2018/11/07

静かなお誕生日

とうとう誕生日がやってきた。
何度も書いてるけど、ドイツの誕生日の祝い方がどうしても受け入れられない私。ドイツに来てから毎年誕生日に日に一人で会社の人のためにケーキやいたり、ワッフルやいたり、辛いことこの上なかったので、今年は誰にも言わない、何もしない。と心に決めていた。
誕生日なんて、覚えててくれるひとにおめでとうって言ってもらえることが大事なのであって。

で、案の定会社で私の誕生日を覚えててくれたのは、ほんの数人。悲しいねえ。

ほんで普通に仕事して帰り際に、「うーん、やっぱ誰か飲みに誘おうかなー、でも誕生日にこっちから何かに誘うって惨めだなあ、、、」とか携帯見つめて考えてたら、ぴんぽーん。(そんな音はしない)とD'から「今日もし予定なくて、日本式に(←私がドイツ式の祝い方が大嫌いという話をしつこいほどしたので、笑)誰かとお祝いしたいならつき合うよ」ってテキストがきたので「まじで?まじで?超うれしい」と返事をして。「どこか行きたいところある?」って聞かれたけど、同僚以上友達未満な関係ではちょっとしきい値がわからないので「ビールでもぜんぜんいいよー」って言ったら、「別にビールでもいいけど、誕生日にビールなんてありきたりすぎでしょ、ちょっといいレストランで食事とかでもいいんだよ?」って言われて。なにこの子、優しい子? おばさんキラーなの?

で、なんだかんだで結局素敵なレストランにディナーに連れて行ってもらえました。家まで迎えにきてくれたし、ぎりで場所決めたのにちゃんと予約までしてくれてて。D'はやれば出来る子。

ま、私が払ったけど(爆)あ、もちろん払わされたわけではなくて、僕が払うよって言ってくれたけど(ドイツ人なのに!)「ええって、おばちゃん払うから、お財布なおしとき。」と頑として断ったんだけど。この年まで一人で生きてくると、年下におごってもらうとかはどうもプライドが許さんのよな。でも若いイケメンとの食事はたのしかったし、悲しい寂しい誕生日が一転して素敵なものになった。ありがとD'。

そして水曜日はEとのディナー。誕生日当日はEは出張でいなかったので「水曜日か木曜日にディナーにいきましょ!」ってお誘いをうけてて。Eはもう10年来の付き合いだけど一度も私の誕生日を忘れたことがない。いますごい忙しい時期だって分かってるのに、ディナーの時間をつくってくれる。友達ってこういうものだよね。

場所はいつものsaf。

今日はタジン料理を試してみる?ってことでタジン料理をオーダー(これは2人〜のオーダー)
他にスープと前菜を1こずつオーダーしてシェア

この前菜、、、オレンジとブーファラのモッツアレラなんだけど、もう何がなんだか分からないぐらいに美味しかった。どうしてこの組み合わせを思いつくのか。だいたいこの茶色のソースとつぶつぶ何?


スープはかぼちゃ。けっこうさらさらしたテクスチャのスープだけど、これもぽかぽか美味しかった


メインのタジン料理。チキンのタジンを頼んだんだけど、、、でっかいチキン(骨付き)が4ピースも入ってて、食べにくいことこの上ない。味もけっこうなんだろう、スパイスきつめでカレーみたいな感じで。


Eも「これは私はあまりfavoriteじゃないわ」と同じ意見で。

ちょっとメインのチョイスは失敗しちゃたけど、やっぱりこのレストランはレベル高いわー。
ガールズトークにも花が咲いて、D'との誕生日サプライズディナーの話もしたけど、Eが「なんでそこで払うの!払わせときゃいいのよ!私なんて昔の彼と食事するときも払わせるわよ。私と話ができるんだから当然よ」とフランス美人なりの持論を展開(っていうか、フランス人のMと話しててもそうだけど、フランス人は誰と食事しても男性が払うのが当然だって言ってた。ドイツ人は、、、残念ながら違うんだよ、、、。)。
ごめん、、、多分私は誰かが私と話したいから食事に誘ってくれるとかそんな機会には一生めぐまれないです、、、

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