2016/12/06

クリスマスディナー

ドイツ人にとってクリスマス(25日)と同様に特別な日である12月6日。
12月6日は「聖ニコラス」の日で、まあ、よく背景は分からないけど(←調べない、笑)、ドイツ人の子供たちにとってはもともとプレゼントはニコラスさんが運んでくるもので、前日に靴を並べて置くと良い子にはプレゼント、悪い子には黒サンタが来て、処罰を受けるらしい(なまはげ方式)。

閑話休題

そんな聖ニコラスの日に開催されたのは会社のディナーパーティー。
なんかアメリカでもそうだったけど、会社主催のイベント多い。
場所はEigenArt。このレストランはCとランチしてた時に何回か通りかかって「ここはね、いいレストランだけどランチでも1品20ユーロとかするから、客層が違うよ」と言ってた場所。あら楽しみ。

素敵な内装。
アドベントクランツもちゃんと2つ灯ってます。なんとなくこういう宗教的な意味があるものをなんの信仰心もない日本人がやるのは気が引けて私はやらなかったけど、ドイツ人も宗教的な意味はそれほど重視せず、風習だからやってる人も多いみたい。日本人の門松みたいなもんかな


奥の広めのパーティールーム的なところに通される。
会社の人はみんな英語が話せるからドイツ語ができなくても困らないけど、こういうパーティーはどこに座るかで楽しさが変わる(笑)


本日のメニュー。人事の人がお店と相談して決めた4コース構成。メインは、鹿肉、魚、ベジタリアンからのチョイスで、前もって何がいいかを伝えておいたけど、鹿肉と魚が苦手な人がいてベジタリアンメニューを選ぶしかなく、「僕は牛肉が食べたかったよー」と悲しんでいた肉食人も、笑。


まずはスパークリングワインでかんぱい


複雑な味がするクリームチーズのディップが添えられたパン。weckかわいい。このアイデアは頂きだな


パンを食べながら、ドイツワイン。Pfalzの Grauburgunder。美味しかった。
量が減るとすぐに追加で注がれるので、ボトムレス状態(笑)


なかなか前菜が運ばれてこないので、パンを食べ過ぎる。
やっと運ばれて来た前菜のサラダ。これめっちゃ美味しかったな、、、(遠い目)


サラダを食べ終わってさらにかなりの時間が経ってから、2個目の前菜。
セロリと洋梨、ビーツのスープ。
見た目は大変に素敵なんだけど、これはデザートレベルで甘くて(洋梨使ってるから当たり前だけど)半分ぐらいでギブアップ。普通にジャガイモ使ったほうが美味しかったとおもうけどなー。
かなりの人が残してて、ウェイトレスさんが「お味どうでしたか?」ってきいてたけど、みんな「zu süß」て言ってたので、私だけではなかったぽい。
ただ甘いものが大好きなOは「僕はビーツ嫌いなんだけど、これは甘かったから美味しかった!」と言ってたので、好みの問題だね


そしてさらにかなりの時間がたって、やっとメイン。
もうワイン飲み過ぎでかなりのよっぱらい。
私はもちろん鹿を選択しておきましたよ。ハクセ(もも?)とルッケン(背中)肉の2ピースで、付け合わせはポテトの丸めたやつと、赤キャベツをぐだぐだに煮たやつ(←もうちょっと美味しそうな表現はないのかと)


ハクセはちょっとクセがあったけど、ルッケンは美味しかったー。
ベリー系のソースなのか、これも結構甘めの味付け。でも鹿肉に甘めのソースの組み合わせは好き。

そしてやっとデザートに到達
フォンダンショコラみたいなやつに、ベリーのソース、バニラアイス。
お腹いっぱい(っていうかワインでお腹がまんたん)てのもあったけど、私はフォンダンショコラを含めチョコどろどろ系のデザートがあんまり好みじゃないので、けっこう食べるのが大変だった(食べたんかと)


食事が終わっても、まだみんな飲む、飲む、、、。
一人、また一人と去っていき、2列あったテーブルの1列が空になり、席を移動しながらだんだん小さなパーティーになっていき、、、私も別に誰かにのせてもらって来たわけじゃないのに、なぜ私はまだ残るのか。

ワインが全部空になっても、食後酒(シュナップス)とか頼んでるし!
私はシュナップスみたいなアルコール度の高いお酒は飲めないので、頼まなかったけど、「めっちゃ美味しいから試してみなよー」と言われて、ちょっと飲んでみたけど、唇が焼けるかと思った(笑)

結局最後は私を含め5人まで人数が減り、11時半を過ぎたところでやっとお開き。
帰り寒かった(笑)

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