2015/04/25

タックスリターン

かなり前から心の準備はしていたアメリカでの確定申告。

日本にいる時は常にどこかに雇用されてたから、やらなきゃいけないのは年末調整だけでだいたい税金をどれくらい払ってるかも全く興味なかったし(知ってようが知っていまいが手取りが変わるわけでもないし。そもそも給与明細開封もしてなかったし)、年末調整でお金は「返ってくる」のが当たり前だったし。
だいたい赴任する時に住民税を半年分払ったんだけど、それだけで50万近いお金が飛んでいったのにまず驚いて。

アメリカは勝手が違うとは聞いていたけど、勝手が違いすぎて泣けた。

私の場合、2014年の半年は日本で働いてて、半年はこっちで働いてるから、まずデュアルステータスというものになるらしかったけど、まずそれがなんだか分からないし。
今年は絶対自分では出来ないと思ったので、まずは会計事務所さん探しからはじめて、何カ所か問い合わせしてみたけど、「個人のタックスリターンもお取り扱いします!」みたいに書いてるくせにたいがい無視されて、最終的におねがいしたのが、アプライド会計事務所さん。

申し込み前に問い合わせするのも、わからないまま聞いてるのに、懇切丁寧に対応してもらえたし、会社からもらった引っ越し費用がもう訳分からんことになってて、会社からもらった収入証明(W-2)を送ったけど全然話が合わなくて。会社からはもらった引越し費用は、余ったら課税されるけど、余らなかったら非課税だから、と言われていて(もちろん余るわけない。軽く倍は使った)、だからW-2に載ってないのかと思って会計事務所さんに問い合わせしたら、引っ越し費用もW-2に含まれているべきで、さらに控除されるのは、運送費とかだけで、家具の購入費用とかは対象じゃない、と言われてパニックになり。んで、会社に問い合わせたら、W-2には入れなくても大丈夫とか、、もう何が正しいのかも分からない状態で。

結局会計事務所さんが言ってたことが全て正しくて、会社にW-2の修正を依頼しなきゃいけなくなりしかもそれが4/15の期限をこえてしまうから、エクステンションをファイルしなきゃいけなくなり、、と。
しかも「納税」になった場合には、エクステンションは関係なくて、納税期限は4/15らしいのでその手続きや(結局還付だったので大丈夫だったけど)エクステンションを含め全部担当の人がファイルしてくれて、、。
自分でやってたらまじで大きなミスをおかすところだった。

だいたい会社が間違った収入証明出すとか、ありえなくない??
もうまじでアメリカ嫌いなんですけど!

で今日タックスリターンに必要な書類が会計事務所さんから届いて、あとはサインしてIRSとStateに書留で送れば申請は完了。結局dual statusではなく、非居住者の扱いになったみたい。(なので電子申請じゃなくて紙の申請)
手続き料もありえないほどリーズナブルな価格で、(こんなにしてもらったのにこれだけでいいんですか?みたいな。相場はわからないけど)ほんと、会計事務所さんに頼んでよかった。

サインしなきゃ行けないところは全部マーキング、IRSとStateに送付する封筒や住所もすでに記入済み、きれいにファイルされた書類が届いた時には「ああ、これが日本のサービス品質だよ、、」と心の底から思ってしまった。

還付が待ち遠しい。

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