2018/07/29

Feldbergでハイク

ここ3週間ほど週末はほぼ引きこもりで、エアコンがないので一回あがってしまった室温を下げる術がないアパートの暑さと戦いながら過ごしていたので、今週はどこかにいくんだ!と一念発起。せっかく車があるんだし。

先週ka-newsかなんかでBad Wildbadに新しい吊り橋がオープンしたとかで、面白そうだなと思って、そこに行こうかなーってDと話してたんだけど、お天気を調べてたら曇りだし、暑そうだし。

んで、Wildbadに比べたらはるかに遠いけど、前から行きたいと思ってたFeldbergのお天気を調べたらなんだかとっても快適そうなお天気。夏の間に行きたかったし、これはもうこっちしかないなと思ってFeldbergへ行くことに決定。


ちょっと寝坊しちゃって出発が遅れちゃったけど、片道180km、びゅーんと車を飛ばして2時間で到着。
あー、ドライブ楽しい。アウトバーンが好きすぎる。
しかもなんていいお天気!しかもちょっと肌寒いレベル(20度ぐらいでした)カールスルーエのあのうだるような暑さを考えたら天国すぎる

シュバルツバルトで一番高い山のFeldberg。冬はスキー場になるっぽいけど。
でも一番高いところでも標高は1,490m程度。
さすがに頂上まで歩く気力はないので、さっさとゴンドラに乗ります。


ゴンドラは片道8.20ユーロ、往復なら10ユーロ。帰りは歩いて下りるつもりだったので、片道だけ購入。


あっと言う間に頂上に到着。


ゴンドラの頂上にある石碑てきなもの(←つまり何かはわかってない)
しかし空気がきれいで、風がさわやかで、半袖の腕がちりちり日焼けしているのは分かるけど、ほんとに気持ちいい。


さらにちょっとだけ標高が高い場所(Feldberggipfel)、つまりシュバルツバルトで一番標高が高い場所があるというのでそちらへ向かう。

あの塔らへん

いちおう柵はあるけど触れそうな位置に野良牛もいてカウベルがからんころん響いてのどやかです(※野良ではありません)


下って、登る感じのまったりとした道


そして間もなく到着。1,493m地点です


さっきまでいた場所があんなに遠いー


ここの展望台(?)は360度のパノラマ。
日陰はないけど、椅子はあったので、のんびり冷たいお水を飲みながら、景色を堪能。
次はFeldseeに向かいたいけど、イマイチどうやって行っていいか分からない。Googlemapで調べてもなんだかよくわからない迂回を提案されるし。
とりあえずRothausの看板があったのでそっちに行ってみることに(そこか)


Feldseeはこっちに6.5kmと書かれているので、それにしたがってみる。
看板にだいたい青、黄、赤のひし形が書かれてるんだけど、それはおそらくハイキングの難易度だと勝手に想像。(誰か知ってたら教えてください)


まあ矢印に従って道なりに歩いていったら、なんかこんな柵が。保護地区って意味かなー(←調べろ)


道はあるっぽいし、歩いてる人がけっこういたので柵から中へ。
そしたら、、、もう道のあちこちに牛のうんちが。きっと放牧地帯なんだろうな。気をつけて歩いてもとても避けられる状態じゃないことが分かったので、この道はダメだとそうそうに見切りをつけて引き返し。
車にのって帰らなきゃ行けないしね。

とりあえずメインの道にもdってきたけど、もうどっちに行っていいかわかんないよママン、、、。


結局スタート地点まですごすご戻って来た。湖はすぐそこなのに


ゴンドラの横の道をそのまま下界へ。
普通に山道で、膝ががくがく。ハイキングってやっぱ上りより下りのほうが身体にくる。しんどさは上りのほうがもちろんあるけど、下りだと靴の中で足がぐらぐらして、爪が剥がれそうになって痛い。かといってもう夏ももうすぐ終わりだしいまさらハイキングシューズとか買いたくないしなあ。


下界に下りて来たら、目の前にヒツジの大群が。
どうやら家に帰る途中らしく、羊飼いの人に従ってわらわらと道を下っていくヒツジたち。
こんな近くにいると蹴られそうでちょっと怖い、、、


ヒツジの川流れ
珍しいもん見られてよかったけど。


ここからはFeldseeに向かってまたひたすら下っていく作業。
ここはまだぜんぜんマシだけど、途中は結構な山道。爪が、爪がいたいよう


ずるずる滑る足下で爪の痛さに耐えながら、30分ぐらい下ったかな?
とうとう湖に出たー!!!


