2018/04/22

両親がやってきた(4)

美しい庭園を堪能したあとは、シュトゥットガルトへ。
どこに向かったかというと、メルセデスベンツ博物館
この博物館は、ドイツに来た時からいろんな人に「絶対行ったほうがいいよ!!!」と強くお勧めされていた場所で、行きたいと思ってたけど車がないと到底行けない場所だったし。
でももう車があるんだもんね☆

母の興味は分からないけど、父は昔からクラシックカーのプラモデルとかよく作ってたし、きっと好きだろうなと言うのもあったし、なによりも私が行きたかった場所なので(笑)

もう駐車場からしてかっこいい。


駐車場にAMGが展示されてるんですよ(笑)いちいちかっこいい。っていうか美しい。


とりあえず外に出て外観を。
なんかイベントがあったのかメルセデスのクラッシックカーで乗り付けてる人が広場にいっぱいいて、ああ、ドイツだなーと思ってみたり。アメリカだと日本車もいっぱい見るけど、ドイツってほんと走ってる車はドイツ車ばっかりだもんね。当たり前だけど。私もドイツにいるんだからドイツ車買ってよかったなって思う。


お土産屋さんでメルセデスバージョンのモノポリーを見つけて、ちょっと買いそうになった。ロゴがでかでか入った商品はいらないけど、これは欲しい、、、。でもドイツ語分かんない


さて、チケットを買っていよいよ入館です。チケットもパンフレットも重厚。さすが天下のメルセデス、何にも手を抜かないです。


近代的な、宇宙まで行ってしまいそうなエレベーターに乗ってトップフロアへ。


ここの博物館は、最上階から表参道ヒルズみたいにフロアがスパイラルの構造になっていて(階段を下りたりしない)、下に下りて行くほど世界の時代背景が進み、その時代にメルセデスが作っていた車の歴史見られるというステキ構成になっているのです。


トップフロアに到着すると、お出迎えをしてくれるのは白馬。馬から始まって、初めての動力車へと時代はすすんでいきます。


なんかね、もうこの時代にこんなものを作っているドイツの技術力がすごいというか。




車じゃなくて、芸術品ですよ、、ほんとに。
こういうのを見ると、やっぱ車のデザインはドイツには到底かなわない、、と思う。
このクラッシックカーのコーナーはほんと美術品を見る気持ちでじっくり鑑賞。


時代もすすんでいきます。2階建てバス。


これが今回見た車の中で私が一番お気に入りだった、レースカーを運ぶための車。


レースカーを運ぶために、こんなデザインになってる。曲線の全てが美しい。


でも顔はかわいい


内装もめっちゃ可愛い!この車だけでめっちゃ写真がある(笑)


さらに美しい車が続々。こんな綺麗な状態で残ってるのもすごいけど。


美術品ジャンルからかっこいい系にうつっていきます


私の2番目のお気に入り、ガルウイングのメルセデス。西武警察ー!(←ガルウイングのみのつながり)
見事な曲線美。この車1億かるく超えるらしい。神々しい。


内装も手を抜かないメルセデス。
だいたいドイツの人と日本車の話をすると、日本車はまずデザインがださい、って言われるのと(ドイツ人にはマツダがぎりぎり許容範囲らしい)、日本車は内装が安っぽすぎるっていつも言われるけど、たしかにドイツ車に限らず、ヨーロッパの車って、安い車でも内装がしっかりしてるなあという印象はある。まあこのガルウイングは特別すぎますが。ただただ美しい。こんな車の中でポテチとか食べたら多分殺される


さらに階下へ。このへんからもう知ってるメルセデスになってくる。


電気自動車への取り組みとかね。でもこのへんはもう見た目の感動がないので、ふーんて感じです


でもAMGのコーナーはステキ。
1000馬力の車とかさ、、どんな加速なんだろう。私の車95馬力なんですけど。
アクセル踏んだらGがかかり過ぎて死ぬんちゃうか
車を探している時に、Dがディーラーに車で連れて行ってくれて、Dのアウディがたしか230馬力とかだったけど、230馬力ってどんなのなのって聞いたら、アクセルきゅって踏んだだけでうわああってなるぐらい一瞬で加速したし。


工学部でもメカにはめっぽう弱い私ですが、こういうのを見るとワクっとする血はそれなりに流れている




レースカーいろいろ。


壁も走ります(笑)


こんな未来カーまで到達して、展示は終わり。


しかし一貫して言えることは、展示方法がほんとに考え抜かれているなーということ。
歴史をたどっていくスパイラル構造もそうだけど、メルセデスだけじゃなくて、その時々の時代背景なんかも細かく展示されていて、何故車にこういう技術が出来上がってきたのかとか、過程が学べるようになってる。

今思えば両親にはオーディオガイドを借りるべきだったけど、二人とも楽しんでくれたみたい。
私も正直かなり楽しんだ。車とか、飛行機とか造形の美しいものを見るのがとても好き。

帰りに駐車券をなくしてしまったというトラブルがあったけど。精算機がロストチケットの処理もできるようになってて、20ユーロ、って書かれてたけど、20ユーロも払えるかと思って、インフォメーションセンターに行って、駐車券なくしましたって言ったら、簡単にかわりのチケットをくれた。みなさん駐車券をなくした時はインフォメーションセンターに行きましょう(※なくさないのが一番ですが)

今回は時間がなくて行けなかったけど、シュトゥットガルトにはポルシェ博物館もあるそうなので、時間がある時に行きたいな。

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