2019/03/23

お花見

春だー春がやってきたよー

ドイツに来てから、だいたい毎年行ってるアーモンドフェスティバル。去年は体調悪くて行けなかったけど、今年は絶対いくんだと思って、開催日をマメにチェックしてた(アーモンドの花が咲く時期を狙って開催されるので、日付が決まってなくてだいたい2週間ぐらい前に開催日がアナウンスされる)
先週は死にかけてたけど、今週は元気なので、会社の人にも「アーモンドフェスあるよー」と宣伝。

いつものようにぶどう畑の中を歩きたかったので、Cに車を停められる場所を聞きつつ、開催される土日のお天気がいいほうに行こうと思ってたので、朝起きてお天気チェック。どうやら土曜日のほうがお天気が良さそうだったので、Eに「今日アーモンドフェス行くけどもし他に予定ないなら一緒に行く?」と聞いてみたら、「カールスルーエにはいないんだ、ごめんねー」という返事だったので、まあ、それならもともと一人で行くつもりだったけど、ふとD'はいるかな?と思ってダメもとで聞いてみたら「もうちょっと遅い時間だったら行ってもいいけど」みたいな感じだったので一緒にいくことに。
私の危なっかしい運転にいつも地味にいらいらされるので車の運転が無駄にキンチョウですが。

Cに教えてもらった駐車場を目指したけど、やっと到着したら駐車スペースがない(涙)基本標識も読めない、狭い道が苦手、縦列駐車もできない私はドイツでは車の運転だけでいっぱいいっぱいなので、駐車場を臨機応変に見つけることができないのでプチパニックに陥ってたら、D'がささっと調べてくれてナビしてくれて、なんとか車を停める場所を確保。D'がいなかったら多分泣きながら引き返してた(嘘)

しかし1時間ほどのウォーキングのつもりが、さらに1kmほど目的地からは離れてしまったのでちょっと申し訳ない気持ちになりながら、ふたりでてくてく。私は平地を歩くのはそこまで気にならないんだけど、方向音痴の私は地図を見てもまったくどっちの方向に歩いていいか分かってないので、またD'が調べながら「あそこを左、ここを右」って案内してくれてて。でも途中で「なんで僕が調べてるんだ、、」って小声で言ったのをおばちゃんの鋭い耳は聞きのがさない。「だってドイツ人だから」って理不尽な理由を押し付けておいたけど。

しばらく歩いて、やっとアーモンドの花がー!
きれー!
きれー!




ほんとアーモンドの花って桜みたい。日本人的にはこれを見ないと春が来たって気がしない。
日本のことをD'はほとんどと言っていいほど知らないので、いつも日本のことを知ってもらいたくて説明したいけど、日本語でも説明下手な私は歩きながら日本は治水のために川沿いにうえられた桜が多いとか、日本のお花見文化の話をしたけど、やっぱうまく説明できず、桜って花がどれだけ日本人にとって特別なものなのかは多分分かってもらえなかった、ざんねんなわたし

そんなこんなでやっとフェス会場に到着。よく歩いたわー
しかし前もそうだったけど、すごい人、人、人。
チビの私は前も見えないので、背の高いD'に「前に何があるのー何がみえるのー」と聞きながらすすんでいく。
ブースに並んでる人なのか、歩いてる人なのか、もう何がなんだか分からん状態。

私はワインショーレ飲むよーて言ってたんだけど、なんかちょっと広場てきなとこに出たら、まわりの人がピンクの可愛い飲み物を持ってて「わたしあのピンクのやつが飲みたい。なにか分かる?」(←あわよくばグラスを持ってる人に聞いてもらおうという魂胆)って言ったらD'が「たぶんあのブースじゃない?」と教えてくれたのはまんでりーのというプロセッコ+桜トニック+アーモンドシロップの飲み物。アーモンドシロップが、もしかして杏仁の風味がするかな?それだったらちょっと苦手かも、、って思ったけど、とりあえず試してみることに


インスタ映えキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!


しかしこの飲み物可愛いだけじゃなくてめっちゃ美味しかった!杏仁の風味は皆無。桜トニック美味しすぎるーーー。喉かわいてたのもあるけど、ほんとに美味しかった。アルコールもほとんど感じないのであっという間に飲んでしまった。ちなみにストローは紙製でした。さすが環境に優しいドイツ。ストロー途中でどろどろなるのでむしろストローいらないと思うけど。


D'は「ざうまーげんて食べたことないから食べてみる」ってことでプファルツ名物ざうまーげんのパンはさみ。ドイツに来たばっかりのころにCにプファルツに連れて来てもらった時に、ざうまーげんの話をしてくれて、どんなもんかと思ってたけど、見た目はなんか丸大ハムみたいな感じで。でもすごいなんかいい匂いがする。
一口食べさせてくれたけど、フライシュケーゼをハーブでもっと味を濃くした感じ?フライシュケーゼ好きなので一口なら美味しかったけど、しょっぱいので1個たべるのは大変そう。

そこからさらに丘の上に。
暖かかったけど、そこまで青空ーって感じの日ではなかったのが残念


桜(←しつこいようだけど桜ではない)の数は少ないけど、人は多い。


のんびり花を愛でながら。
フェスに行く前から「私はだんぷぬーでるを食べるよ」と宣言してたので、また市内に戻ってだんぷぬーでるの列に並ぶ。2年前にはじめて食べただんぷぬーでる、あのしょっぱさとバニラソースのコンビネーションにすっかりはまっている。

人が多すぎてとてもテーブルとかに座れる状態じゃないので、道端に座って食べはじめたんだけど、写真を取り忘れたことに気づいた。一旦手に取ったら最後、手は油まみれになるし、食べることに夢中で、笑。

そしてまた人の波にもまれながら帰途へ。


また1時間近くかけてやっと駐車場に戻って。
帰りは日も落ちかけてかなり寒くなってしまって、暑くなると思って半袖TにユニクロのうっすいUVパーカしか着てなかった私は、身体がかなり冷えきってしまって、手の感覚もなくて「ごめん寒すぎるわ、ちょっと身体があったまるまで待ってね」思わず車のシートヒーターを入れてしまった。

帰って来てすぐにお風呂をためてのんびり疲れた足をほぐす。
縦長すぎて溺れそうになるけどお風呂があるってほんと幸せ。

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