2016/04/30

妹が来たよ:1日目

去年のGWはLAに遊びに来た妹。

今年も3月ごろに「遊びにいってもいいかなー」と言うので、もちろん来てもらうのはかまわないんだけど、ドイツにまだぜんぜん慣れてないし、ドイツ語も話せないし、ソファベッドもないし、車もないし、「ロスに来たときみたいには出来ないよ」と言ったら「お休みもとらなくていいから!」と言ったので、まあ、さすがにお休みは取るけどね、、、と思いつつ、出張やらなにやらで忙しかったのもあったし、妹も直前まで激務だったのでほとんど何も計画もないままGWがきてしまった。

朝6時にフランクフルトに到着する羽田の深夜便で、「頑張って一人でカールスルーエまでいく!」と言っていた割には、電車の予約もしてない妹(まあ、こうなることは分かっていた)だったし、ICEってスーツケースを持って乗るにはほんとにしんどい電車なので、電車のチケットを予約して「迎えにいくから、、」と5時前に起きてフランクフルトへ。眠いよう。

電車は楽だけど、何が不便かっていうとカールスルーエの駅までいくトラムの時間が予測がつかないってこと。ちゃんとした時間にいっても来ないこともあるし、時間前に来たら出発しちゃうし(←これまじでどうにかしてほしい)まあでも余裕をもって駅に向かったので無事15分ほど前にカールスルーエの駅に到着。5:58発のフランクフルト行き、マンハイム乗り換え。


この朝焼けが見れただけでもよしとしよう


7年ぶりのフランクフルト空港駅。変わっているような、変わっていないような(要は覚えてない)


待ち合わせの場所もきめないまま妹は飛行機に乗ってしまっていたので、携帯が通じるかどうか不安だったけど、ICEに乗ってる間に「ついたよー」と連絡があったので安心。


朝早いのにやたら元気な妹。「飛行機でめっちゃ寝た」と。0時発とかの深夜便なので、乗ってる間ずっと寝てたらしい。飛行機で寝れる人うらやましい。でも寝れる人にとっては起きたら朝の到着なので、時差ぼけもすくなくていいのかもね、、寝れないと地獄だろうけど。

REWEで飲み物を買いあちこちにあるscoomというパン屋さんで、バタープレッツエルやラップサンド、デザートなどを買っていざカールスルーエへ。
なぜか電車のとまる位置が逆で、待ってた場所に予約した号車がこなくてめっちゃ走るはめになったけど、なんとか乗車。


妹はバタープレッツェルをいたく気に入っていた。
帰りは直行なのでらくちん。

朝早かったのもあって結構寒くって、妹が寒い寒いというので「なんでジャケットもってこなかったの?」って言ったら「おねえちゃんの荷物でスーツケースがいっぱいだったからだよ!と怒られた。

あ、、、たしかに、、、いっぱいですね、、、ごめんなさい。
スリッパがこんなに大きいとは思いませんでした。


リボルテックのポチも(笑)


やっとダンボーに友達ができました


一旦おちついてから土曜日だったので、のんびりGtenbergplatsのファーマーズマーケットにでかけたり、


昨日もきた外国人局の近くをぶらぶらしたり。



あとはKarstadtでお買い物、、、したんだけど、トラムを降りてKaiser Strに出たとたん妹が「なんか肩に電気みたいなのはしった!!!!!」と言うので、???ってなったんだけど、なんと空から鳩のフンが妹を直撃して、、いた、、、、、、、。

急いでdmに駆け込んで、除菌のウェットティッシュを買い込んでフン掃除、、、。

ドイツに来たとたんの災難でした。でも運がついたってことだよね。

2016/04/29

LiebesBeef / ハンバーガー / カールスルーエ

無事に合法的に滞在できるようになった今日のランチはちょっと足をのばして LiebesBeefというハンバーガーのお店へ。
アメリカの美味しいハンバーガーで口がすっかり肥えてしまっている私はいまだにドイツで「おいしいいいい!!」っていうハンバーガーには出会えていない。Deli Burgerは美味しかったけどカスタマイズの範囲が狭いし。マヨないし、笑


