2018/06/06

初歯医者

昨日ランチを食べた後から、胃の調子がめっちゃ悪くなって。

昨日は久しぶりに前の会社の同僚たちとビールを飲みにいったんだけど、胃がいたすぎて1杯のめなかった
大好きなブルストサラダもあまり楽しめなかった、、。


閑話休題
アメリカに引っ越してから、保険の仕組みが難しくてずっと行ってなかった歯医者。
親知らずもたまにすごい痛むし、なにより歯のクリーニングがしたくて、ドイツにきてから同僚に紹介してもらった場所とかにメールとかで問い合わせ(いちおう英語+ドイツ語google翻訳で)を送ったけど気持ちいいぐらいに全部スルーされ。

こないだその話をしたら、今の会社の同僚が「オンラインで予約できるところあるよ」って教えてくれて、結局ウェブサイトは改装中でオンラインで予約はできなかったんだけど、メールで問い合わせしたら、うまれてはじめて返事がきて。
それで晴れて歯のチェックアップとクリーニングにいくことができました☆

綺麗なオフィス


ドイツ語が話せないことで困るのは、だいたいドクターは英語はなせるけど、受付の人とかは話せないってことなんだけど、ここは最小のコミュニケーションができるぐらいには話してくれて(80パーはドイツ語だけど、英語の単語をまぜてくれる)、問診票も英語のが用意されていて、助かった、、、。問診とか絶対ドイツ語じゃわかんない

治療室もめっちゃ綺麗だし、クリーニングもものすごい時間をかけてやってくれて。ただやっぱり日本と比べたら大雑把。エアフローっていうの?パウダーを吹き付けて歯を綺麗にするやつ、あれをやってくれたんだけど、顔にびゅんびゅん粉がかかって大変な状態になった。日本だとだいたい顔のよこに掃除機の吸い込みみたいなのあるよね。

ドイツの歯科はレントゲンとらないって聞いたけど、ちゃんととってくれたし。ただ「最後にレントゲンとったのいつ?」って日本じゃ聞かれない質問をされたけど(覚えてません)。ドイツはレントゲンにはほんとうるさくて、ひとりひとりちゃんとレントゲン履歴みたいなものを把握してるらしい。
関係ないけど、レントゲンがまさに「Röntgen」ってことをうまれて初めて知って目からぼろぼろウロコが落ちた。医学用語ってドイツ語から来てるのほんと多いんだね。

神経に近い場所にあるので日本では口腔外科に行かないと抜けないと言われてた親知らずの話もしたんだけど、「別に大丈夫だと思うけどー」みたいな感じで。ほんとにモノが挟まって歯磨きしにくいし、疲れがたまると腫れて痛むので抜けるなら抜きたいな、、、。

そして無事虫歯が2個みつかりました☆ まあアメリカ行く前に日本の歯医者でチェックはしたから知ってたけど。っていうかもっとあるんですけどね。

1回目の治療でインレーの型をとって、ラボでセラミックのインレーを作って、2回目にインレーをはめてどちらもだいたい1時間半の治療ですねーと。

自分の保険の免責がいくらなのかもしらない私だけど、歯の治療をすすめるには、1)歯医者さんから治療に必要な金額の明細が送られてくる 2)保険会社に明細を転送して、保険のカバー範囲を確認する 3)(自己負担額)同意すれば治療 というめんどくさい感じになるみたい。
ほんと日本の保険の仕組みってらくだよなー

でも今年は病院でいろいろチェックアップしてもらうのが目標でもあるので(免責範囲を超えたら、保険のカバー範囲ならどんどん病院に行ったほうがよい)、とりあえず歯の治療にいくらかかるか、保険のカバー範囲を汁にはどうしたらいいのか、落ち着いて考えよう(笑)

2018/06/03

天空の城(2)

天空の城(1)

お城見学のあとは、お城を同じ高さから見ることのできるビューポイント(Zeller Horn)へ。
事前に調べたところでは、Zollersteighofという場所から歩いていくのがよいらしい、ということだったので、ぐぐるまっぷで目的地を設定してZollersteighofへ向かう。

途中Bollという街の入り口で再度お城をぱちり。



さっきまでいた場所なのに、もうこんなに遠い。


バーデンバーデンのお城に行く時もそうだったけど、車がすれ違えない細い道をあがっていくので対向車がきたらどうしよう、、と不安になる。
で、さらに細いみちを目の前にしたところで、途中でちょと広い場所に出て、パーキングもあったのでそこに一旦とめて、地図を調べてみる。
そしたらなんかここからでも行けそうやん?


