2006/10/29

ル・クルーゼ(Le Creuset)

アメリカに行って良かったと思うことはいくつかあるけど、その中でもトップ5には絶対入るのが女の子の憧れル・クルーゼ製品が日本よりずっと安い値段で買えるということ。Sur La Tableだとかウィリアムズソノマだとかそういうキッチン用品のお店で買うには税金や為替(そして日本に持って帰ってくる時の送料)を考えるとそれほどのオトク感はないんだけど、私がすんでいた場所の近く(ギルロイのプレミアムアウトレット)にはルクルのアウトレットがあったり(セールのときにアウトレット価格からさらに35%オフになったりする)、キッチン用品通販のメンバーになっておくとをメールで1日限りのセールのお知らせが送られてきたりで、かなり破格のお値段で手に入れることができたりして、ついあれもこれもほしくなってしまうのだけど、日本に帰った時のことを考えて、いつもがまんがまん。(収入のない学生だったってこともあるけどね)、でもそのおかげでほんとに欲しいもの、ほんとに必要なものだけそろってる感。


まずは基本のお鍋。私が持っているロンドの20cm(イエロー)と18cm(キウィ)。20cmのイエローはプレゼントでもらったもので、1個あれば十分にその役目を果たしてくれていたんだけどルクルで炊飯をするようになってからは、炊飯用に1個、料理用にもう1個欲しくなり、語学学校を卒業した時に自分へのプレゼントとして、Sur La Tableで見て一目ぼれ同然だったキウィ色の18cmを購入。


このベーキング皿は、RossだかMarshalls(アメリカのいわゆるOPAR)かで見つけて、1個$12.50で衝動買いしたもの(でも前から欲しかったのよ)。色はRed Flameで、テーブルにものすごい映える。グラタンやラザニアなどのオーブン料理、ティラミスなんかにも使えてサイズもちょうどいいし、いろんな場面で活躍中。


で、ルクルのお鍋を持ってる人はおそらくみんな持ってるだろうと思われるのがこのスパチュラたち。これはまだ小金持ちの社会人だったころ(今も社会人だけど小金は持ってない)旅行中にハロウィン限定品(オレンジ色だからね^^)で4本セットで買ったもの。日本で買うと1本1500円ぐらいしちゃうけど、これ、たしかセットで20ドルぐらいだったと思う。お料理に、お菓子作りに、ルクルのお鍋を傷つけないで使える優れもの。シリコンの部分がはずして洗えるので衛生的だし。ただ湿気の多い日本で使っていると柄の部分をカビないように気をつけないといけないけれど。

ルクルの素敵なところは、その機能性とデザイン性どちらもとっても優秀であるってこと。ルクルで炊飯したご飯をたべたらもう炊飯器で炊いたご飯はあんまり美味しいとは思えなくなってしまって、今炊飯器持ってないし。(10万とかする炊飯器だったら同様に美味しいと思うけど、2,3万円の安い炊飯器だったら絶対にルクルで炊いたほうが美味しいと思う)
キッチンにおいてあるだけで華やかになってしまう色使い、ずっしりとした重量感と存在感、なにをとってもお気に入りの一品。ルクルは生涯Warrantyなので、本国フランスではもともとおばあちゃんからお母さん、そして娘へと受け継がれていくものなんだそうな。私も自分の娘に受け継ごう。(※その前に云々というコメントは受け付けてません)。唯一の欠点はその凶器になりうる重さ。おっちょこちょいの私はいつか足の上に落として骨折する予感。

ル・クルーゼ ジャポン

2006/10/22

ドライトマト入りクリームソースのリガトーニ


ドラマブログにならないようにレシピを久しぶりに(ま、でもHouseカテゴリは消したけど)。Porta Bellaのパスタもそうなんだけど、ドライトマトの入ったクリームパスタというものが大変に私好みであると気づいたのが、1年ぐらい前に友達とランチしたPasta Pomodoroでのこと。

  友達のYちゃんが「このお店に来るといつもコレなの~」と言って注文してたのがドライトマトの入ったクリームソースのリガトーニ。一口味見させてもらったんだけど確かにドライトマトの風味で”きりっ”と引き締まったクリームソースは大変に美味しかったのだ。しっかりこってり、ロングパスタじゃなくてショートパスタに合うソースの味。ドライトマトも簡単に手に入るしこれはマネしてみなくては、と思いそれから試行錯誤して(というほどエラそうなことしてないけど)「なんか違うような気もするけどとりあえずはこんな感じだった」という味のものが出来るようになり。

��材料>

小麦粉 :大さじ1ぐらい
バター :大さじ1ぐらい
牛乳(生クリーム、Half&Halfでも) :1カップぐらい(適当)
ドライトマト :大さじ1ぐらい
にんにく :1かけ
チキン :適当
マッシュルーム :好きなだけ
・・ってレシピにあるまじき適当な量で紹介してみる。まあ、材料をそろえて後は適当に、ってことでお願いします。

まずはホワイトソース。バターを溶かして小麦粉をしっかり炒める。でも焦げないように。ここで小麦粉をしっかり炒めておかないとソースが粉っぽく(小麦粉くさく)なるので注意。しっかりと火を通したら牛乳(生クリーム、私はHalf&Halfがいいと思う)を少しずつ加えて、泡たて器でしっかりダマがなくなるまでかき混ぜ。


できたホワイトソースは、いったんこして滑らかに。このひと手間をかけることでソースの出来がかなり違う(と思う)ので、こういうところはあまり手を抜かないように慎重に。
ホワイトソースのベースができたら、次はソースの具の準備。


ちょっとたっぷりめのオリーブオイルでにんにくをいため、香りがでてきたところでドライトマトを合わせて炒める。ちなみにドライトマトは私はいつもトレジョで2ドルぐらいのオリーブオイル漬けになってたものを買っていたんだけど、最近は日本でも普通に手に入るし、日本で買うもののほうが小瓶で使いやすかったりするので、冷蔵庫に1個いれておくといいかも。


次にマッシュルーム、チキンを入れてさらに炒め、最後にホワイトソースを投入して、牛乳(ナマクリームorHalf&Half)でのばす。チキンは時間がなければグリル(スモーク)チキンの味つきのものを使ってもいいし、自分でグリルしてもいいし。でももも肉や皮のついたものは使わないほうがベターと私は思う(私はむね肉が得意じゃないので)


ソースの味を塩コショウで調え、あとはゆでたリガトーニと合わせるだけ。パスタは絶対にショートパスタがいいと思うし、しっかりこってりした味なので、やっぱりリガトーニが一番合う気がする。
ソースはしょっぱくなるぎりぎりまでの塩加減にしたほうが、パスタをあわせた時にぼやけた味にならなくてすむと思う。彩りにパセリをちらせば、なんかレストランっぽいでしょ。