ドイツ語はまだぜんぜんできないけど、メニューはそれなりに読めるようになったと思ってたけど、ここのメニューはまったく読めない、、、なんでだろう
好きなハンバーガーと、ドリンクと、ポテトがセットになったランチメニューがあるということで、それにした。ハンバーガーは悩みに悩んでFeste Absichtというやつ。
なんかかぼちゃのケチャップがシグナチャーらしいけど、カボチャ、、?という一抹の不安があったので、マヨネーズと両方もらった(+50セントだかなんだか)


ハンバーガー。お肉はおいしかった。
けど、、、、、、、、バンズがぱっさぱさで劇的にまずい。


やっぱDeli Burgerだねー。といいながら、食後にアイスクリーム。この日めっちゃ寒かったんですけどね。
ドイツの人ってなんかみんなアイスクリームをたべてるイメージがある。街をあるいてたら半分ぐらいの人はアイスクリームを手に持ってるんじゃないかっていうぐらい(笑)

スクープは Kugel。カップは "Becher"と言うらしい。学んだ!


Fiktionsbescheinigung / 仮ビザ発行

長期滞在許可を申請したのは遥か昔の1月19日。
、、そしていまだにビザがおりません。

90日の滞在許可がきれる直前に人事の人がやっと外国人局に連絡をつけてくれて、「90日過ぎても問題ないわよ」と口頭で言われたらしいけど、そんなの信用していいものなのか。

しかも90日をとっくにすぎてるのに、「電車だからパスポートなんかチェックされないから大丈夫大丈夫♪」みたいな感じでオランダに出張にいかされて、EU内とはいえけっこうひやひやしながら国外に出たんだけど。

その話を日本人の同僚(ヨーロッパ生活が長い)にしたら、「なんでビザ申請中だっていう証明書とらなかったの?」と言われて。なんしょうその証明書ってのは、、、。
で、人事の人に早速きいてみたら「そういうのがあるみたいだね、問い合わせてみるよ」ぐらいの感じで。
、、、、なんで知らないんですかああ

オランダは無事にすんだし、もしなんかあっても出張だから会社がなんとかしてくれるだろうけど、来週は個人でパリに遊びにいく予定があるので、いつくるか分からない返答をまつわけにはいかない!とおもってみずから外国人局にアポをとった(もちろんオンライン)。
その話を人事にしたら、「一緒にいこうか?」と言われたので、就業許可のこととか聞かれてもわからないしってことで、「お願いします」ということで朝いちで一緒に外国人局へ。

アポを取る時に「ビザを申請中っていう証明書をください」と英語(とgoogle翻訳のドイツ語で)書いておいたけど、人事の人がいたので全部ドイツ語で説明してもらえて助かった。

そして発行された証明書。
正式名称はFiktionsbescheinigungというらしい。証明書というよりは、3ヶ月有効の仮ビザらしい。
このビザがあれば、シェンゲン国内は自由に移動できるらしい。(シェンゲン以外は知らない)。


なんだかおもってたより本格的な紙ぺらで驚いたけど、なによりも驚いたのは発行に20ユーロも取られたこと!!
ビザの申請に時間がかかってるのはそっちの責任だろーーーって感じ。

でもこれで安心してパリにいける。
教えてもらえてほんとうに良かった、、、、。

2016/04/27

ドイツの鎮痛剤

日本やアメリカとは違って、ドイツではドラッグストアへ行っても薬が買えない。

薬を買うには薬局へ行かなきゃいけないんだけど、もちろん対面販売で、英語はほとんど通じない。
欲しいものの名前が分かってれば、スマホ見せたりしてコミュニケーションがとれるんだろうけど、あるかどうか分からないものを聞くのは私には(まだ←と言っておきたい)到底無理。

