはかなり前から予約しないと1日あいていることはほとんどないので)

一番のお気に入りはBergheimかなー。