2006/01/03

あつた蓬莱軒/ひつまぶし

「名古屋めし」の代表選手のひとつである「ひつまぶし」。名古屋で「ひつまぶし」と言ったら、錦にある「いば昇」か、この「あつた蓬莱軒」のどちらかの名前があがると言っても間違いないほどの有名店。味は「いば昇のほうが好き」という人が私のまわりには多い。でも知名度が高いのはこちらのあつた蓬莱だと思う(HPによると「ひつまぶし」はこのあつた蓬莱の登録商標らしい。熱田神宮に2店舗、栄松坂屋の中にもテナントとして入っているけどやっぱり鰻足るものテナントではなく本店へ行って食べたいもの。かなり混み合うのでお昼に行くなら営業時間がはじまる朝11時半にはお店に到着していると、ほとんど待たなくてすむ(あくまで席につくのは)。





ひつまぶしは注文してから焼きあがるまでに30分はかかるし、その間あの香ばしい鰻の匂いだけでおおなかを満たすのは至難の業(笑)。なので鰻が焼きあがるのを待つ間にぜひ注文したいのがここの鰻巻き。やさしい味のアツアツのお出汁に、ほんのり甘い鰻入りの玉子焼き。甘い玉子焼きが食べられない人はダメだと思うんだけど、私はこのふわふわと層が重なった玉子焼きは大好き。その他にももちろん肝焼きなどのメニューもあります。
そしてひつまぶし。ひつまぶしの基本的ルール(?)は
1膳目:そのままいただく
2膳目:薬味を添えて
3膳目:うな茶
というものなんだけど、3膳で食べきれる量ではまったくないので、好きな食べ方を繰り返していろいろ楽しんでみるのがイイかも。私は薬味を加えて食べるのがさっぱりしていて好き。
うな重とかだと、お重の半分も食べると「あー、もう同じ味ばかりで飽きてきたー」って感じになっちゃうんだけど、ひつまぶしは鰻が比較的パリっと焼かれていることと、いろいろ味に変化がつけられるので知らず知らずうな重よりもたくさん食べられてしまうのが怖いところ。

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