アメリカから持って来た鎮痛剤がそろそろなくなるので、鎮痛剤を買いたかったんだけど、私はイブプロフェンやアスピリン系の鎮痛剤はまったく効かないので、日本にいる時からタイレノールしか使ってなかった。
タイレノールはアメリカのブランドなので、アメリカでは手に入れるのに苦労はしなかったけど、ただ恐ろしい量のアセトアミノフェンが入ってる(レギュラーで600mgとか)ので、子供用のタイレノールを買ってた。

ドイツではタイレノールを見かけたことがなく、聞き方もわからないのでCについていってもらうことに。こんな小さくて簡単なことも自分で出来ない悲しさ。
Cが薬局の人に、「タイレノールと同じ成分のものはどれか」ってきいてくれて、薬局の人がパソコンで(多分)成分を検索してたけど、分かんなかったみたいで、Cが「イブプロフェンやアスピリンがだめならパラセタモールためしてみたら」というので、じゃあそれで。と。


やっぱり500mg。どんなけみんな強靭な肉体をもっているのでしょうか。
でも20錠で2ユーロちょっととかなり安い。
もう少し有効成分量が少ないものはないのか聞いてもらったけど、行った薬局では500mgが一番少ないやつらしい。
「肝臓を痛めるからあまり沢山飲まないように」と注意を受ける。(Cが通訳してくれた)
いや、それならもっと成分少なくしようよ!みたいな。

でも家に帰って来てから調べてみたら、パラセタモール=アセトアミノフェンということが分かったので一安心。

さすがに500mgを一気に飲みたくないので、ピルカッター(Tablettenschneider)を購入。

Apex Tablettenteiler Tablettenschneider Pillenteiler


言葉の分からない国で生きて行くって大変。
まあ、次からは箱見せて買うけど(笑)

2016/04/24

膨らまないマフィン / 実験は続く(2)

何をどうやっても膨らまないマフィン。
取り憑かれたようにいろいろ試してるけど、何をどうしても膨らまない。

前にも書いたけど、ドイツの小麦粉は「薄力粉」ってのがなくて、私が探した中で一番たんぱく量がすくないのでも9.8%とか。
グルテンがでないように粉と合わせる時にほとんど混ぜてないのに、膨らまない。
ならベーキングパウダーじゃなくて小麦粉をなんとかしよう、、とアメリカのAP小麦粉をケーキ用小麦粉にする技を試してみることに

まあ、技と言ってもコーンスターチを混ぜるだけなんだけど。1カップの小麦粉(128gぐらい)に対して大さじ2のコーンスターチと入れ替える方式。


結果:膨らまない!そして不味い!!
、、、、こんなんでケーキとか作ったらまじで最悪だと思います。二度と試さない。

もうあきらめかけてたけど、バターを練らなくていいしと思って、昨日の記事で参照したアメリカのレシピを試してみることに。
粉ものも全部一気にあわせて、バターも溶かしバターで、ドライとウェットを先に完全に混ぜて合わせる超簡単レシピ。焼き方がちょっと違って、220度で5分、190度にさげて15〜20分

ドライ全混ぜ。

ウェット全混ぜ。

結果:あんま変わんない。


ちょっと今日はおなかがいっぱい過ぎるので味見してないけど、これで味がかわんないならこっちのほうが断然らくだし(生地をつくるのに10分もかからない)、膨らんでくれたらほんとなんの文句もないんだけど、、、。

しかしこの大量のマフィン(コーンスターチのくそまずいやつも含め)、どうしたらいいんでしょう。


ちょっともうしばらくはマフィンを見たくない。

2016/04/23

膨らまないマフィン / 実験は続く

何をやっても綺麗なドーム型に膨らまないマフィン
同僚にいろいろ聞いてみたり(けっきょくドイツの人も同じ問題を抱えている人が多いということは分かった)、レシピをかえてみたり、、、でもまったく改善されない。

