2018/01/23

じゃがいもと小麦粉と数字

ドイツに戻って来てから毎日のようにフライドポテトを食べている。
たとえサラダが選べたとしても(まあ選べることはほとんどない)、ポテトを選ぶ。そうやって太っていく。
だって美味しいんだもん。

日本でも、アメリカでもフライドポテトなんてそうそう食べる機会がなかったと思うけど、、、
しかしドイツ人のジャガイモ、ビール、ソーセージへのちょっと怖いぐらいの情熱にはいつも感心するし、ソーセージはたまにハズレがあるけど、あとの二つは間違いなく美味しいのがすごいと思う。

閑話休題
今日のランチドイツ語

日本でもたとえばカレーにはメークイン、ポテトサラダには男爵、とかあるとは思うけど、ドイツでは品種に加えて「煮くずれしないジャガイモ」とか「煮くずれしやすいジャガイモ」っていう分類表示があるらしい。
たとえば、マッシュポテトを作るなら煮くずれしやすいジャガイモ、ポテトサラダをつくるなら、煮くずれしない、またはしにくいジャガイモ、みたいな。

けっこう引くレベルの情熱で語られたこのジャガイモの種類、素直に覚え書きしときます。

煮くずれしないジャガイモ....Fest
煮くずれしやすいジャガイモ...Mehlig

メーリッヒのほうがミルヒと聞こえて「牛乳?」って思ったけど(笑)

勉強になりました。まあでも私はジャガイモ買うとき、すぐ芽が生えるし重いのは買えないので、小さいパックになった小さめのジャガイモしか買わないんだけど、たぶんジャーマンポテト(そんなものはドイツにはありませんが、Bratkartoffelnがそれに近い)にMehligとか使ったら殺されるんだろうな。ドイツ人にジャガイモを使った料理を振る舞うのは絶対にやめようと心に誓う。

もう一つはドイツ関係ないけど、小麦粉の種類。
チェコ人のVが、チェコでの小麦粉の種類について話してて、チェコでは3種類しかなくてドイツの小麦粉の分類が分からないって話をしてたので、私はてっきりチェコは日本と同じで薄力粉、中力粉、強力粉の分類なのかと思ったら、チェコの小麦粉の分類は粉の粗さなんだそう。

レープクーヘンつくるときにgriffigesな小麦粉を探したのは記憶に新しいけど、そういう分類もあるんだーと、へえへえボタン。
でもそういう分類だと粗い小麦粉は何に使うんだろう、、、ギモン

さらにもう一つ。

ドイツの数字はよーわからん、という話題には心から同意するけど、外資の会社で働くようになってから、常に悩まされているのが、数字の変換。
他の言語はよく知らないけど、英語でも、ドイツ語でも、数字のまとまりは 1K。
たとえば、
1,002,003,004
だったら、1 - billion / 2 - million / 3 - thousand / and 4 だけど、日本語だと
10億200万3千4でしょ?もう100万を超えると英語から日本語にすっと変換できなくなる。
逆に日本語で言われた大きな数字を英語にするのもよくわからんという。

そういう話をしていた時に、日本語の数字の仕組みを説明したかったんだけど、言い方がよくわからなくて。そしたらチェコ人のVが、「日本の数字は10のべき乗で表現するんだよ」とみんなに説明してくれた(笑)なるほどー10のべき乗って表現すればいいんだーーー!
さすが頭がいい人は違うなーと思った一瞬。

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