2016/04/20

オレンジマフィン / ドイツのベーキングパウダー

唐突ですが

、、、ドイツのベーキングパウダーて膨らまなくね?

キッチンエイドを買ってから、数回マフィンを焼いてるんだけど、とにかく膨らまない。ドイツの小麦粉は中力粉だからなのかもしれないし、アーモンドプードルを混ぜてるのでそのせいかもしれないけど、それにしても膨らまない。アメリカではそういえばマフィンは作ったことなかったけど、日本ではマフィンなんてどれだけ適当につくっても失敗したことなんて一度もないのに。
いろいろ違うブランドを買って試してみたけど、どれも結果は同じ。

で、今日Cに「なんでドイツのベーキングパウダーは膨らまないの?」って聞いたら「僕の奥さんも同じことを言ってた」と。やぱなんか成分が違うんだろうか。
私もいろいろ調べて、クレームオブタータを入れてみたり、量を増やしてみたりしたけど、あまり改善されず。ドイツのベーキングパウダーはアルミニウムが含まれてるのが多いので weinstein(要はクレームオブタータ)から作ったベーキングパウダーを使うべきだということも分かったので、とりあえず買って来た。小麦粉のグルテン量がただでさえも多いから、グルテンフリー。


バター............150g
グラニュー糖.........120g
卵..............3個
牛乳.............120cc
小麦粉............150g
アーモンドプードル......90g  (小麦粉とアーモンドプードルあわせて240g)
ベーキングパウダー......15g
オレンジピール(砂糖漬け)..100g
オレンジの皮.........大1+1/2

私の本来のレシピはベーキングパウダーは9gだけど、かなり量を増やしている。(多分あまり意味ない)
重曹を入れる手もあるかとは思うんだけど、酸の成分がないので(バターミルク使うとか?)とりあえずあまりカスタマイズしない方向で。

バターとお砂糖を練ります。この作業が手だったら大変だけど、キッチンエイドなら超らくちん。うるさいけど。スパチュラのついたアタッチメントが欲しくなる。


バターが練りあがったら、室温にもどした卵をほんとに少しずつ加えて、撹拌、加えて、撹拌を繰り返す。一気に卵をいれると分離してどーにもならなくなる。

オレンジの風味をつけるのに、このセットがよい感じ。
orangen-schalen(オレンジピール)と書かれたものをドライのオレンジピールだと思って、デコレーションに使えるかとおもって試しにかってみたんだけど、粉末状になってたので、粉とあわせて使ってみることに。


ものすごいいい香りがします。
小麦粉と、ベーキングパウダーをあわせてふるったものに、アーモンドプードルもあわせてさらにふるって、オレンジの粉をいれる感じで。


生地に粉 1/3 → 牛乳 1/2 → 粉1/3 → 牛乳 1/2 → 粉 1/3の順で投入してざっくり混ぜ合わせる。
最後の粉と一緒にオレンジピール。計量もしなくていいしすでに刻まれてるのでかなり便利。


アイスクリームスクープでマフィン型に流し込み。
普通だったら「膨らむので型の7分目まで」ってのがマフィンの定番(?)だけど、大目にいれてます


180度のオーブンで25分。
大目にいれてもこんなだよ!!!
マフィントップどころか、、のレベル。


何がいけないのか考えるより、日本からベーキングパウダーを持って来てもらうことにした(笑)
日本のベーキングパウダーでもダメだったら、小麦粉がだめなんだということであきらめよう。
アーモンドプードルなしで試してみたほうがいい気もするけど、アーモンドプードルをいれると味が格段によくなるので、ふくらみを犠牲にしても入れたい。

膨らまないけど、オレンジの風味が豊かで味はかなり美味しいのでお勧め。

0 件のコメント:

コメントを投稿