2010/06/05

なかめのてっぺん / 炉端焼き / 中目黒

2回目のてっぺんで女子飲み会。
前回このお店に来てまっさきに思ったのが「Eを連れてきてあげたい」ってことだった。2年間一緒に日本で過ごしたEも、違う会社に移りドイツへ帰国。もともと食事に対してものすごくピッキーなEだったけど、帰国が決まってからの数か月はほんとに日本食にopenになって、いろんなものが食べられるようになって。「日本食で何が一番好きだった?」って聞いたら必ず「炉端焼きで食べた金目」って答えてたE。しばらくは会えないな~と思っていたんだけど、なんと出張で日本に来ることになり半年ぶりの再会。久しぶり~、なんだけど、全然変わってなくて、なんか毎日一緒にいるのがほんと当たり前みたいな感じ。

で、思ったよりも早くこのお店につれてこれる機会ができて、今回は会社girlsも集まったので大人数でいろいろ頼んでシェア。私は前回感動した「マコモ茸」が絶対食べたかったので、あるかどうか心配だったけど、ちゃんとメニューにあって嬉。さすがにたけのこは時期が終わっちゃっててなかったけど、注文するもの注文するものちゃんと地味に美味しくて、食べて飲んでしゃべってあっという間に時間がたった。ホッケ大好きなEはビックサイズのホッケとずっと格闘。お箸の使い方もきれいだし、今まで食べれなかった鰹節なんかも食べちゃって、「ドイツでOと日本のことを話す時がすごく幸せなの」というEにほんと日本が大好きになったんだなーとしみじみ(彼女はいつも、はじめて日本に来たときはなにひとつ日本のことが好きになれなかったと言ってた)。また、誰かココにつれてきたいな。








sac's avenue / フレンチ / センター北

[閉店しました] 2回目の来訪。
ここは去年の12月に行って以来全然足を運ばないうちに、ビュッフェレストランに変貌し、その後予想通りすぐに閉店(この辺りはビュッフェやりはじめるとすぐつぶれる気がする)。「次は何ができるんだろうね~」と思っていたらリニューアルオープン。平日はランチのみ、カフェタイム追加、と、さらに港北NTのリサーチをしてきた感じ。キッズフレンドリーなことは同じだけどキッズルームはなくなったみたい。予約をせずに行ったので「混んでるかな」って思ってたけどガラガラ。ちょっと、大丈夫でしょうか、、、。
前回は仕方なく選んだスープランチだったけど、今回は「夜もあるしね」ってことで最初からスープランチを選択。スープは1種類、メインは4種類ぐらい、デザートも4種類ぐらいから選べるプリフィクス。



この日のスープは「大豆のスープ」。こっくりとしたポタージュで、大豆とかなんだかよくわからないけどおいしかった。パンは前回と同じでバターなし。でもやっぱりバターがほしい。記憶も薄いけどこないだの丸いパンのほうが美味しかったな。
メインは私は豚のロースト、バルサミコソースを選択。豚はほかにも三枚肉のコンフィがあってそれも美味しそうだったんだけど、三枚肉でコンフィて、、、脂摂取量が恐ろしいことになりそうだったのでこちらで。お魚は夜食べるしね。バルサミコ風味のソースが私は大好きなのでこれはかなり美味しかった。Nさんの選んだほほ肉の煮込みも美味しそうだった。


デザートは「本日のデザート」のアプリコットタルト。まあこれは普通かな。チョコレートのアイスやソースが添えられていたけど、アプリコットにチョコレートってあんまり合わない気がする。
と、いうことで近場のフレンチとしてはお値段もリーズナブルだし(夜も)、内装とかもとても落ち着く感じなのでそこはとてもいいんだけど、、、ただ、ほんとにここは「誰と居合わせるか」でかなり印象が変わるのでは。今回も椅子によじ登ったりフロアを走り回る子供を無視して世間話してる親たちや、靴のまま布張りの椅子に座らせて何とも思ってない人たちがいて、かなりイラっとさせられた。
キッズフレンドリーっていうのは、ぜひお子さんを同伴していらして下さい、ということで、子供を好きにさせていいってことじゃないってことに気付いてほしい。子供には何の罪もないし、ほんとこれがなければ港北NTって悪くない土地だとは思うんだけど。
こんなこと書くと「じゃあ子供が行けるレストランに来るな」って思う人がいるだろうから、たぶんもう行かないと思う。

