2016/07/20

栗原はるみのレシピ本 / shogun-ya

ドイツにきてから、「日本食」と言えるものを口にしてない。
餃子はみんなで作ったりしたけど、厳密には日本食じゃないし、うどんは打つけど、サラダうどんだし、笑。味噌は持ってるけどまだちゃんとしたお米も持ってない。

アメリカにいる時はアジア食がまわりにあふれてたので日本食をそれほど恋しく思うことはなかったけど、ドイツは勝手が違う。材料が簡単には手に入らないので最初は「別に日本食無理して食べなくてもいいや」って思ってたけど、日本にいる同僚と話してると、ああ、ラーメン食べたいなあとか、牛丼食べたいなあとか、丸亀のねぎたっぷりのうどんが食べたいなあ、、とか。居酒屋メニュー恋しいなあとか。

友達と一緒に料理する時も、みんなからの「和食を試したい」という静かなプレッシャーを感じるけど、いつも「典型的な和食ってなんだろう?」って思う。お寿司やラーメンは家で作るものじゃないというのが、あまり理解できないみたい。必ず「お寿司作れる?」または「お寿司の作り方教えて」って聞かれるけど、いや、普通家で作らないですよ、、

和食って、洋食とちがって「前菜、メイン」みたいな構成になってないし、たとえばシンプルなおひたしとか、冷や奴とか、いろんなものをちょっとずつ、いろんな種類食卓に並べるのが普通だし、、、
ドイツに来てからは和食作って要望には「材料が手に入らないから」と、逃げている(笑)

そんなこんなで「海外で作れる和食」というものをすこし研究しなくてはいけないのかなと思い、栗原はるみの海外向けのレシピ本を購入してみた。

 Japanisch kochen ganz easy
 Harumis japanische Küche: Klassisch - einfallsreich - einfach zuzubereiten

もともと栗原はるみのレシピが好きだし、ドイツ語の勉強になるかな?とおもって、ドイツ語版を購入。
英語版も一緒に買えばよかったかなーとは思うけど、1冊20ユーロ近くするので、ちょっと節制。

今日本がとどいて、Dに「みてみてー」って見せにいって、いんげんの胡麻和えとか、シンプルな和食の写真をみてたら、すごく和食が食べたくなって。なにより美味しいお豆腐が食べたい。

Dに「ランチは和食が食べたい気がする?!」なんて言ったら、「うーん、カールスルーエには日本人が経営してる和食やって多分将軍やしかない気がする」と言われて。

「でもお寿司嫌いでしょ?」って言われて「うんそうだけどー、他のメニューもあるでしょ?」って聞いたら「よくわかんないけど、とりあえず行ってみよ」と。遠路はるばる将軍やへ。

、、、うん、お寿司しかないね、笑

しかもどのメニューにもサーモンが入ってて、、、私はサーモン食べられないので、すごく悩んだけど「いい、サーモン試す!」といって、注文


細巻きまでサーモンだった、、笑
食べられないかもと思ってたけど、よっぽど身体が和食に飢えていたのか、サーモンのお寿司までぺろり!
自分でもびっくりした

そして夕方はまたドイツな感じでビール。今はderikornビールってのが期間限定ビールなんだけど、こないだそれを飲んだ時に私はヴァイツェンのバナナっぽい風味があまり得意じゃないことに気づいたので、今日はPils。でもPilsもあまり好きじゃない。


さらにヴルストサラダ。
こないだヴルストサラダの話をしてた時に、「バーディッシュってのはチーズなしで、ストラスブルガーってのはチーズ入り」と教えてもらったので、バーディッシュ。


この上にのってる生の玉ねぎがほんと甘くて美味しくてびっくりした。
ビールでおなかいっぱいで半分も食べられなかったけど、玉ねぎがもっとほしかったぐらい。
お酢やピクルスで思ったよりさっぱりしてるので、夏の食べもの、って感じ。

、、、しかしこの気温と湿度はどうにかならないものか。
もちろん日本よりずっと湿度は低いけど、、、ロスに比べたらものすごい湿度がたかくて、ちょっと何かる度に汗だく、べたべた。そしてトラムとかまじでサウナ状態でしんどい。
アパートもエアコンないから暑くてよく寝られないし、ドイツの家屋ってほんと冬仕様なので冬はあり得ないほど快適だけど、夏はしんどい。

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