2006/03/15

Krispy Kreme / ドーナツ

らぶまっくさんのところで動画を見て思い出したように写真倉庫をあさってみた。まだ旅行者としてアメリカに来ている時、私が激しくあこがれていたのが「ドーナツのダース買い」。ドーナツ屋へ行くたびにドーナツを2ダースも3ダースも大人買い(というのかどうかは不明だが)していくアメリカ人をみて「アメリカ人、オットコマエやなあ~」と遠い目をしていたのは記憶に新しく。あちこちにいろんなドーナツ屋さんがあるけど(でも警官はいない)、日本でも最近かなり知名度が高くなってきたのが、このKrispy Kremeというチェーンのドーナツ屋さん。早朝から店を開き午後には店が閉まる個人経営のドーナツ屋さんとは違い、24時間営業なんだそうな。しかしこのお店の一番の醍醐味は店先に掲げられた"Hot NOW"ネオンが点灯している時に他ならない。なぜならそれは「今店舗内でドーナツを作ってますよー」というサインだから。


どこのお店もだいたい店内に入るとすぐにガラス張りのエリアがあって、そこでドーナツを作っている工程を見ることができる。ベルトコンベアでとどめなく大量のドーナツが流れていくさまは、「こんなに作ってどーするんでしょ」と思いながらもとっても豪快で楽しくて、小さな子供の隣で一緒にガラスに張り付いてみたり。私はグレーズド(Original Grazed)が作られているのしか見たことがないんだけど、違うものも作られていることはあるらしい。
ドーナツを揚げる脂の匂いと、甘い匂いが入り混じって、そこにいるだけでお腹がいっぱいになりそうな。(※なりませんが。)工程の中で私が一番好きなのは、揚げたてのドーナツにグレーズがどばどばとかけられていくところ。そんなに大量に流さなくても・・・という量のグレーズが流れていて、でもそれがすっごく楽しい。そして作りたてのドーナツをほいほいっと箱詰めして渡してくれる。

ドーナツの種類はあまり多くはないんだけど、「アメリカ人でもグレーズドしか買わない人が多い」という噂の通り、ほとんどの人がグレーズドだけを大量に買っていく。初めてこのお店に行ったときは、それでもちょっと冒険してみたい、と思って、揚げたてのグレーズドのほかにチョコのアイシングがかかったものやクルーラーを注文してみたんだけど、グレーズドだって十分甘いのに、それにアイシングなんかかかったものはとてもじゃないけど食べられるシロモノではなかった(笑)。チョコって言ってるけど色だけでお砂糖の味しかしないし。それに懲りてそれ以降はグレーズドだけの購入に留め、さらにグレーズを半分はがしとって食べるというお行儀の悪い食べ方をしている。友達によるとグレーズをかける前のものも買えるらしいんだけど、それはなんか生地の甘さだけで物足りないのではないかと思って試してない(甘すぎるのがイヤだのでも全く甘くないとイヤだの、わがままな私)
でも、揚げたてで、口の中でふわふわ、しゅわしゅわ、と溶けてしまうような軽い食感のドーナツはここでしか食べられないので、ごくたまーに「あー、クリスピークリームのドーナツ食べたいなー」と思う、カレーやお好み焼き的存在。
ちなみにあちこちのスーパーでここのドーナツが箱詰めになったものが買えるんだけど、これは甘いだけでフワフワ感もあんまりなく、美味しくないのでオススメしません~、やっぱり揚げたてで食べるってのがイイんだと思う。冷めちゃうと甘さが強く感じられる気がするのよね。
日本に進出したらどうだろう、とは思うけど、この甘いドーナツが受け入れられるかってことと(ミスドだって十分甘いけどそれの比じゃないと思う)、bayareaさん情報によるとKrispy Kremeを経営するってのは大変なことらしい(預金5億円?!)。ひえー。
ドーナツは甘いけど、ごうんごうんとドーナツが流れていくさまはとってもアメリカらしさを感じられる場所なので、アメリカに旅行に来た時は是非立ち寄って欲しいお店。
��追記on4/13/06)コメント欄にSuzzyさんからの情報で、日本上陸するらしいです。
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20060413AT1D1208D12042006.html

Krispy Kremeのホームページ

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