2014/11/26

アプフェルシュトルーデル(1)ー 練習

サンクスギビングの長い週末。

初日は同僚の家におよばれで「デザートをお願いしまーす」ってことだったので、最初はロールケーキでも焼いて持っていくか、って思ってたんだけど、「サンクスギビングっぽくりんごを使ったデザートがいいかな」って言われたので、「じゃあアップルパイ焼いていくね。昔アメリカ人の英語の先生からもらったレシピがあるから。それかもうちょっとアプフェルシュトルーデルぽい感じのにしてもいいよ」って言ったら、「おまかせするよ」って最初は返事がきたんだけど、ちょっとしてから「P(←この人が私の同僚)がアプフェルシュトルーデルだったらいいなって言ってた。もしアプフェルシュトルーデルつくってくれたら、ちりは彼のヒロインよ!でもこれは私たちの秘密ね(笑)」ってメールがきたので、アプフェルシュトルーデルに決定。

しかしアプフェルシュトルーデル、ドイツで食べたことはあるけど当然作ったことない(笑)。
そんな状態でドイツ人、しかもアプフェルシュトルーデル好きの家持っていくなんて恐れ多いなと気づいのは言ってしまってから。これって日本人の家に呼ばれて「じゃあいなり寿司つくっていくね」ってアメリカ人が言うようなものかしら(多分違う)

まあでも言ってしまった手前持っていかなくてはいけないので、レシピをリサーチ&ドイツ人の友達に「シュトルーデルの中にいれるものって、りんごとレーズンでいいんだよねー?」と聞いてみたり。
多分中身はアップルパイと同じようなもの(確信はないけど)だから大丈夫そうだけど、問題はパイ生地だ!

ということで1度練習しとこうという結論に。

そういえばりんごの種類もよーわからんじゃないかということに気づいた。
とりあえう選択肢もすくないので、青りんごなら間違いないかとグラニースミスを購入。


りんごのサイズが小さいから、むくのが大変だよママン、、、


生地(シュトルーデルタイク)。
小麦粉150、水70cc、卵黄1個、サラダ油10g、塩ひとつまみ、アップルビネガーを少々。
20分ぐらいこねて、表面に油を塗って1時間ほど室温で休ませた。


打ち粉をした布の上でひたすらのばしていく。めん棒では限界があるのでひととおり広がったらあとは手でのばして行くのが伝統的なやりかたらしい。下に柄のある布地をひいて、その柄がはっきり透けて見えるぐらいにのば、、したいんだけど、生地が固くてあまりのびない。これは改良しないと、、、


フィリング(フュルンク)はりんご、レーズン、砂糖、シナモンと、パン粉+アーモンドプードル。子供もくるのでラム酒はなし。


焼きは200度で40分で試してみる。


できました。

が、全く美味しくないです。まず生地が厚すぎる。口当たりが大変に悪い。
あとフィリングの甘さが足りなさすぎて、なんともぼやけた味。パウダーシュガーふったけどそれでも甘さがたりない感じ。たぶんりんごが全然甘くなかったせいだと思う。

練習しといてよかった、、、が俄然不安になってきた(笑)

【改良すべき点】

  • 生地はもっとやわらかくするために水増量
  • さらに生地は前日につくって1晩ねかせよう
  • フィリングのお砂糖の量を(かなり)増やす
  • フィリングのパン粉の量をへらしてアーモンドプードルの量を増やす
  • バターは無無塩をつかったけど、少し塩気があったほうが風味的にも良さそう
  • バターの量を増やす
  • 焼き時間をもうすこし短く
  • 底の水分が抜けきらないのでシルパットは使わない



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