2014/12/08

マウルタッシェンディナー

今日はまたまたパサディナの同僚の家でディナー。
メニューはなんと!わたしの!大好きなドイツ料理!マウルタッシェン。

ドイツで食べてからその味の虜になり、そして成城石井でみつけて歓喜したマウルタッシェン。それを本場のドイツ人が作ってくれるというのだから、参加しないわけにはいかない。
今日は何故かグレンデール在住の同僚が迎えにきてくれるってことで(多分最近私がずっと運転手してたので気をつかってくれたんだと思う)、準備の時間に間に合わないかも?!って思ったけど、「できればはやく行きたいなー」って相談したら、じゃあ早めに迎えにいくねってことで間に合った。

生地はねかせる時間が必要なので、ってことで前もって作ってくれていたみたい。
調理の間に食べられるアペタイザーを作っておいたよーってことでだしてもらったのが、ゴートチーズと、デーツをベーコンでつつんでグリルしたもの。ドイツでは一般的なアペタイザーみたい。

ゴートチーズもナツメもあまり得意じゃないので、「うわああどうしよう」と思ったけど、意外に美味しかった(笑)食べず嫌いはよくないね。


刻み&炒め係をやってたので写真があまり取れなかったけど、マウルタッシェンの具。つなぎのパン、卵、ベーコン、ベーコンの油でしんなりするまで炒めたリーク。
さらにそれに牛肉とほうれん草を一緒にフープロにかけたもの(ほんとは専用の機械があるらしい)を混ぜていく。肉は最終的にこれの4倍ぐらいいれてた。

スパイスはナツメグ、マジョラム、塩、胡椒。
ドイツ人がマジョラムを「まよらむ」って言うのがちょっとカワイイ(ドイツ人のJはやゆよなので)。どっちが正しいかは知らん。昔日本にきたドイツ人がちりめんじゃこのローマ字表記を「ちりめんやこ」って読んでて癒されたのを思い出した。


生地のばし。この広いキッチンカウンターうらやましいなあ。
ちなみに写真のたくましい腕は私じゃないのでご注意。


のばした生地をパスタマシーンにかける。ギア1段階につき2、3回。
ちなみに写真の綺麗な指も残念ながらわたしじゃないです。


大量。これ普通の家じゃ無理だろ


適当な大きさにカットしてきます(1枚がマウルタッシェン1個になる)
クレジットカードで切ってた時はどうしようと思ったけど(さすがに洗ってたけどさ、気分的にどうなの)
端の部分は再度パスタマシーンにかけて連結。


水で溶いた卵黄をノリにして具をつつんでいきます


端っこはフォークで止め。


マウルタッシェンをスープで茹でている間に、キャラメライズした玉ねぎを準備。手順をあまりちゃんと見てなかったんだけど、炒めただけにしてはかなり時間が短かったし、砂糖でも入れたんだろうか、、、。


どーんとね。
私は今回は簡単にグリーンサラダ係だったので、サラダミックスと、プチトマトと、刻んだアーモンドを持参。ドレッシングぐらいは日本風味を出しておくかと思って玉ねぎドレッシング(玉ねぎ、醤油、お酢、ハチミツ、ごま油をフープロにかけただけ)を作ってもっていったけど、けっこう好評で嬉し。


どーん。
皮がもっちもちで美味しい!


これだけでは終わりません。
デザートと一緒にグリューワイン。「グリューワイン持っていくねー」って同僚が言ってたので、グリューワインってアメリカでも売ってるんだぐらいにしか思ってなかったんだけど、なんと手作り!

ワインにシナモン、クローブ、(スターアニスも入れるらしい)、オレンジ(しぼったものと、カットした実)、レモンを投入。


弱火にかけて、お砂糖を追加。ドイツ人すごいなあ。なんでも手作りできるんだなあ。


そして別の奥さんが持ってきてくれた手作りのデザート。トレジョのペストリーの上にレモン汁とレモンピール、バニラエッセンスとクリームチーズを混ぜたクリームをトッピングしたんだって。めっちゃ簡単じゃん!これはマイレシピに加えなくては。


グリューワインを飲んだころにはおなかいっぱいで気持ち悪くなるレベル。
お土産にマウルタッシェンもらってうきうき。

楽しかったー。
「つぎはちりの日本料理教室だね」って言ってたけど、万人ウケする日本料理って一体なんですかね。
「お寿司以外でね」って言われたし、、まあだいたいこっちで言うところのお寿司の作り方なんて知らないけどね。出し巻き、唐揚げ、揚げ出し豆腐、きんぴらごぼう、煮込みハンバーグ、とか?ホッケを焼くとか、、、
お好み焼きやたこ焼きじゃなんかみんなで料理する、って感じじゃないし。
アイデア募集。(と、ビジターのいないブログでつぶやいてみる)

2 件のコメント:

  1. すごい-!キッチンの広さも驚きだけど、ドイツ人ってこんなに料理するんだ-!グリューワイン大好き!冬には欠かせない。色んなレシピが増えていいね。私もお料理がんばろう!

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    1. いやほんとここのアパートはアパートそのものも、周りの環境も素晴らしすぎて、こんなアパートに住めるなんてどんなけ待遇違うんよ(笑)と思ってしまうレベル。うらやましいっす。私もドイツ人てあまり料理するイメージなかったんだけど(語学学校にいた時に日本人の子がドイツ人の家にホームステイしてて、毎日ジャガイモとパンだけで辛いって言ってたのもあり)、この同僚の奥さんはほんと料理好きで、毎日旦那様にいろんな料理を振る舞ってるみたい。ドイツ料理は材料もそこそこ普通のスーパーでそろうけど日本食は難しいわー。

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