2018/11/20

ドイツのたまご

ドイツにきてカルチャーショックを受けたことの一つに、たまごが汚いことがある。
アメリカで、カートンをあけて割れてないのを確認して買うのはすでに慣れたけど、ドイツではカートンをあけるのはそれなりに勇気がいる。
羽毛がついてるのはあたりまえ、汚いままの卵がずらーと並んでるとなんか食べる気も失せるというか。
なんか運搬方法や保存方法が違うから、洗わないほうがサルモネラ菌に汚染されないという話をどっかで読んだけど、でもお菓子を作る時とかに汚い卵を割って、除菌ソープで手を洗って、また割って、洗って、、と結構めんどくさい。殻が入っちゃった時とか、めっちゃ心配になるし。それになんとなく冷蔵庫にいれるのに抵抗がある(卵皿は冷蔵庫についてるけど、カートンから出さないけど)。
Alnaturaの卵がわりと綺麗なのを知ってからはAlnaturaでしか買ってないけど(他のとこのオーガニックの卵より1ユーロぐらい安いし)

昨日ランチの時にたまごの話になって、ゆで卵を作る時に穴をあけるかあけないかとかなかなかアツい会話をしてたんだけど、「なんでドイツの卵って10個入りで洗ってないの?」って私が言って、「卵はダースで売るのが普通じゃない?」って言ったら「卵は10個で未洗浄が常識。日本がおかしい」って言われて、「だってさ、10個っておかしくない?例えば卵が4個必要なレシピがあったら、ダースだったら3回ぴったりできるし、3個のレシピでもそうでしょ?10個って割り切れなくて中途半端じゃん」ってかなり力説したんだけど、その後でNさんと話してたら「日本も10個じゃない、、、?」って。

ぇ、、、?そうだっけ、、、?
思わずgoogleで画像検索しちゃったよ

、、、ほんとだ、、、10個入りだ、、、。
アメリカは卵はダース売りで、それを不思議に思わなかったので、日本もてっきりダース売りだと思ってた。
思い込みって怖いね☆

しかしあまりの力説をしてしまったので、家にかえってきてからD'に「日本の卵10個入りだったよ、、」って言ったら

「🤨」

って絵文字が一つおくられてきた(笑)そして案の定今日ランチのときにからわれて、「いやー、昨日あまりにビックスピーチしちゃったから、はずかしいわ〜、わたしってばアメリカナイズされてるから☆」って言っておいたけど

全然関係ないけど、先週日本で出張ついでにちょっとしたバケーションしてたMがもどってきて、青鬼IPAをお土産にくれたー!私が青鬼好きだって話をしたからちゃんと買って来てくれるMやさしい。


Mにとっては初めての日本じゃないけど、一人での日本滞在だったので、けっこう私は心配してて、言葉が通じなくて、嫌な扱いうけて日本が嫌いになったらどうしよう、、とか思ってたけど、いろんな場所を調べてあちこちでかけてて、ご飯もちゃんと食べてて、「品川の駅の立ち食いお寿司屋さんで、となりに座ってたおじさん(まったく英語はなせなかったらしい)と盛り上がって、お寿司おごってもらっちゃったよ!」なんて楽しそうに話してて、「今すぐにでも日本に戻りたい!」って言ってて、なんかとっても嬉しい気持ちになった。
やっぱ都内だとオリンピックもあるし、英語がそこまで障害になることは昔ほどないのかな。

Mはちょっとした言葉でも積極的に日本語使おうとするし(テレカンの時でもおはようございます、ありがとうございます、ってちゃんと言うし)外国人の人が一生懸命日本語を使おうとしてくれると日本人て心の扉が一個自然に開くよね。
でもほんとよい滞在だったみたいで、よかった。自分のことのようにうれしい。

これもまったく脈略ないけど面白かったからついでに書いとこう。
こないだランチにAが参加した時に、何故か下着の話になって、カルバンクラインの下着なんて絶対僕は履かないな、って言ったので、「なんで?」って聞いたら、「わざわざKlein(=ドイツ語で「小さい」って意味)って宣伝したくないでしょ」って言われて、ドイツ人ならではの観点にめっちゃ笑ったという話。

おあとがよろしいようで

0 件のコメント:

コメントを投稿