湖のまわりをぐるりとまわれるみたいだけど、さすがに下りがつづいて膝ががくがくになってたので、適当な位置で、湖畔に下りて、石に座って景色を堪能。
ほんと綺麗だった、、、、来て良かった


綺麗な弧を描く空。


のんびりたっぷり景色を堪能し、「ああ、またあの山道を戻るのか、、、」とプチ鬱にはなったものの(いや、ほんと下り爪が剥がれそうで辛かったんです)登りは予想に反してかなり楽で、あっというまに戻って来れた。

朝から何も食べてなかったので、Rothausでビールでも飲んで(THE空腹ビール)ソーセージでも食べようと思ってたのに、日陰の席がなかったのであきらめて帰ることにした。

飲酒運転ダメ。ぜったい。って看板も言ってた(言ってない)


ばいばいFeldberg。


帰りはA5がかなり渋滞してたので、別のルートで帰宅。
休憩も入れてトータル5時間、12kmぐらいのハイキングで(数字でみるととたいしたことないけど一応高低差あるしね)、歩いた歩数は18,000歩。
涼しくて天気が素晴らしかったので、1.5リットルの水を背負いながらも、歩くのがほんと楽しかった。
カールスルーエに帰って来て、またうだるような暑さに辟易。

まさかこの私が自然の中を歩くのを楽しいと思う日がやってくるとは、、、
(でも私の場合、景色目当てなのと、気候が良いのが最低条件なので、暑かったり寒い中山を歩きたいとかそういうことは決してない)

夏の間にもう一回ぐらい景色のいいところに歩きに行きたいな。
今回は時間がなくて寄れなかったけど、フライブルグの街並はめっちゃかわいかったし、Titiseeまわりもなんかとっても良さそうだったし、シュバルツバルトも行くところがけっこうありそう。

2018/07/27

皆既月食

今日は待ちに待った皆既月食の日。

事前にアプリで調べまくって、南東の方向なので、どこへ行くのがいいかなあと考えていたけど、やっぱTurmbergだよね、、と思ってたんだけど、問題はいつ行くか。
月食自体は19時半ごろにはじまるけど、月がまだあがってきてないので、そんな時間にいってもしかたないし、地上にでてくるころにはもうほぼ食が完了している時間だし。

今回の月食はかなり長いみたいで、食が完了してからまた月が出るまでに約1時間ほど。
まっくらな月をみてもしゃーないしなー、、、と。


で、まあ23時ごろに行けば、食の月も見られるし、その後月が顔をだしてくる過程も見られるし、と思ってたんだけど、問題は駐車スペース。Turmbergはほとんど駐車できるところがないので、21時すぎに道路状況を調べてみたら、、、、
こりゃダメですね、、多分渋滞にはまってる間に月食が終わってしまう、笑
ここの道はあきらめてUターンとかできんし。


と、いうことでプランBにさっさと変更。
ランチの時に月食の話をしてたんだけど、VがVの家の近くのEppleseeって湖でみる予定って行ってたので、念のため場所を聞いておいたんだけど、Turmbergがこの有様だったのでほんときいといて良かった、、、。

まあ、遠かったけど、なんとか辿り着いてみたら、駐車場は大混雑。
でもまあたくさんとめる場所はあったのでとめられたけど、土ぼこりがすごくて息も出来なかった(笑)

真っ暗でまわりの様子がわからないので、どうやって湖畔に出るかもわからないし、歩いてる人についていったらなんかトンでもないところに出てしまったので、また駐車場まで戻り、、、
座れる場所をみつけたのでそこに座ってたけど、土ぼこりもひどいし、車が入ってくる度にヘッドライトで邪魔されるので、うーん、と思ってたところに、薮のなかから何人か人がでてきて、、
どうやら道があるっぽかったので、そっちにいってみたら、ぱーーーっと目の前がひらけて、ひろびろとした湖畔に。
ここにも人がいっぱいいって、みんなブランケットを敷いたり、椅子に座ったりして空を眺めてて。
私もピクニックブランケットを持って来てたので、ブランケットをひいて湖畔にごろーん。
湖も、星も、月も綺麗、、、。
寝っころがって、空を眺める贅沢。

iPhoneじゃ写真は撮れないのはわかってたので、ズームレンズをつけた一眼レフと、三脚をもっていって、準備ばんたんのはずだったのに、いざ写真を取ろうとしたら

「SDカードがはいっていません」

、、、バカなのわたし、、、?



まあ、しょうがないので、iPhoneで何枚かトライしたけどやっぱ無理。
人間の目ってほんとすごいんだなあ、、、。

すずしい湖畔で寝転がってぼーっと月をながめ、星を眺め、たっぷり2時間ぐらい。
北斗七星やカシオペア座から、北極星を探したのなんて、いつぶりだろう。
ほんとに贅沢な時間。Turmbergなんて多分座ることもできなかっただろうから、ほんとこっちに来てよかった。月が3/4ぐらい顔をだしたところで、雲が多くなって来て見えなくなってきたので、帰宅。