2010/05/02

Restaurant Loire / フレンチ / 名古屋・栄

フォワグラのポワレ マルサラ風味/色々の菜園野菜にアーモンドの軽い泡と共に
5/1 Jちゃんと。


4種類のパンとバター


色々なオードブル盛り合わせ/本日のスープ


プロヴァンス風 お魚のスープ


仔牛フィレ肉とモリーユ茸のグラティネグリュイエールチーズ風味早春の3種緑色豆添え/65℃でやわらかく火を通したほろほろ鳥タプナードとマスカルポーネのアクセント春キャベツのグリエ鶏冠添え


本日のデザート/苺のスープ仕立て


フリヤンディーズ

2010/04/20

なかめのてっぺん / 炉端焼き / 中目黒

4/20 オーレマンヌさんと。
「ナカメでご飯しましょー」ということはずいぶん前から決まっていたんだけど、お店とかは全く決まっていなくて、当日になってtwitter仲間のamaguri_cnさんがオススメしていたこのお店に決定!かなりの人気店らしいので、予約が取れるか不安だったんだけど、オーレマンヌさんが(おそらく)最後の席をゲットしてくれた。ありがとうオーレマンヌさん。
で、さくっと仕事を切り上げ、中目黒へ向かい(東横線に乗れるようになってほんと便利になった)、お店を探すも見つからない、、、最近iPhoneのGPSに頼りすぎて道に迷うことが多い。文明の利器に頼りすぎるのはよくないもんだ。
それでもなんとか予約の時間に間に合う程度にお店発見!ビルの奥深いところに入口があって、しかもその入口がかなり個性的なつくりになっているので、トイレのドアなどを間違って開けつつ、なんとか入店。
店内はそんなに広くなくて、でも異常なほどの活気。目の前にいろいろ並べられた食材を見ているだけで幸せな気分。



私はすっかり忘れていたんだけど、オーレマンヌさんがぐるなびのクーポンを地図と一緒に印刷してきてくれて、「サービスの1品です」と差し出されたのはマコモ茸という見たことも聞いたこともないお野菜。実は差し出されたとき食材の名前が聞き取れなくて、あとで店員さんに聞いたんだけど、「沖縄のイネ科の植物です。とうもろこしみたいな味がしますよね^^」と結局食材の名前分からず。オーレマンヌさんが調べてくれて、マコモ茸とわかったのは翌日。これがほんと、タケノコのような食感に、トウモロコシのような甘みで、「このお店、、、ホントすごいかも」と思わせる。サラダは「アレ入りキャベツ」。「アレ」はベビースターでした、笑。さっぱりしてておいしかった。


さらに小松菜のナムル、エリンギなど。おひたしじゃなくてナムルってところがなんともヒトヒネリというか、それでもごってごてにゴマ油がきいているようなものでもなくて、あくまで素材の味を大事に大事にした一品。
そして私がとっても楽しみにしていた新筍!これがもう筆舌に尽くしがたい美味しさ。旬のものをいただくのは大変な幸せ。横にちょこっと添えらえた金山時味噌も美味。たぶんほとんど私が食べた。オーレマンヌさんゴメン。