重曹(小さじ1/2)を加えてみる
結果:ほとんど変化なし。重曹を入れたら酸が必要だけど、特になにもいれなかったのが原因かも。写真もめんどくて撮ってない、笑

ベーキングパウダーを自分で配合してみる
「ドイツ マフィン 膨らまない」とか「ドイツ ベーキングソーダ」で検索ばっかりしてるけど、マフィンじゃないけどドイツでスコーンを焼いている人のブログを見つけて、cream of tartarと(これ高いからあまり使いたくないんだけど、笑)重曹を 2:1でまぜて自作ベーキングパウダー。


結果:ほとんど変化なし。というかむしろ悪化。
というのも、オレンジの皮がもうなくて、チョコマフィンにしたからかもしれないけど、笑
違いを見るには他の要素を同じにするという化学の基本を完全に無視。


重曹とバターミルクを使ってみる
重曹がもうちょっと元気になる?ように牛乳をバターミルクに変更。
ついでにアーモンドプードルの量を減らして、小麦粉を増やしてみる(他の要素を同じにす、、ry)


結果:ほとんど変化なし
多少盛り上がっているように見えるのは、単にカップに入れる量を増やしたからです。
そしてアーモンドプードルを減らしたからやぱあんま美味しくない。


マフィントップが作りたいのに、試作品の食べ過ぎで自分にマフィントップがついてしまう、、、

これとか、こんな適当につくってんのにこのマフィントップ。
焼く温度を上げてみるかなあ、、、

でもそろそろ実験に飽きて来た

2016/04/20

オレンジマフィン / ドイツのベーキングパウダー

唐突ですが

、、、ドイツのベーキングパウダーて膨らまなくね?

キッチンエイドを買ってから、数回マフィンを焼いてるんだけど、とにかく膨らまない。ドイツの小麦粉は中力粉だからなのかもしれないし、アーモンドプードルを混ぜてるのでそのせいかもしれないけど、それにしても膨らまない。アメリカではそういえばマフィンは作ったことなかったけど、日本ではマフィンなんてどれだけ適当につくっても失敗したことなんて一度もないのに。
いろいろ違うブランドを買って試してみたけど、どれも結果は同じ。

で、今日Cに「なんでドイツのベーキングパウダーは膨らまないの?」って聞いたら「僕の奥さんも同じことを言ってた」と。やぱなんか成分が違うんだろうか。
私もいろいろ調べて、クレームオブタータを入れてみたり、量を増やしてみたりしたけど、あまり改善されず。ドイツのベーキングパウダーはアルミニウムが含まれてるのが多いので weinstein(要はクレームオブタータ)から作ったベーキングパウダーを使うべきだということも分かったので、とりあえず買って来た。小麦粉のグルテン量がただでさえも多いから、グルテンフリー。


バター............150g
グラニュー糖.........120g
卵..............3個
牛乳.............120cc
小麦粉............150g
アーモンドプードル......90g  (小麦粉とアーモンドプードルあわせて240g)
ベーキングパウダー......15g
オレンジピール(砂糖漬け)..100g
オレンジの皮.........大1+1/2

私の本来のレシピはベーキングパウダーは9gだけど、かなり量を増やしている。(多分あまり意味ない)
重曹を入れる手もあるかとは思うんだけど、酸の成分がないので(バターミルク使うとか?)とりあえずあまりカスタマイズしない方向で。

バターとお砂糖を練ります。この作業が手だったら大変だけど、キッチンエイドなら超らくちん。うるさいけど。スパチュラのついたアタッチメントが欲しくなる。


バターが練りあがったら、室温にもどした卵をほんとに少しずつ加えて、撹拌、加えて、撹拌を繰り返す。一気に卵をいれると分離してどーにもならなくなる。

オレンジの風味をつけるのに、このセットがよい感じ。
orangen-schalen(オレンジピール)と書かれたものをドライのオレンジピールだと思って、デコレーションに使えるかとおもって試しにかってみたんだけど、粉末状になってたので、粉とあわせて使ってみることに。


