2006/04/23

千種豊月 / 蕎麦

名古屋は今池にある、妹おすすめのお蕎麦屋さん。名古屋でそば好きなら知らない人はいないお店だとか。最寄の地下鉄駅の今池駅からはちょっと遠い(徒歩7分だそう)し、分かりにくい場所にあるので、車で来る人が多いらしくまわりは路上駐車だらけ。あまり目立つお店じゃないけどかなり繁盛していて、おばさん店員がきびきびと動いていて気持ちのいいお店。
 
この「千種豊月」のお蕎麦はいわゆる更科で、白くぴかぴかと光ったのど越しのよさそうな蕎麦。そしてここのイチオシメニューは写真の「天せいろ」(1900円)。店にいるほとんどの人がこの天せいろを注文しているといっても過言ではないぐらい。せいろのお蕎麦は一枚なんだけど、100円でもう一枚お蕎麦を追加することができるので、沢山食べる男性にもおすすめ。わんこそば150杯が人生の目標(謎)である私はたぶん2枚は軽くいけると思うけど、女性にはおすすめしない。

その人気の秘密はなんといっても高さ10cmはあろうかというかき揚げの豪華さ。貝柱に、エビ、イカ、三野菜、しいたけ、とにかくこれでもかという豪華さで、このかき揚げを食べるだけでも普通の女の子ならお腹いっぱいになっちゃうんじゃないかな。天ぷらだけでさくさく楽しんだり、蕎麦つゆにつけて食べたり。巨大なのでちょっと油が胃に残ってきちゃう感じではあるんだけど、とにかく豪華な天せいろが食べたい人にはオススメのお店。もちろんお蕎麦もとっても美味しいです。

千種豊月
名古屋市千種区豊年町15-19
052-711-3588
※値段などの情報は2004年に訪れた時のものです

2006/04/21

大吉 / 台湾ラーメン @岐阜

「美味しい台湾ラーメンのお店が岐阜にあるよ」と岐阜グルメをかなり網羅している姉にこの店に連れてきてもらったのは2年ほど前。岐阜駅と西岐阜駅のちょうど中間ぐらいという車でないとアクセスしにくい辺鄙な場所にあるこの小さなお店は、いついってもお客さんでいっぱい。辛いもの大好きな私は一目一口でここのお店が気に入ってしまい、たまに無性に食べたくなったりするキケンな存在。岐阜市に住んでいる人にはいいんだけど、私の実家から行くはちょっと遠いのでなかなか足を伸ばせないのが難点。もし近かったらかなり通っちゃうであろうぐらい美味しい。
台湾ラーメンというと、名古屋本山の「台湾ラーメン」とか、「ゆきちゃん」とか、王道「味仙」とかが有名なんだけど、どこも共通しているのが、ラーメンに辛いミンチが乗っていること。このミンチをスープに溶かすことによって、辛くてうまみのあるスープができあがるという寸法。で、台湾ラーメンで私がナンバーワンだと思ってるのがここ「大吉」。
「味仙」の台湾ラーメンも私は大好きなんだけど、あの器の小ささがなんか物足りなさを感じる理由になるので(別に麺の量は少なくないんだけど)、そういった意味でもここのボリュームたっぷりの台湾ラーメンは男性でもおなかいっぱいになることうけあい。

店舗に入ると、左手にはコンテナに山積み?になった卵。「卵は無料です」と書かれていて、辛いのがちょっと苦手な人は卵で調整して食べることもできるみたい。あとは石焼ビビンバの上にのせる卵の感覚と、もうひとつ大事なのが、ラーメンを食べ終わった後に「大吉おじや」というのを頼むと、ご飯とカンカンに焼けた石を持ってきてくれるので、ラーメンのスープでおじやができるのだ。思うにおじやだけに卵は必須なのではないかと。私はまだ試したことはないんだけどね。ちなみに私は卵は使いません。せっかくのトガった辛さが台無しになっちゃうもん。