対向車の不安に負けて、ここから行くことに。
これが大きな間違いだったということに気づくのは10分後ぐらい、、、笑

地図を確認


あら見晴らしいいし。


道も綺麗。途中のベンチに座りながら景色も堪能してのんびりハイキング開始


階段がなくなったらいきなり山道に。


えっ、ここを行くんですか、、、


道なき道。木とか倒れてて道ふさがってるし。
ハイキングするつもりだったので、もちろんハイキングシューズを履いてきているけど、靴底が滑らないようにしっかりしてるとかそういう類いのシューズじゃないので、ぬかるんだ道でずるずる滑る。
でも後戻りすることもできない、、、。googleまっぷも、GPSがうまくとれないのか「ここでまがりなさーい」とか言うんだけど、まがる道ないし。


えーん(泣)写真じゃよくわからないけど、けっこうな勾配なの。滑るから歩きづらい。
しかも誰も歩いてないし。大丈夫なのか、、、
道のとなりは落ちたら大変な感じ。遭難という2文字が頭をよぎる(いや冗談じゃなく)


頑張って歩いたら、いきなり目の前がひらける。Zellerhornwieseという場所っぽいけど、ただの何もない草ぼーぼーの場所。ハチ(かアブ)もぶんぶん飛んでるし、蛇がでてきたらどうしよう、、とか


でも上を見上げたら、Zeller Hornぽい場所が見えたので、がんばって歩く。


やたー!看板がでてきたー!私の来た道の方向にはなにも看板がない(笑)


看板には200mと書かれてますが、急勾配の道無き道の200mは長く感じます


これとかさー、完全トラップでしょ。「左に行ってね」って書いてあるから左に行ったけど(左はほとんど道がない)、普通右に行くよね


ずるずる滑りながらも。
みーえーてーきーたー!!!!!


とうとう、とうとう来たよー、おかーさーん!


山頂にそびえ立つ天空の城。
(写真の色味がちがうのは、望遠レンズの一眼レフで撮ったからです。ほんとはもっと青空なのよ)


非日常ってこういうことを言うんだろうか。




最初は石段にすわってぼーっとお城を眺めて、だんだん暑くなってきたので、ベンチにすわってまたぼーっと。
わたしココにならずっといられる


しかしZollersteighof方面からやってくる人はものすごい軽装で、パンプスとかビーサンで来てる人もいたので、かなり楽なみちのりだったと思われる。




出かける時は常に水筒持参できてるけど、ハイキングがあまりに高度だったで、途中で全部のんでしまって喉がからから。そしてここに来るまでに散々迷ったのと、写真を撮りまくったせいで、携帯の充電がもうすぐ切れる、、、、、

もっともっとずっとここで景色を楽しみたかったけど、携帯の電池切れるイコール帰り道分からなくなるという命にかかわる事象なので、泣く泣くZeller Hornを後にした。
ほんとにもっとここにいたかった、、、。


後ろ髪を引かれる思いとはこういうことか


そして帰りも当然山道(笑)
しかも下りだと、滑り率がはんぱない!こわいよーこわいよーママン
グーグルさんが違う道を案内してきたので、それに従って歩くのみ

また木が倒れてるし。


行きは間違った道を通ってしまったのかと思ってたけど、帰りも同じような感じだったので、たんに足下が悪かっただけなんだろう。行きに分岐した道を確認したらちゃんと「こっち○」って矢印がちいさく木に貼ってあったし


女の子達がかなりの軽装で山に向かって行ったけど、大丈夫かしらあの子達、、、
やっと下界にでた。電池は2パー。あぶなかった、、、。あの時点で帰って来たのは正しい判断だった。


予定しないハードなハイキングになってしまったけど、Zeller Hornからの眺めはほんと筆舌に尽くしがたい美しさだった。

頑張って行ってよかった。
車があるだけで、こんな素敵な一日がすごせる。

天空の城(1)

両親が帰国してから、天気があまり良くなかったのもあるけど、やっぱり出かけるのに背中を押してくれる理由がなくなってしまって、車も雨(予定)の日に一度会社に乗っていっただけで全然乗ってないし。
これではあかんと思って、今週は一念発起で「とにかく出かける」のを目標に。

行き先候補は、チュービンゲンか、ホーエンツォレルン城。
私は正直チュービンゲンもD'が教えてくれるまで知らなかったし、ホーエンツォレルン城のことは名前は知っててもどこにあるのかとかも全く知らなかったんだけど、VとD'がプレゼントでくれたガイドブックに載ってた写真をみて「ここはドイツにいる間に絶対行く!」と決めてた場所。

