2015/10/23

またまた人生の転機

人生の転機第3弾(ぐらい)

2014年の7月に、アメリカのオフィスに転籍して来て早1年ちょっと。プロジェクトを2つ殺しつつ、新しいアパートにも引っ越して、冷蔵庫も家具も新しく買いそろえて、気持ちも新たに「あと少なくとも1年はここでがんばって何かを成し遂げよう!」と思っていたんだけど。

そしたらまた人生の転機がやってきた。
アメリカを出て、ドイツに行くことを決めました。

振り返れば7月の引っ越したばかりの時にドイツからゲストがやってきて、その時に「ドイツにくる気ある?」と聞かれて、話半分に「いや、ドイツは無理です、笑」と言ったのは記憶に新しく(笑)
ただそのすぐあとに、会社でけっこう大きめのプロジェクト、プロダクトの変化があって、私がやりたいこと、私が得意なこと、私が出来ることを続ける機会がわずかになってしまう事実を知り。
あと私はまだLビザで働いてて、会社がグリーンカードも取ってくれるんだけど、まだグリーンカードをもっていないことが先々かなりの障害になりそうな案件にもなり。

新しいことに挑戦することも得意ではないけど嫌いでもないし、それなりにうまく立ち回る自信もあるけど、それが私のやりたいことだろうか、と立ち止まって考えた時に、何か違う、と思い始め。
ドイツには私のやりたい事がある。そしてドイツにいるのは長い年月一緒に働いて来た人たちばかり。
でもドイツ、、、英語もできないのに、ドイツ語は敷居が高すぎるでしょ、、とこれでもかって言うぐらい悩んだ。

それから何度か話し合いをしたりして、まあしっちゃかめっちゃかのトラブルもあったけど、8月の終わり、ラスベガスに行く休暇を取る前にCEOのドアをたたいて「ドイツに行きたいです」と伝えた(伝えたっていうか、緊張しすぎてしどろもどろになってて、CEOが『ドイツに行きたいって、言いに来たんだよね』と言ってくれた、笑)

ドイツからオファーの内容をもらってから、他の人が交渉内容聞いたら笑うだろうけど、私なりに頑張って交渉し、契約書のドラフトをもらうのにかかった時間は約2ヶ月。
ドイツからアメリカに来てる同僚や友達が、ほんとにいっぱいサポートしてくれて、オファーの内容をもらったときに、アメリカに来る前はドイツでシングルで働いていた I だけにはその内容(金額)を伝えて、ドイツで平均的な生活が送れるか(アメリカでは貧乏すぎてほんと苦労したからね)相談したんだけど、そしたら、生活にかかるであろう細かな支出までびっしりエクセルシートにまとめてくれたりして、それを受けとった時はほんと涙がでるぐらいの感動だった。その後にもプライベートでほんとにツラい出来事があって(失恋とかちっぽけなことじゃないよ!)、精神的にも身体的にも本気でボロボロだったんだけど、IとPだけには話してすごく支えてもらった。いつも思うんだけど、私って友達を積極的につくるタイプでもないし、実際友達は多くないけど、ほんとの友達と呼べる関係になれる人にはすごく恵まれている。心から信頼できる人たち。

そして今日とうとう契約を締結することができたのです。

きみがサインをしてくれたから、今日はワタシの契約記念日。


ドイツ行きを決心してから、ごくごく限られた人にしか伝えてなかったけど、もうみんなに言っちゃっていいかな?とも思ってfacebookでつながっている人にお知らせ。
そしたら意外な人がコメントしてくれたり、「何か出来ることがあったらいつでも言って!」「フランス語教えてあげる(笑)」とプライベートメッセージくれたりして、数年前に会ったきりの人、仕事ではつながってたけど実際には会ったことない人と、こうして世界とつながっていられるのは素敵なことだなあと思ったり。それがたとえネット上だけの浅い関係だったとしても。私はけっこうfacebookありがたく使ってます。

とりあえず第一関門通過。

ビザの申請やら引っ越しやら、アパートの解約やら、日本への帰国やら。やらなくちゃいけないことはまだまだたくさん。
どうなることやら。

また引っ越し貧乏だよ!つかドイツ語どうすんの!

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