で、台湾ラーメン(900円)。ここのお店の麺は太い縮れ麺でとってもコシが強くてそれも私ごのみ。器に山盛り入っていると思われるこの麺の中には実は細モヤシがたっぷり隠れていて、それを掘り出すのもちょっと楽しい。ミンチをスープに溶かして出来る、辛くてコクのあるスープがほんとクセになるって感じなのです。ちなみにここの台湾ラーメンには「赤」と「白」があって、「赤」はすこしコッテリなんだそうな。デフォルトは「白」らしい。あと、辛さも自由に選べるんだけど、一度だけためしに1辛を頼んだら、もう、辛いというより痛かった。私はかなり辛いものは大丈夫なんだけど、それでもかなり辛く感じたから、普通の人にはたぶん食べられる辛さじゃないんじゃないかと。ココイチの1辛の感覚で頼むと大変なことになります(笑)
そして台湾ラーメンと並んでの人気メニューがこの「大吉飯」。お店に入ると、半分はラーメン、半分はこの大吉飯を食べてるんじゃないかと思えるぐらいの人気メニュー。イメージ的にはビビンバなんだけど、これもすっごいボリュームたっぷりで、普通の女の子はこれを1皿食べるのは難しいと思う。(ちなみに私は余裕でラーメン1杯に半大吉飯できます)
これまた違う意味でクセになる味で、いつも大吉に行くと「ラーメンも食べたいけど、大吉飯も食べたい、うー、どっちも食べたい!」と悶絶することになる。
とにかくオススメのこのお店、近くに来た際には是非とオススメしたいお店。
が、欠点ももちろんあって、ここのお店は1つのメニューを5人分とか10人分とか注文が入った時点でまとめて作る傾向にあって、グループで来店してそれぞれが違うメニューを注文すると、1人は食べてて、誰かは待ってて、誰かは食べ終わってて、ということが往々にして起こることなんだな。

台湾ラーメン大吉
岐阜市本荘西1-7-1 月曜定休
※このお店は取材拒否なお店らしいので写真撮影などは自己責任で。

2006/04/13

ヨーグルトメーカー

カスピ海ヨーグルトなるものが流行ったことがある。かくゆう私も「カスピ海ヨーグルトを毎日食べれば、お腹すっきり、お肌ぴかぴか」のキャッチにひかれて、種菌をもらい、毎日せっせとカスピくんを育てていたことがある。だけど次第にメンドウになってきちゃったり、雑菌が混入しちゃってカスピくんがお亡くなりになってしまったりして、いつからか作らなくなってしまった。そんなカスピ海ヨーグルトの良いところは「常温でできる」ということ。温度管理も必要なく、種を入れて雑菌が入らないようにさえ気をつければヨーグルトができるんだからそんな便利なことはない。逆にいえば、「普通のヨールグトを作るには温度管理が必須」ってことで、これはさすがに「ヨーグルトメーカー」なるものを導入しないことにはなんともならないというのが現状。
しかしこの「ヨーグルトメーカー」、いろいろなタイプのものが発売されてはいるのだけど、「使う前には器具を熱湯/煮沸消毒」などと、赤ちゃんの哺乳瓶並みに雑菌の混入に気を使わなくてはいけないものが多く「そんなメンドウなことをするぐらいなら買ったほうが安いし早い」ということで、触手ものびなかったわけなのだけど。

しかしある時、ネットお友達のはるさんのサイトで「牛乳パックのまま作れるヨーグルトメーカー」なるものが紹介されており、しかも健康によさそうだけどユニットプライスが高いLG21の増殖もできるらしい。その記事をみてから「欲しいなあ~」とは思っていたんだけど、ついこの間アマゾンの還元プログラム(商品を買うと10%~20%の範囲でギフト券が還元されるプログラム)で、7500円もの還元があり(thanx to dad)、「よーしヨーグルトメーカーを買うぞ!」とすぐさま購入。さすが日本アマゾン、注文した2日後にさくっと届いて、さっそくヨーグルトを作ってみることに。

私が買ったのはTIGER社の500ml牛乳パック用のヨーグルトメーカーで、本体と、雑菌混入防止のためのキャップ、種菌を入れるためのスプーンなどが付属していた。種菌はブルガリアヨーグルトとか、ビヒタスヨーグルトとか、とにかくいろんあものが混じってないヨーグルトなら何でもいいんだけど(でもLG21はお砂糖入ってるけど大丈夫らしい)、アマゾンのレビューで「LG21の液体タイプを使うと簡単で便利」とのコメントがあり、なるほど、と思い私もLG21の液体タイプを買ってきた。レビューによると、この液体タイプで4~5回ヨーグルトが増殖できるそうな。

