2016/11/15

銀行口座

ドイツに来てもうすぐ1年、8ヶ月以上もの間ビザが全然取れなかったりでいろいろ不便があったけど、その不便の1つが、銀行口座が開けなかったということ。銀行口座を開くには、だいたい長期滞在許可が必要で、長期滞在許可と就労ビザを持っていなかったころは、銀行に行っても断られることが多々。
特にアメリカが関わると、さらに面倒が増える。(FATCAとかの関係で)。

ドイツに来て普通の銀行では口座が開けなかったので、すぐにN26というインターネット銀行で口座を開いて、ここはかなり長期滞在許可がなくてもカンタンに開けたし、全てのやりとりが英語で出来るので、とりあえずアメリカからの送金やらなんやらで困ることはなかったんだけど、ここの銀行のデビットカードはいわゆるドイツの「ECカード」「girocard」と呼ばれているものとは互換性がない

SheckinとかREWEとかのスーパーで使うのにはトラブったことは一度もないけど、Edekaや、アポテケ、うちの近くにある小さなスーパー(置いてある商品を見るとREWE系列の気はするけど)では「ドイツのECカードしかダメです」と言われて使えないのが地味に不便で。
もちろん現金を持ち歩けばいいんだけど、N26もしばらく前から月5回までしか現金の引き出しの手数料が無料じゃなくなってしまったのもあったし(大金を持ち歩きたくないけど、ランチは現金しか使わないので現金をそれなりにマメに引き出す必要があるので、割と大きめの金額が出て行く買い物には使いたくない)、貯蓄口座もないので、もう一個銀行口座をひらきましょー、と前に一度長々とやり取りをしたあと断られたING DiBaで銀行口座開設に再挑戦。

ING DiBaはN26と違って「ドイツ語だけ」のサービス。アメリカにいる時に英語で問い合わせしたら「ドイツ語以外でのお問い合わせは受け付けていません」という冷たい返答をもらった苦い経験、笑。
ただ、口座の管理費もいらないし、オンラインでのいろいろな処理にも手数料がかからないし、現金の引き出しにも手数料がかからないのは魅力。まあ、基本オンラインの手続きはgoogle翻訳があればなんとかなる。

オンラインでフォームを記入して、それを申込書をプリントアウトして、郵便局でのID確認をするついでに申込書と必要書類を郵送(郵便局のおじさんが優しくて、「同じ住所に送るんだまとめちゃうから切手代いらないよ」とまとめてくれた、けどサインし忘れて結局もう一度送る羽目になったけど、笑)。申し込み書の他に必要だったのは

  • 直近1ヶ月の給与明細のコピー(Letzten Lohn- oder Gehaltsabrechnung)
  • 長期滞在許可カード(Aufenthaltstitles)の表裏コピー
特に住所登録のコピーとかは必要なかったけど、就業許可が取れてからドイツの会社に正式に移籍して、最初の給与明細をもらうのに1ヶ月かかるから、給与明細をもらった後で申し込んだのはタイミングがよかった。

で、先日スターターパケットみたいなのが届いて、ようやく銀行口座が開けたのかな?みたいな感じで。
そして今日カードが届いた。VISAカードと、girocard。


正直分からないのが、giroカード = ECカードなのかってこと。調べてみたけど、一緒だよーと言ってる人と、厳密には違うって言ってる人がいてよくわからない。
まあ、使ってみれば分かるから、こんどECしかダメって断られた場所で使ってみようと思う。

しかし長期滞在やビザがあればドイツ語がわからなくてもそれなりにスムーズにことがすすむ。
まだPINが届かないのでカードは使えないけど。普通口座が使えるようになったら、まずは給与振込を変更して、(キャンペーン中で、11末までに口座を開設して、4ヶ月以内に1,000ユーロ以上を給与振込口座として2ヶ月以上振り込めば、75ユーロもらえる、笑)次は貯蓄口座の開設だー。
貯蓄するお金はないんだけど、笑

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