湖がほんと綺麗だったので、明るいうちにきてみたいけど、日陰がまったくなかったからのんびりするのはむりだろうなあ。

2018/07/13

Durlacher Altstadtfest

またかなりブログを放置してしまった、、

はなきん。
仕事が終わってからDurlacher Altstadtfestへ。

このDurlacher Altstadtfest、ずっと行きたかったけど暑かったやらなんやらで一度も行けてなかったんだけど、今年は行こうかなーって思ってたら急に日本に出張とかになって忙しくてすっかり忘れてたんだけど。
木曜日のランチの時に話題がでて、どうやらランチバディーたちがボーイズナイトアウトを計画してるっぽかったので、木曜日にAと二人でビールを飲みにいった時に「ねえねえそういえばD'がAltstadtfestの話をしてたんだけど、私も行っていいかな?」とボーイズナイトアウトに無理矢理割り込み。だんだん面の皮が厚くなります。

そしたら直前にAからテキストがきて「ごめん行けなくなった」と。D'に「Aがこないからナシ?」って聞いたら「Vも来れたら来るって言ってるし、僕は行くけど」ってことだったので「じゃあ私も行きたいので行く」と。

7時半集合だったので、どうやって行こうかなーって思ってたけど、トラムは途中までしか走ってないし、だいたい私の家からDuralchに行のはトラムではめちゃくちゃ不便なので自転車で行くことに。
しかしなんかこの日は、時差ぼけなのか、頭がふらふらするし、あんま体調よくないなー、、って思って熱を測ったら37.6度、、、どうりでだるいはずだ。

まあ、長居はしないだろうしと思ってとりあえずちゃりんこちゃりちゃり。
ついたころには汗だく。


メイン通りには入れなかったので、けっこう遠くに自転車をとめて、待ち合わせ場所までてくてく。
よいお天気ですが、暑いです。
しばらくしてD'がやってきて合流。「VogelのブースにAltstadtbierってのがあったよー」と。「それ絶対飲むけど、まずは水を飲ませて。今ビールのんだら確実に酔う」と水を買えるブースに行ったんだけど、500mlのガラス瓶しかなくて、重いのなんのって、、、バッグが小さかったので持ってこなかったけど、いつものようにちゃんと水筒をもってくるべきだった。

「とりあえずひとまわりしますか」ということで、会場をぐるぐると見学。
けっこう大規模なイベントなのねー、、。

で、すぐにビール。
ドイツのイベントで思うのは、ビールとかも使い捨てのカップじゃなくて、普通にジョッキで提供されて、とてもエコなこと。ただ重いし返しに行かなきゃ行けないのがめんどくさいけど。


Altstadtbierはさっぱりな夏ビール。まあ、ぜんぜん何系のビールか分かんないけど。

で、何か食べようと食べものブースをうろうろ。
私のクリスマスマーケットのお気に入りのソーセージ屋さんもあったけど、私が選んだのはビーフリブ。
こんなおじさんが焼いてるお肉がおいしくないわけがない(失礼)
fbにこの写真アップしたら、Sが「このひと僕のフットボールのコーチだった人だよ」と。世間狭ぇ。


みんなだいたい2,3本買ってたので、並びながら「2本からしか買えないのかな」って話してたんだけど、D'が聞いてくれて、1本でも買えたので1本購入。これはグラム売りで、3ユーロぐらいだったかな


お肉が骨からほろりと外れるリブで、ソースもめっちゃ美味しかった!
アメリカではみんながよくBBQしてくれたしBBQのお店にもよく行ったのでめっちゃバックリブ食べてたけど、ドイツにきてからポークも含めて美味しいリブには出会えてなかったので、これにしてよかった。

D'はなんかハムっぽいやつを食べてた。


いちいち豪快。
日本でなら「ちょっと食べてみる?」「ちょっと味見させてー」ってできるけど、ドイツでは仲良しの友達とでもシェアする文化がないので、シェアができないのはいつも寂しく感じる。1個買っても食べきれないし。


お腹も満たされたあとは、あちこちで生演奏しているバンドを厳選。
ビールを飲んでたころは「もっと人がいるかと思った」なんて言ってたけど、この時間になったらものすごい人が増えて来て、背の低い私は男女関係なくガタイのいいドイツ人の人ごみに埋もれD'をたびたび見失う。あのね、女の子と歩く時はもうちょっと気を使おうよー。(←都合のいいときだけ女の子になる)


そしていい感じのバンドを見つけたので、カクテルにスイッチ。
ひかるのついてきた。祭りだ祭りだ


もりあがってまいりました
ドイツ語の曲はまったく分からないけど、Rock me Amadeus! これ日本にいるときのみんなのカラオケの定番!!(メンバーにドイツ人がいる場合ね、笑)なつかしいなー。楽しかったな、あの頃。


99 Luftballonsとかもね。超定番。


もちろん英語の曲もまざってて、だいたい誰もが知ってる曲なので大盛り上がり。
私もけっこうよっぱらいで歌って踊る(いや、踊れませんけど)。しかし欧米の人ってみんなダンスができてかっこいいなー。

行く前はけっこうだるだるだったのに、行ってみたら思ったより楽しかったこのイベント。

結局日が変わるまでいてしまった。帰って来たら履いていったサンダルの靴底がすっかりきれいになくなっていたけど。(なんでなの、、、)