んで、パックの牛乳を開封し(なるべくパックの口を触らないように)、ヨーグルトを入れる分よりちょっと大目の分量を減らしてから、ヨーグルト投入。口をしめてシャカシャカーとパックごと振ってまぜたら、ヨーグルトメーカーにセットして、雑菌防止キャップをかぶせ、あとは電源につないで5~8時間、という簡単さ。
大丈夫かなあと思っていたけど、6時間ぐらいですでにヨーグルトがしっかりできていて、なんかちょっと、感動。そのまま密閉容器に移し替え、冷蔵庫で冷やしたらできあがり~。さっそくジャムやらオリゴ糖やらを混ぜて食べているけど、酸味も少ないしとってもよい感じ。"LG21"食べてるんだぞ~という実感はないけど、はるさんみたいにお肌の調子がよくなることを、祈りつつ。
簡単にヨーグルトが増殖できるヨーグルトメーカー、とってもオススメです。
ピロリさんが生息している胃を持ってる人には特に良いのではないかと。
ちなみにカスピくんのように、子から孫へ、孫からひ孫へ・・というヨーグルトの作り方はやはり種が弱ってしまってムリらしい。その点液体のLG21は、開封してもキャップがしまるので何回も使う種菌としてとっても便利。

Amazonで「TIGERヨーグルトメーカー

2006/04/07

アクリルたわし

日本に帰ってきたら、母がちまちまとかぎ針で何かを編んでいた。テーブルの上にはいろんな色と形の作品(?)が。「なにそれ?」というと「これでお皿を洗うと洗剤を使わなくてもキレイになるの」とのこと。ふーん、そんなの別に普通のスポンジでいいじゃん、とその時は気にしてなかったんだけど、ある時「ヒマだからちょっと私も編んでみるか」と思って編み始めたのが運のつき。その終わりのない単調作業に思いっきりハマり込んでしまい。
最初は家にある毛糸でテキトウに編んでたんだけど、そのうち編図が欲しくなり、編図を買うとその作品がキレイにできる毛糸が欲しくなり。手芸店をはしごして毛糸とマイかぎ針を買い求め、黙々と作業に励む。そして本格的にはじめた第1日目は午後から午前3時まで、次の日は朝の9時からこれまた午前3時まで、さらに次の日は朝からお昼まで(毛糸が切れたのでここでストップ)、まさに寝食を忘れて編み続け、出来た作品は数知れず。毛糸も20玉は使ったと思う^^

編図を参考にしたのが、この「魔法のタワシ」という本。カラー写真と編図が交互に載っているこの本は「鈎針ひとつで(中には棒針の作品もある)こんな形にできるんだなー」とか、「この色使いってキレイだなー」と見ているだけでも意外に楽しい。早速本の中から自分の気に入ったデザインを選び出し、つくってみることに。


最初は単なる円形とか、引き上げやポップコーン編みを使ったものとか、クリスマスツリー型とか編んでいたんだけど、そのうち上の本の8ページ目にある畝あみだけでできる井ゲタ型の作品に収束。3色のグラデーションになる毛糸で25~30目の畝編を2段ずつひたすら繰り返していくだけの簡単なものなんだけど、1個作るのに4本のモチーフが必要になるので、1個作っただけではやめられない。1個作っちゃうと違う色で作りたくなる。全色つくっちゃうとパターンの組み合わせを変えたくなる、という単純さにハマる要素が満載。
そんなワケで夜中の3時までつくり続け、次の日にはまた新しい毛糸を買いに行き、また夜中の3時まで、という自分でも「何やってるんだワタシは・・・」と思いつつ、やめられない。
色の基本はピンク、黄色、グリーン、青の4色で、内側に濃いものを持ってきたり、外側にしてみたり。コロンコロンの外観はこうやって並べてみるととってもかわいい。
このアクリルたわし、食器洗いだけじゃなくていろんなものを拭いたり洗ったりできるらしいのだけど、私は意外に洗剤信者なので、茶渋を取ったりガラスの曇りを磨いたりするのにはいいかなと思うけど、洗剤を使わないのは不安だなー、笑。

あれから中途半端にあまった毛糸と毛糸くずで、オバケのQちゃん(のオーちゃん?)をイメージしてテキトウな編みぐるみをつくってみたら、「ビミョウに可愛くない」といわれたのが悔しくて、いくつか違うバージョンをつくってみたらこんどはコッチにハマってしまい、何匹もつくってしまった(笑)。顔の表情を作るのってホント難しいなー・・。
写真は一番お気に入りのツートンぴよバージョン。
底をリング編にして、ちょっとしたブラシにも使えるように、、とはいってるけど、中に綿詰めちゃったりして、もうアクリルたわしの本来の目的からはかなり遠いところにいたりもする。