ものすごいいい香りがします。
小麦粉と、ベーキングパウダーをあわせてふるったものに、アーモンドプードルもあわせてさらにふるって、オレンジの粉をいれる感じで。


生地に粉 1/3 → 牛乳 1/2 → 粉1/3 → 牛乳 1/2 → 粉 1/3の順で投入してざっくり混ぜ合わせる。
最後の粉と一緒にオレンジピール。計量もしなくていいしすでに刻まれてるのでかなり便利。


アイスクリームスクープでマフィン型に流し込み。
普通だったら「膨らむので型の7分目まで」ってのがマフィンの定番(?)だけど、大目にいれてます


180度のオーブンで25分。
大目にいれてもこんなだよ!!!
マフィントップどころか、、のレベル。


何がいけないのか考えるより、日本からベーキングパウダーを持って来てもらうことにした(笑)
日本のベーキングパウダーでもダメだったら、小麦粉がだめなんだということであきらめよう。
アーモンドプードルなしで試してみたほうがいい気もするけど、アーモンドプードルをいれると味が格段によくなるので、ふくらみを犠牲にしても入れたい。

膨らまないけど、オレンジの風味が豊かで味はかなり美味しいのでお勧め。

2016/04/18

オランダへ

ちょっくら仕事でオランダへ行ってきました。

、、、って国外に気軽にでてる場合じゃないんですけどね。(まあ、いろいろ大人の事情があるんです)
6時間近くの電車の旅。朝早かったから結構寝たけど、しんどい。

仕事なので具体的な場所は書けないけど、オランダ=チューリップ、風車、ゴーダチーズ、木靴、背の高い人たち、、というステレオタイプなイメージしかなかったけど、ゴーダチーズ以外は何も出会えませんでした(笑)

行きはケルン経由だったのでケルン大聖堂が見える?!って思ったけど、普通に見逃した。っていうか帰りははっきり見えた(電車がホーエンツォレン橋をちゃんと通った)ので、多分経路が違ったのかなあ。

置いといて。
「オランダ人はなんでもフライにする」ってCが言ってたけど、揚げ物の自動販売機があった。コロッケとかぽつんと置かれている。


夕食はなんかローカルなものが食べたいと思ったけど、なにがローカルなのかも分からず、結局無難にフィッシュアンドチップスなんかを食べてしまったり。フライドポテトうまー。


ビールも飲んだけど、まあ、別に、、、みたいな。小さいし。
やぱビールはドイツがナンバーワンだね。


次の日にパートナー会社さんの人につれていってもらったランチ。朝ご飯みたいに見えるけど、ランチなんです。卵3個ですよ!びっくりした。
半熟の目玉焼き。醤油がほしい。と心のなかでつぶやいた。


オランダ語はドイツ語より知識ないけど、ドイツ語と英語をミックスしたみたいな言語だなあって感じ。
でもなにが素敵かって、オランダの人はみんな英語が話せる!レストランでも、どこへいっても英語が通じるので、ほんとらくちんだった。ドイツ語もだいたいみんな話せるらしい。すごいねえ。

そして帰途。また6時間近くの旅。
夕食もぱっさぱさのパンを電車の中で食べるひもじい旅だったのに、電車が遅れに遅れて、マンハイムでの乗り継ぎに間に合わず。寒いプラットフォームで1時間ちかく過ごすことになり、疲れ切った身体に鞭うたれる状態。駅校舎にグリーンソースの広告があった。


そして11時が過ぎてやっとカールスルーエに到着したけど、そうなのです。この日はトラムがストライキで全部とまってるのです。(日曜日にCが教えてくれた)
駅からうちまで30分ぐらいなので歩けないことはないけど、寒いし、スーツだし、ヒールだし、夜遅いし、荷物重いし、でタクシー乗り場へ。

当然ドイツ語でコミュニケーションできないので、iPhoneで地図を表示して「ここへ行きたい」と言ったけど、なんていうんですかね、無礼を絵に描いたようなタクシードライバーで、わかったともわからないとも言わないし。大きくため息とかつかれつつ。