お魚はなんにしようかしらねー、、とちょっと迷って、ホッケもおいしそうだったんだけど、お店のおすすめ&食べたことのない「つぼ鯛」を。あとから調べたらつぼ鯛は干物で食べるのが一番おいしいんだそうな。時期によってはホッケよりも油がのっているそうで、へー。勉強になります。「生梅醤油でお召し上がりくださいー」とこれまた聞いたことのない醤油でいただくつぼ鯛自体ももちろんとっても美味しかったんだけど、なんといってもこの鬼おろしでおろされた(と思われる)ざっくざっくの大根おろしの美味しいことといったら、、、(涙)
「とりあえず」の注文だったはずなのに、これだけですっかりおなかいっぱいになってしまって、追加注文はデザートのみ。わたしはamaguri_cnさんがオススメしていたフォンダンショコラ。ナッツがそこここに出現するそれでも口当たりのいい生地の中からとろーりチョコレートが溶け出してきて、、、、ごちそうさまでした。
とにもかくにも素材の味を存分に楽しめるこのお店、こんどはいつものメンバーで来たいねーといいいながら、まんぷくのお腹で幸せに帰宅。
オーレマンヌさん、いろんな意味でありがとー!

2010/02/07

Le jeu de l'assiette / フレンチ / 代官山

one of the best restaurants I've ever visited !
またまた素敵なレストランと出会ってしまいました。どうやってこのレストランの情報を見つけたのかは忘れてしまったけど、ずっと行きたいなーと思っていて、ブックマークに保存されてたレストラン。美味しいものbuddyのJちゃんとごはんできる機会はなかなかないので、行けないなあって思ってたんだけど、今回は同僚のNさんが付き合ってくれることになって、いき揚々と予約の電話をしたはいいものの、「土日の予約は2月7日までいっぱいです、、」とのこと。すぐにNさんに連絡して、7日どうどう?って聞いたらOKがでたので、すぐに電話をかけなおし、最後のテーブルをゲット。そしてこのレストランに足を運ぶまで約1か月、、、。時間とか微妙に記憶があやふやになっていたんだけど、2日前にちゃんとお店からリコンファームの電話もかかってきて、、、なんてすばらしいお店なんでしょう。これだけでも好感触。そして当日わくわくしながらお店へ。

wine
お酒を飲むとお腹がいっぱいになってしまうのと、アルコールがだんだん苦手になってきているので、私はいつもスパークリングのお水(サンペレとかペリエとか)だけを頼むことが多いんだけど、Nさんはワイン通なので、グラスワインを注文 :-) 名前を聞いてもフランスワインはさっぱりわからない私。ワインリストもすごく充実していて、Nさん曰く「よいワインを適正(かつ良心的)な価格で置いてる」とのこと。私はこないだCasa dell' amanteで出会ったカベルネのジュースが感動的だったので、それを期待して、ガメイから作られたグレープジュース(スパークリング)を注文。このジュースはねっとりとした甘さが口に残る感じだったのでちょっと失敗だったかな。
Amuse-bouche

飲み物を注文したらすぐに運ばれてきたのが、アミューズ4種。これがもう見た目だけで楽しませてくれるというか、「えっ、何がどうなってるの」って感じの物体で、お店の人が一つ一つ説明をしてくるんだけど、「おおー」「ええー」と驚くしかない、笑。左のマシュマロみたいなのは、お米のメレンゲ、というか、おもゆをつくってお米の部分を捨てて、それを泡立てたものなんだって。なにその斬新。アオサのチップスだとか、和の使い方がすごすぎる。あとはプチピザってのがあって「中からトマトのジュースが出てきますので、一口でお召し上がりいただくと、口のなかでピザが完成するんです」って説明を受けたんだけど、ほんとにその通りで、「これスナックで売ったらまじ売れるよね!!」と二人で感動しきり。
bread and butter

