2016/11/23

豚こまつくるよ

お肉カウンターでお肉を買うことは出来るようになってきたけど、何しろまだ部位もよく分からないし、とにかくドイツのお肉はいろんな意味で敷居が高い。
トンカツをしたければシュニッツェル用のお肉を買えばいいけど、脂は全くついてないし、他の部位はもれなく骨がついてくるし、鶏ももに関してはポロフィーノを買えば、骨なしが手に入ることも分かったけど、結局皮に毛が生えてて、皮を残したまま調理できないし、、、なんていうか、、全てが大雑把でワイルド。

アメリカでも薄切り肉がなくて、包丁で苦労して切ってたけど、ドイツでもそれは同じで、薄切り肉についてリサーチすると、「お肉屋さんで切ってもらう」という方法と、「スライサー(か包丁)で自分で切る」という方法しかないみたい。
同僚の日本人の人(ドイツ語ぺらぺら)にも聞いてみたけど、「スライサーも持ってるけど、お肉屋さんで切ってもらうほうが楽だからもうずっと使ってない」って言ってて。「しゃぶしゃぶする時みたいに沢山切って欲しい時は前日に頼んだほうがいいわよ」と。
お肉屋さんで切ってもらうのはかなーり敷居が高い(頼み方は教えてもらったけど)し、包丁で切るのもほんとめんどくさいし、、、ということで、アメリカでもちょっと考えたスライサーの購入に踏み切った。

買ったのはジーメンスのスライサー。アメリカでは安いのでも100ドル以上したけど、これは34ユーロだったので、まあ、失敗してもいいかーぐらいの感じで。

Siemens MS4000B

また近所の人に迷惑をかけちゃいけないと思って、会社に届くようにしてたんだけど、あまりに軽くてちょっとびっくり。箱も小さいし。


下の台が折り畳めるようになってし、コードも底に巻く場所があるので小さく収納できるけど、プロテクターは別に収納しなくては行けないので、それなりに邪魔。


外せるパーツは全部外して綺麗に洗って、さらにアルコール消毒。
刃も外せるようになってるけど、たっぷりグリースがついてて、大丈夫なんだろうかこれ、、笑

お肉はとりあえずパック入りバラ肉を買った。もちろん皮付き、軟骨付き。あー、もう。
皮はスライサーで取り除けるけど、軟骨は無理なので包丁で取り除いた。
この1パックで3ユーロぐらいするので、高い豚こまだなあ、笑
ドイツはお肉が安いと聞いてたけど、アメリカに比べたら全然安いイメージがない。


お肉は1時間ほど冷凍して切りやすく。スライサーは限りなく0にちかい目盛りで切ってみる。
電源の入れ方がよくわからなかったけど、ロックボタンを押しながら電源を押さなきゃ行けないので、片手が完全にふさがる(そしてこっちの手ではお肉が触れない)のはちょっと不便。安全のためなんだろうけどね。


うをー。けっこう薄く切れる。豚こまらしい豚こまが出来た。日本ではなんでも肩ロース派だったのであまりバラを使うことなかったけど、豚こまはこれくらい脂があったほうがいいかも。
ただ、薄切り肉など必要のないドイツの人はスライサーで生肉を切ることなんてないので(ハムは切るみたい)、すき間に生肉の破片が挟まったのを綺麗に洗えるとかそういう構造になってないので、切ったあとのスライサーの掃除が結構大変。

これは週末とかにまとめて肉を切って冷凍する感じにしないとだなー。
でもけっこう薄く切れることが分かったので、豚しゃぶや、ふつうのしゃぶしゃぶも、そして牛丼やハッシュドビーフとかも普通にできそう。しかしそういう料理に使う部位ってどこなんだ?

楽しいけど、お肉も凍らせないと綺麗に切れないし、薄切り肉が欲しいって思ってすぐ手に入るものではないので、いろいろめんどくさい(←基本めんどくさがり)なとも思う、笑。

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