家の近くまで来たけど(まだかなり遠い)、いきなり車を寄せてとめるので「ごーすとれいと、ぷりーず」って言ったけど、無視。で、もういいわとおもって「レシートちょうだいよ」って言ったら、また大きくため息をつかれて、レシートを出して来て。

こちとらオランダから7時間以上もかけて帰って来て、死ぬほどつかれてる&凍えてるのに、ほんと嫌な思いをして、二度とどいつでタクシーなんか乗るかと思った。

今思い出しても腹立つわ。

2016/04/15

さようなら秘密ビール

昨日の暴飲暴食で胃がもたれるはなきん。

来週は月火とオランダへ出張があるので準備でてんてこまい。ほんとうは来週にしたかったけど先方の都合が合わなかったので仕方がない。

準備は全然終わる気配もなく(だいたいやりたいことがあると別件で邪魔が入る。そもそも私は行く必要もないのに、一緒に行く人がコミュ障だからといって同伴させられ、しかもアジェンダも全部私が準備しなきゃいけない。どういう不公平、、)、まあ土日にやるしかないなってさっさとあきらめてまたCとFとVogel、笑。

今日は秘密ビール(Helles Festbier)の最終日。
「次はMaibockだねー」なんて話してたんだけど、着いて席に座ったら、、、

ああああああ、Festbierが消されてるううううう


Fが念のため店員さんに聞いてくれたんだけど、やっぱり終わってしまったとのこと。
別にわたしはPilsも嫌いじゃないけど、Festbierはかなりのお気に入りだったので、がっかり。PilsがあまりすきじゃないCのガッカリ度は半端なかった、笑。


仕方ないのでPils。
おなかがすいていたので(まったくどういう強靭な胃をもっているのか私は)、ポテトを頼んだけど、マヨネーズたのんで食べてたらCとFにかなりひかれた。ポテトにマヨって美味しいと思うんだけど。まあでもポテトはそこまで美味しくなかった。全部食べたけど(笑)。


さわやかフルーティーな秘密ビール美味しかったなあ。
Maibockもきっと美味しいだろうけど、Maibockはきっとずっしり系だろうし。

およばれ

今日はEのうちでおよばれ。

仕事は忙しいし、ガトーショコラを持っていくのに箱も何もないし、いそいでラッピングペーパーとリボンを買ってかえろうとしたらトラムは来ないし、てんやわや。

Eの家について、シャンパン(モエシャンだったよ!)を飲んだり、子供たちと遊んだりしながら時間をすごす。しかし可愛いなあ。レゴをみせてくれたり、ラジコンカーをみせてくれたり。
1時間ぐらいしてやっとMが来たので、いよいよ食事。

すでにキレーにテーブルがセッティングされてたけど、料理がのるとまた映えること映えること、、
ヨーロッパのおもてなしをまなばなくてわ
今日はトルコにルーツがあるEとEのおねーさんの合作、トルコ料理。

オードブルなすのペーストみたいなものと、チーズ、そしてトルコで一般的なごまのベーグルみたいなものに、手作りのオリーブのペーストを塗ったもの。ちょっとまてもしかしてこのごまのパンも手作りだったのかも!
こういう立体的なアペタイザーの出し方は勉強になる。食器ないけど、笑


Mがもってきたアルゼンチンのマルベック。
Zin派の私はそこまで好みでもなかったけど、Eはすごく気に入ってたので今後のワインの手みやげの参考に。まあ、ワインを持っていくことはないだろうけど、、笑


メインはなすにひき肉をつめたムサカみたいなのと、でっかいししとうみたいなんをこれまたどうやってやるんだろうって感じでグリルしたもの。なんだろう、なんか味付けに日本食に通じるなにかがある。お出汁や醤油はつかってないだろうけど、、トルコ料理ってまったく知識がないけど、茄子がけっこう重要な食材ということは分かった。


そしてデザートのチョコムース。
なにこのジャー、かわいい
ガトーショコラも出してくれたけど、やぱ焼き過ぎだった、笑


お腹いっぱいになって、それでもまだワインを飲んで、帰るころには「あ、これはちょっとやばいかも」ってぐらいによっぱらいに。

アメリカだったら絶対運転して帰れないレベルのよっぱらい感。
幸いMが車に乗せて帰ってくれたので無事帰宅出来たけど(笑)

