2017/10/27

ドイツの食事は雑 / lieblos

ドイツ人は食事に興味がないとよく言うけど、少なくとも私のまわりにいる人は、男の人でも料理が好きな人が多いし、美味しいものを食べたいという意欲が感じられる人ばかり。
ただ美味しいものは少ないですが。

まあ、ドイツ人にとってはランチがメインで、夜は質素だと聞くけど、実際に見たわけじゃないし、若い世代もそういう傾向があるのか全く分からないけど。
だいたい私もランチの比重が高いから、平日の夜に料理なんかほとんどしないし。

ただ、ドイツの食事で思うのは「茶色い、しょっぱい、肉と芋のみ」という3拍子。
だいたいこんな感じの。笑
これはまだ彩りのイタリアンパセリが乗ってるだけマシっていうか


今日も例によってボーイズランチでCafe Palaverへ行ったんだけど、頼んだグヤーシュ(ポレンタ付き)が運ばれて来た時に、VとDが「これはなんか『lieblos gemacht』だね」と。

「lieblosって何」って聞いたら、「-losはポストフィックスみたいなもので、withoutとかmissingの意味。たとえばちりlosって言ったら、『ちりmissing』って意味だよ」って。「それポジティブな意味なの?」って聞いたら笑いながらスルーされたけど。
で、liebは日本人ならダレでも知ってるliebeから来てて(語幹かな)まあつまりは「without love」という意味らしい。

だだくさ(岐阜弁で『雑』の意味。テストに出ますよ)に盛られた食事とかをlieblos gemacht(直訳すればmade without love)って言うんだって。

まあ、たしかにかなりだだくさに盛られてたんだけど、「でもさ、ドイツってもともと食事のプレゼンテーションに気を使わなくない?」ってステレオタイプとも言い切れないことを言ったら「そんなことないよ!!!!」と全力で否定された。危うくドイツ国民を敵にまわすとこだった

雑っていうか大雑把?(同じ意味だろ)

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