ランチのコースは3,500円から。しかしこの3,500円のコースで、お魚とお肉が楽しめてしまう驚異のコストパフォーマンス。すごいすごすぎる。
バゲットとともにサーブされたのは2種類のバター。ひとつは無塩で、もう一つはパラパラと岩塩がまぶされたもの。高橋シェフはメゾンカイザーにいたこともあるということなので、パンの美味しさもお墨付き。いやもうこのパンとバターだけでも幸せです。
Hors-d’ouvre du jour
オードブルは3種類。前日にメニューをチェックしていた時には「国産オックステールとあわび茸のラビオリとそのコンソメ」っていうメニューにひかれていたんだけど、「本日の前菜」の内容を聞いたら、、、もうどっちにしていいかわからなくなっちゃって、でも何となくさっぱりしたものが食べたい気分だったので「本日の前菜」をチョイス。イカのタルタルや、さっとあぶったものを中心にした一皿だったんだけど、イカがあんまり好きじゃない私なのにすべてが完璧にまとまっていて、あっという間に平らげた。柚子の風味と辛子の風味のコンビネーションがすごかった。
Poisson du jour

本日のお魚。しっかり説明を聞いてるのに、3秒後には忘れてしまうチキン頭。たぶん真鯛(でも鯛ってこんなに肉厚なもの?)のグリルなんだけど、説明によると60℃の温度で、じっくりゆっくり火を通して、最後に周りをカリっと焼いてあるらしい。はじめて聞いた、そんな調理法。しっかり焼きつけられたポワレが好きな私だけど、このはじめての食感にはほんと感激。半生の部分は「とりわさ」みたいな食感で、これがお魚とは思えない。ごぼうのソースもものすごい絶妙だったし、、ああ、美味しさを伝えられるボキャブラリが少なすぎる
Filet de chevereuil Ezo légèrement cuit, sauce grand veneur
メインは「本日のお肉料理」のあべ豚(あべさんという人が飼育している豚らしい)にちょっと心ひかれながらも、初心貫徹で蝦夷鹿のローストを選択。3,500円のコースはもともともも肉のローストだったんだけど、この日は特別にフィレでも出していただけるということだったので、迷わずフィレにしてもらう。これまた絶妙に火を通されたフィレに、赤ワインのソース、ビーツ+オレンジのソース、そしてバルサミコベースのソースをいろいろ組み合わせたり、周りにあるいろんなお野菜やキャラメリゼされたリンゴなどと組み合わせたりして、いろんな味が楽しめて素敵すぎ。「ああ、もうふた切れしかないよ、、」「ああ、あとひときれ、、」「ああ、もうなくなっちゃう、、」とうるさい感じで頂きました。もっと食べたい。
Les desserts

そしてデザート。デザートは3種類から選べて、ひとつはココナツのムースにカシスのソースが入ったもの+ヨーグルトのアイス、2つ目はイチゴのエクレアとピスタチオアイス、3つ目はバナナづくしのデザート。私はバナナ苦手なので3つ目は迷わなかったけど、ヨーグルトアイスにひかれるけど、、、でもやっぱりイチゴ :-) でもイチゴにしてよかった!!イチゴカスタード、ピスタチオのスポンジ、さらにイチゴカスタード、チョコレート、ホイップクリームにフレッシュいちごとぜいたくなレイヤーに、"crumble"を使ったこのエクレアの生地は高橋シェフのスペシャリテということで、、もう筆舌に尽くしがたい美味しさ。5個ぐらい持って帰りたい。
Cafe ou Te
食後のコーヒーや紅茶もいろんな種類があったけど、私は口のなかをさっぱりさせたかったのでレモングラスベースのハーブティーを選択。たっぷりとポットでサーブされて、かなり長い時間おしゃべりしながらお茶を楽しめた。お茶を飲んでしまったあと、さらにミニカップで「口の中がさっぱりしますよ」とミントの香りのお茶をいただいて、、すべてがこう至れりつくせり。

とにかく感激しまくりのこのレストラン、この内容で3,500円っていうコースがまずありえないお得感だし、なによりサービスが素晴らしくて、、、「今日次の予約とっちゃおうか」って本気で思ったほど素敵な時間でした。
ミシュラン一つ星もなっとく。夏野菜が使われるころにまた行きたい!

Le jeu de l’assiette [HP]