2006/04/21

大吉 / 台湾ラーメン @岐阜

「美味しい台湾ラーメンのお店が岐阜にあるよ」と岐阜グルメをかなり網羅している姉にこの店に連れてきてもらったのは2年ほど前。岐阜駅と西岐阜駅のちょうど中間ぐらいという車でないとアクセスしにくい辺鄙な場所にあるこの小さなお店は、いついってもお客さんでいっぱい。辛いもの大好きな私は一目一口でここのお店が気に入ってしまい、たまに無性に食べたくなったりするキケンな存在。岐阜市に住んでいる人にはいいんだけど、私の実家から行くはちょっと遠いのでなかなか足を伸ばせないのが難点。もし近かったらかなり通っちゃうであろうぐらい美味しい。
台湾ラーメンというと、名古屋本山の「台湾ラーメン」とか、「ゆきちゃん」とか、王道「味仙」とかが有名なんだけど、どこも共通しているのが、ラーメンに辛いミンチが乗っていること。このミンチをスープに溶かすことによって、辛くてうまみのあるスープができあがるという寸法。で、台湾ラーメンで私がナンバーワンだと思ってるのがここ「大吉」。
「味仙」の台湾ラーメンも私は大好きなんだけど、あの器の小ささがなんか物足りなさを感じる理由になるので(別に麺の量は少なくないんだけど)、そういった意味でもここのボリュームたっぷりの台湾ラーメンは男性でもおなかいっぱいになることうけあい。

店舗に入ると、左手にはコンテナに山積み?になった卵。「卵は無料です」と書かれていて、辛いのがちょっと苦手な人は卵で調整して食べることもできるみたい。あとは石焼ビビンバの上にのせる卵の感覚と、もうひとつ大事なのが、ラーメンを食べ終わった後に「大吉おじや」というのを頼むと、ご飯とカンカンに焼けた石を持ってきてくれるので、ラーメンのスープでおじやができるのだ。思うにおじやだけに卵は必須なのではないかと。私はまだ試したことはないんだけどね。ちなみに私は卵は使いません。せっかくのトガった辛さが台無しになっちゃうもん。

で、台湾ラーメン(900円)。ここのお店の麺は太い縮れ麺でとってもコシが強くてそれも私ごのみ。器に山盛り入っていると思われるこの麺の中には実は細モヤシがたっぷり隠れていて、それを掘り出すのもちょっと楽しい。ミンチをスープに溶かして出来る、辛くてコクのあるスープがほんとクセになるって感じなのです。ちなみにここの台湾ラーメンには「赤」と「白」があって、「赤」はすこしコッテリなんだそうな。デフォルトは「白」らしい。あと、辛さも自由に選べるんだけど、一度だけためしに1辛を頼んだら、もう、辛いというより痛かった。私はかなり辛いものは大丈夫なんだけど、それでもかなり辛く感じたから、普通の人にはたぶん食べられる辛さじゃないんじゃないかと。ココイチの1辛の感覚で頼むと大変なことになります(笑)
そして台湾ラーメンと並んでの人気メニューがこの「大吉飯」。お店に入ると、半分はラーメン、半分はこの大吉飯を食べてるんじゃないかと思えるぐらいの人気メニュー。イメージ的にはビビンバなんだけど、これもすっごいボリュームたっぷりで、普通の女の子はこれを1皿食べるのは難しいと思う。(ちなみに私は余裕でラーメン1杯に半大吉飯できます)
これまた違う意味でクセになる味で、いつも大吉に行くと「ラーメンも食べたいけど、大吉飯も食べたい、うー、どっちも食べたい!」と悶絶することになる。
とにかくオススメのこのお店、近くに来た際には是非とオススメしたいお店。
が、欠点ももちろんあって、ここのお店は1つのメニューを5人分とか10人分とか注文が入った時点でまとめて作る傾向にあって、グループで来店してそれぞれが違うメニューを注文すると、1人は食べてて、誰かは待ってて、誰かは食べ終わってて、ということが往々にして起こることなんだな。

台湾ラーメン大吉
岐阜市本荘西1-7-1 月曜定休
※このお店は取材拒否なお店らしいので写真撮影などは自己責任で。

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