カールスルーエからは130kmぐらい。2時間以内で行ける場所はめっちゃ近く感じる。でも130kmって岐阜からだと軽く京都に行ける距離なんだよね。ドイツにいると距離感覚おかしくなる。


天気次第なので、天気予報とにらめっこ。昨日の時点ではチュービンゲンはやや曇り、ホーエンツォレルン城は太陽のない曇り、、、って感じで。明日起きて天気が悪かったらチュービンゲンにしよ、って思ってたんだけど、朝起きて天気予報をチェックしたら、、、曇りだけど大丈夫そう。
珍しくハイキングしたい気持ちもあったので、いざホーエンツォレルン城へ。


A8→27を快適にドライブ。ほんとに天気がよくて、ドライブが楽しい!ほんとに景色がよかったので、GoProで録画すればよかったよ、、、、(aka後の祭り)

車で走ってる途中からもうお城が見えて来て「ああああああ写真を撮る人がいないいいいい」て感じだったけど、お城へ続く細い道に入ったところで、路側帯がちょこちょこあったので、車をとめてぱちり。
やぱ一人だと運転中の写真が撮れないのが悲しい。


そのままお城のパーキングへ。パーキングは1日2ユーロ。
チケットセンターへ行って、お城の入場券を買う(※お城についてからも買えます)。ノイシュバンシュタインも中は「まあ、別に、、」って感じだったから、お城の外だけいけるチケット(たしか7ユーロとか)が欲しかったんだけど、「今日はお城の中を自由に見て回れる日なので、一律で12ユーロなんです」と言われて、まあ、お城の外は行きたいし、、と思って購入。

ここはハイキングする気はなかったのでさくっとシャトルバス。


そしてさくっと到着。5分もかからなかったんじゃなかろうか。



まずはお城のまわりを見てまわる
きれい、、、、。そして天気がステキすぎる。
ドイツのオレンジの屋根の街並みを高いところから見るのがほんと好き。





お城のまわりにはところどころベンチが設置されているので、のんびり座って景色堪能。
一人だと時間が自由に使えていいよね。(さみしいけど)

ちゃんとお城の写真もあるよ





お城自体の素敵さは、ハイデルベルグにはかなわないなー、って感じだけど。
お城の中はそこまで興味ないけど、とりあえず12ユーロも払ったので入ります(笑)


城内は撮影禁止どころか、土足も禁止です(笑)でっかいスリッパを靴の上からはかなきゃいけないんだけど、これが歩きにくいわ、滑るわで大変だった。
ガイドツアーは今日はないけど、部屋毎にガイドの人がいるっぽい。でもドイツ語でガイドしてたので完全するー。っていうかほんとにあまり興味がない。綺麗だなー、豪華だなー、ぐらいで。
しかも城内まわるとこ短い!外だけチケットを買える日(多分日曜日だったからかな?)に来たほうがよかった。(※あくまで私の場合です)

朝からコーヒーだけでやってきたので、小腹がすいたのでお城の敷地内にあるビアガルテンで軽くランチ。
こんなとこでごはんとか、超欧州。


まっ、あんまり美味しくなかったけどね。ロケーション大事。
ビール飲みたかった、、、、。


そして心残りの内容に、お城のまわりをもう一周。ああもうずっとここにいたい



でも次があるので帰るけど。このスロープの景色もお気に入り。
しかしこんな山の上にたいそうなものを建てたもんですね。


シャトルバスは実は往復買ってしまったんだけど、往路が驚くほど短かったし、20分毎しか走ってないのでいつくるかわからないバスを待つのもめんどくさいと思って歩いて下りることにした。違う道通りたいしね。




私は下りなのでらくらくですが、あがってくるひとはかなりしんどそうで。途中で「あとどれくらいかな?」って聞かれたので、実際行きはバス使ってるからわかんないんだけど「あと半分ぐらいですよ。がんばって」とほんとにいい加減なことを口走る。まあでも実際下りたら半分ぐらいの位置だったので、よしとしよう。

正直上りはかなり辛そうだった。
ハイデルベルグもそうだけど、上りはシャトルバス使って、下りは歩いて下りるのがいいかと。半分ぐらいは階段なので、そこまでしんどくはないと思うけど、、、(坂のほうがしんどいと感じるのは私だけ?)

そして駐車場に到着。お手洗いをすませ(ここのお手洗いは、有料なかわりにお掃除のおばさんが常駐しているので、綺麗で安心して行きと帰りと利用させてもらいました)、次の目的地(こっちが本命とも言う)へ!