2016/08/20

Lichterfest im Stadtgrenze

8月というのにすっかり秋の陽気の今日この頃。

ペストリーやパスタサラダでお腹いっぱいになりつつ、一言も理解できないドイツ語のテレビを見ながらだらだらと午後を過ごしていたら、Dから「今日Sとギリシャ料理のレストランに行ってからLichterfest im Stadtgrenzeに行くけど、来る?」とメッセージが来て。「Lichterfest im Stadtgrenzeって何?」って聞いたら、カールスルーエの動物園で年に1回開催されるライトアップのイベントらしい。

「お腹いっぱいすぎるから、ギリシャ料理は無理だけど(ギリシャ料理は量が多いことで有名)、lichterfestへは行きたいな」と返信。
天気が悪かったので不安だったけど、家を出なきゃ行けない時間になったら嘘みたいに雨があがったのでラッキー。ただまたいい時間のトラムがなくて、20分待ちとかだったので、動物園まで歩いて行くことに。もうほんとトラム不便すぎる。

「中央駅のほうにある入り口で待ち合わせね」と言われてたんだけど、動物園にはもちろん行ったことないので、入り口ってどこだろう、、とさまようこと数分。
そしたら駅の真ん前に出てしまって、「??」ってなって「入り口が分からないので駅前で待つよう」とメッセージしてうろうろしてたら、駅の真ん前に入り口があった(笑)知らなかったー。


入場料は7ユーロ。雨上がりの空がキレイ


まだ明るいので、動物園散策。でもさすがに普段の閉園時間を過ぎてるので、動物たちは外にいなくて、見れたのはアザラシと(かわいい)


ペンギン(かわいい)


ホッキョクグマもいるらしいけど、残念ながら見れなかった。
徐々に暗くなってきて、ライトアップがきらきら。クリスマスのライトアップみたいな派手さはないけど、道にキャンドルが並べられてて、全部に火がついてるのがすごいと思った。消えたらだれかがつけ直してるんだろうか。
「この動物園には日本庭園があるんだよ」
と言われて、「えっ、なんで?」って聞いたら、「分かんないけど、笑」って言われたけど、1914年に作られたというけっこう歴史のある庭園らしい。

ほんまや


鳥居とかもあったりして。
「鳥居は人間界と神の世界を区切るゲートなんだよ」と限りなくゼロに近い知識で説明してみたり、笑
今おもったけど、ドイツ語でゲートは Tor. 鳥居は Tori。なんか関係ある?!(多分ない)
ぜんぜん関係ないけど、こないだ背中が痛い(Ich habe Rücken Schmerzen)っていう話をしてた時に、ドイツ語では背中=Rücken なので、「もしかして『リュックサック』ってドイツ語なんじゃないの?!」って思って、Rückenという単語がやっと覚えられたという話は、それほど興味深い話でもない。

お後がよろしいようで。

1927年に狛犬(Steinlöwen)が名古屋からやってきたと書かれていて、「名古屋!」とびっくり。


さすがに雨の後で庭園への道はどろどろだったので、中には入らず。
「日本の神社が恋しくなったらここに来るわ」と(笑)

北緯49度線の目印。下にちらっとうつってる白い線が北緯49度らしい。
石に開いてる穴の中には、同じく北緯49度にある都市の写真がある。パリとか、バンクーバーとか。
なんかちょっと感動。


すっかいり日も暮れて、ライトアップが映えます(何故か鳥居)


「暗くなったら、ボートに乗ろう」と言われていたので、動物園をぐるっと一周したところのボート乗り場へ。
ボートといっても足でこぐ白鳥みたいなやつじゃなくて、自動でうごくやつ。


ボートに乗ってる間、アヒル(か、カモ)がボートについて来てめっちゃ可愛かった。慣れてるんだねー


ペリカンも!!!(しかも大量)


半周約20分ののんびりボート。


派手さは全くないライトアップだったけど、ボート楽しかった!


帰りは歩くのも怖いし、と思ってトラムに乗ったんだけど(DとSがトラムがくるまで一緒に待ってくれた)、トラムに乗る時に、変な仮装をしてる大量の若い酔っぱらいが乗ってて(中央駅でだいぶ降りたけど)、「あ、、、これは、、、」と思って、一番遠い場所に座ったんだけど、途中で乗客(この人もよっぱらい)とその人たちが怒鳴り合いをはじめて(ドイツ語なので何を言ってるか分からない)。ものすごい怖かった。
はやく到着してほしい、、、と願いながら、でもさすがに途中で怖くなって、ZKMで下車して歩くことにした。スニーカー履いててよかった

近くにあるのに一度も行ってないZKMの美術館



最後はちょっと怖い思いをしたけど、楽しかった。誘ってもらえてよかったー!

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