楽しかった&美味しかった。レシピもらわなきゃ。

2016/04/14

ランチとドイツのサービス

最近はもうランチにいくところもかたまりつつあり、同じレストランで同じものを食べることが多いので写真もあまりないけど、たまにはランチ写真もアップ。

これは水曜日のチリレストラン(Cilantro)のお肉メニュー。
お肉はまあ普通なんだけど、付け合わせのパプリカに入ったコーンクリームがほんと美味しかった。
プレゼンテーション的にも素敵だし、このアイデアはいただき。
この日はお店にはいったら、「ガス入りのお水とガスなしのお水ですよね?笑」っていってすぐにお水がでてきて、「顔見知りになった!」とほのかな喜び。


これは木曜日のビーガンレストランのディンケルのペンネ。
このビーガンのお店にくると、いつもディジョンのハンバーガーか、バーベキューのハンバーガーしか食べてなかったけど、この日はハンバーガーって気分じゃなくて、このペンネはCの大のお気に入りなのでためしてみたらこれが大正解!バターも生クリームも使ってないなんて信じられない。

Dinkel-Penne Provençale : mit frischen Pilzen, Haferrahm-Sauce mit Kräutern der Provence, Salbei, Walnüssen und Frühlingslauch

正直クルミはいらないなって思ったけど、Café Rihで食べたタリオリーニのソースに近い美味しさ。ただパスタは茹で過ぎだったけどね。生クリームの変わりに Haferrahm(オーツミルク)を使っているみたい。あとはエルブドプロヴァンス、セージにネギ。セージも育ててるけどさっぱり使い道がわからないのでこんどパスタに使ってみよう。

Cがバケーションで会社にいなかったのでこのビーガンのレストランに行ったのはかなり久しぶりだったんだけど、注文する時に店員さんがCになにか話してて(ドイツ語なので分からない)Cがすごい感謝してたので、なんだろう?って思って聞いてみたら、2週間ほど前にこのレストランに来た時、Cが奥さんのためにクッキーを買おうとしたんだけど、商品の入れ替えがあったみたいでもう置いてないって言われて。で、Cが店員さんに、どこのクッキーか分かる?って聞いてたんだけど、その時は分からない、って言われて。
Cが僕がクッキーのこと彼女に聞いたの覚えてる?って聞いたので「うん覚えてる。彼女だったかどうかは覚えてないけどCめっちゃがっかりしてたもんね」って言ったら、「そしたら今彼女が、オーナーに聞いてくれててブランドを教えてくれたんだよ。」って。「あんな前に聞いたことを覚えてるのもすごいし、聞いたのが僕だって覚えてるのもすごいね」って。
ハッピーそうなC。

ドイツに来る前、「ドイツのサービスはほんと最悪だから」と誰もが言ってたけど、そりゃもちろん日本のサービスレベルやアメリカの過剰なフレンドリーさ比べたらあれかもしれないけど、普通にみんな笑顔対応だし、一人のいつ戻ってくるかわからないお客さんのために、ちゃんと聞かれたことを調べて覚えてる店員さんに会える確率ってどんなもんだろう?

前にも書いたけど私がそういう機会に出会うのが多いのはCと一緒にいるからで、Cのソーシャルな人柄がそういう人たちに出会う機会を増やしている気はするけど、でもそこまでドイツのサービスがひどいと思ったことはない。まあ、ワタシひとりだと、言葉ができないせいでけっこうキツい扱いをうけることはままあるけど、笑。

ちなみにこの日会社帰りにScheckinに買い物に行ったんだけど、この店員さんにばったり会って、そしたら「はろー」ってにっこり挨拶してくれて。(人の顔を覚えるのが苦手なわたしは一瞬誰?って感じだったのに)
たぶんこの人めっちゃ記憶力いいんだろうな。