2008/08/18

春川家タッカルビ / タッカルビ(닭갈비) / Korea(新村)

8/18ランチ。
韓国へ行くのは2回目なんだけど、1回目はインチョン(仁川)空港がなかったころなので、少なくとも8年以上前。その時に食べたタッカルビの味(当時韓国料理といえば石焼ビビンバと焼肉、チゲぐらいしか知らなかった)が忘れられず、日本でも一時期ちょっと流行ったことがあって、名古屋にもお店があったんだけど、1回も食べないうちにすぐにつぶれた記憶がある。そんなこんなで、「韓国へ行ったら絶対食べたいもの」にリストアップされていたこのタッカルビ、本場はソウルからちょっと離れた春川(チュンチョン)という地区なんだけど、この新村(シンチョン)にも何軒かタッカルビのお店があるのです。


シンチョンの駅からはちょっと歩く、方向音痴の私にはわかりにくい場所にあるこのお店、アメリカ生活(←韓国料理をやたら食べてた)のおかげで、記号にしか見えないハングルの中でも「갈비(カルビ)」という表記はかろうじて認識できる私。大きなお店の看板を見つけて「おぉ、きっとあれだー」と、お店にin。お店の中は大きな鉄板(直径50cmはあると思う)がずらずらと。韓国旅行は何が楽かって、有名なお店に行けば例外なく日本語が通じることなんだけど、なぜか今回は通じなかった :-) でも「タッカルビ」で指2本のボディランゲージ「ジュセヨ」で注文は問題なし :-) おじさんはトッピングも薦めてくれたけど、とりあえずそれはなしの方向で。

このお店の前菜は、わかめスープと、キムチ、マカロニサラダ、お漬物と、わさび味の薄く切った大根。このわかめスープを、温かいものと思って飲んだら、温かくないし、酸っぱいしで衝撃だった :-) 正式には「わかめ酢スープ」らしい、、、わさび味の大根も、、、不思議味。

んでタッカルビ。辛く味付けられた鶏肉と、野菜が結構きれいな状態で器に盛られてくるんだけど、それをためらいもなく鉄板にどーんとぶちこむおじさん。焼肉と同じようにここでも自分でなにかする必要はほとんどなくて、大体店員さんが何でもやってくれるので、安心してお任せ。鉄板が熱くなってくるにしたがって、じゅーと野菜やお肉が焼けてくる気配があるけど、かなり長い間そのまま放置。

だんだん焼けてきました。おじさんが頃合を見計らって混ぜに来てくれたり、いろいろやってくれるんだけど、放置が長いと不安になる私たち :-) しばらくしてもう食べてもよさそうな状態になって来たので、おじさんに目で訴えてみたら、おじさんが近寄ってきて、焼けてきた鶏と野菜を鉄板のふちに寄せ、大量の油(ごま油?)をどぼどぼーーと鉄板に。んでおもむろにライターでごーーーっと火を点灯、、、、、こんなパフォーマンスあっただろうか、、、、、。で、「マシケジュセヨー」とおじさん退場 :-) いただきます。

甘辛いタレに絡まったお肉も野菜もそれはそれはすばらしく美味しくて、うんうん、これが食べたかったの、と幸せをかみしめる。でも私の楽しみは最後に残ったタッカルビでするチャーハン。タッカルビ自体よりも、このご飯の美味しさが強く記憶に残ってるぐらいだったので。そろそろかなーというタイミングでおじさんに声をかけ、ご飯くださいアピール。ポックムパッ(焼き飯)って言うらしいんだけど、そんな言葉知らないし、最初はおじさんも困っていたけど、ご飯ってなんていうんだろうー、まぜご飯はビビンパブでしょー、とか思いつつ、「バップ」と言ったら「あー」と言って通じた。よかった。ご飯は1人前しか頼んでないのにすごい量。でもなんなんだろうこの美味しさは。おなかいっぱいになってお店退場。満足すぎ。
私たちをお世話してくれたおじさん :-) 私たちが韓国語まったく話せない+わからないのを承知で怒涛のように韓国語で明るく話しかけてくる。それでもなんとなくコミュニケーション取れてるから面白いもの。「(怒涛の韓国語)あー、ちゃいにーず?」「のー、ジャパニーズ、えーと、イルボン」。「ムサシー(いまだに意味不明)」、ご飯をいためてくれてる時に「アジュマシソヨー(すっごく美味しいよ)」と言ったら、すごく喜んでくれた。
いやほんと美味しかったな、タッカルビ。

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