2014/01/10

POEditで翻訳メモリ

ここ1年ほど、UI翻訳とかWEBのコピーの翻訳とかも、自分の仕事の範疇じゃないことをマルチにやってるんだけど、翻訳やプルーフに関わるととにかく気になるのが、翻訳の一貫性のなさ。
同じコンテキストで同じ文言が全く違う日本語に訳されてたり、ナビゲーションとブレッドクラムがあってなかったり、「xxというボタンをクリック」って翻訳してるのに、ボタンのラベルは「yy」って訳されてたり、hard discをハードディスクって訳したりハードドライブって訳したり、数えたらきりがない。

会社で使ってる翻訳ツールは、私が関わるようになってから今までのいいかげんな使い方に我慢できなくなって、ドイツのチームの人にすごい協力してもらい、長い時間と手間をかけて、やっと改善の兆しが見えてきたんだけど、そしたら今度はそのツールを使わない翻訳の依頼が入るようになり。(まあ、翻訳自体は私がやりたいと言ったんだけど。製品のことを知らない人が訳したものをプルーフするぐらいなら、私が最初からやった方が早いし間違いがないから)例えばいらないアトリビュート全部入りxmlファイルとか、wordファイルだけ、とか。

wordとかで翻訳依頼が来るのは普通なのかもしれないけど、もらうテキストは何のラベルがついてるわけでもないので、翻訳したものをまたwordで納品して、その言語が分からない人が、どうやってそれを利用するんだろっていつも不思議なんだけど。(入れる位置だってわからなくない?)

最初のうちは何個も何個もファイル開いて相互参照して、前に使った表現を探してやってたんだけど、さすがにメインの仕事じゃないのにこれを続けるのは無理、と思って、ローカルでだけどOmegaTを使い始め、だいぶ翻訳はやりやすくなって、翻訳メモリも結構構築されてきた、と思ったら今度はPOファイルで翻訳依頼が来たよ、、、

OmegaTでPOファイルを開いて翻訳することは出来るんだけど、そうするとセグメントのプロパティに埋め込まれてるソースのリンクとか分かんないし(見れるのかもしれないけど、使いこなせてないからわからぬ)ページ毎にソートもかけれないし、どうにかOmegaTで構築した翻訳メモリファイル(tmx)をPOEditにインポートできないか、、、と探してみたけど、さすがに半日で翻訳をしあげなくちゃいけなかったので調べている時間も足りず、OmegaTで文言サーチしながら、POEditで翻訳する、という方法を取るしかなかった。

なんか、すごく不完全燃焼。また時間のあるときに異なるツール間で翻訳メモリを共有させる方法を模索してみよ、、いつそんな時間あるかね

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追記
結局OmegaTの翻訳メモリファイルをPOEditで読み込み、POEditで翻訳が終わったあとはまたそれをOmegaTで読み込んで、、、ってやってたんだけど、そしたら翻訳メモリに重複エントリが山ほどできてしまった。めんどくさいな、、、

1 件のコメント:

  1. To successfully manage the translation of software strings, you can also use this intuitive and collaborative online localization tool: https://poeditor.com/

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