2014/11/15

アメリカの保険選び(2)

渡米する前にわけのわからんまま選んだ保険。

1年間プランは変えられないのかと勝手に思ってたんだけど、どうやらカレンダーイヤー毎の更新らしく、今日は保険会社の人がオフィスにやってきて、プランの説明会。

どうやら2015年からは、いま私が入ってる保険のプランは廃止されて、新規加入ができなくなるとかで(まあ、私たちは既に入っているので問題はないっぽいけど)いろいろめんどくさいね。

私はいま月々25ドルしか払ってないんだけど、日本にいる時はよくわからなかったその金額がどうやって算出されてるかも分かって、ちょっと賢くなった。
しかもビジョンやデンタルには入ってないと思ってたけどちゃんと入ってたらしい。結局ジェネリック薬のプランに入ってるんだけど、月500ドル近い保険額をほとんど会社が負担してくれている、ということも分かって、ちょっとびっくり。(ほんとは負担額は15ドルにも満たないんだけど、25ドルがミニマムの支払額なので、25ドル払ってるってことらしい)

で、さらにFlexSystemというものの説明も受ける。
このプラン(?)に加入すると、年間でいくら掛けるというのを自分で決めることができて、それの金額がクレジットカードみたいなものにチャージされて、対象商品や医療サービスを受ける時にそれで支払うことが出来る、というもの。3月までに使わなかったらそれは掛け捨て。
何が利点なの?っていうところだけど、それは給与控除になることで、控除された金額には税金がかかってこないということ。

たとえばレーシックを今年かならず受ける!と思ってたとしたら、レーシックは保険ではカバーされないけど、レーシック代の2000ドルをこのプランに掛ける(というよりチャージする)と、その2000ドルは給与に対して非課税になる。カリフォルニアは税金が高いから、大きな医療サービスを受ける予定が本気である時は、かなり節約にはなるっぽい。ただ2000ドル払うことには変わりないから、本気で受ける予定がにないなら2000ドルを掛け捨てしてしまう可能性もあるんだけど。

もちろん2000ドルは極論で、別に年間100ドル、とかでもいいみたいで、バンドエイドとか、鎮痛剤、はたまたコンタクトレンズのソリューションなんかも対象なので、定期的に購入する、または受ける予定のある医療サービス分だけチャージしておくことも出来るみたい。病院にいくCoPay分もこのカードで払えるらしいので、病院で定期的にチェック受ける人はそれも非課税になるわけだし。

コンタクトについては非課税になったとしても日本から送ってもらったほうが安いし、レーシックは無理に受ける必要もないし(だいたいそんな余裕はない)、まあ、タイレノールとかOTC薬は買うだろうからちょっとだけ掛けておこうかな、とは思うけど、いろいろ複雑だね。

保険のプランは、まあ今までのままでいいかなと。ちょっとだけいいプランに入るといきなり自己負担が100ドルこえるしな。

ほんのちょっとだけ賢くなった一日。

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